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2009/03/03(火) ソーシャルワーク論・web講座8「ソーシャルワーカーの専門性」
2章2節 ソーシャルワーカーの専門性の構造 
◆SWの専門性を構成するもの
<ポイント>
 ソーシャルワーカーが行なう援助活動は、@価値=専門職の価値と倫理、A知識=専門的な知識、B技術=専門的な技術・技能に根差している。
 この三つの調和が保たれなければならない。
<解説>
 社会福祉援助活動の専門性を構成する基本的要素には,専門職としての価値と倫理、知識、技術・技能の三つがある。
 社会福祉援助活動の価値という場合,専門職としての共通の価値基盤のみでなく,当事者の価値観はもちろん,個々の専門職者の価値観,社会の価値観などを十分に視野に入れなければならない。今日の価値の多様性の認識と,その関係性のあり方は,社会福祉援助活動を行っていくうえで非常に重要な実践課題となってくる。

2−1 専門職の価値と倫理
<ポイント>
 ソーシャルワークの価値や基本原理を支える背景思想とは、「平等主義・機会均等の思想」(ノーマライゼーションの思想)、「社会連帯の思想」(予定調和的原則)、「民主社会の思想」(民主主義の擁護、人道主義の擁護)の3つがあげられる。

*専門職の価値とは、理想的な人間観、社会観を集約したものである。倫理とは、価値や理想から導かれる専門職としての行動の指針と規範である。

*人間は平等であり,尊厳ある存在として尊重されなければならない。
*人間は自己実現の権利を有し,社会はそれを助けなければならない。
*自己決定、プライバシーの尊重。

<解説:国際定義から>
 ソーシャルワーカーは、人道主義と民主主義の理想から生まれ育ってきたのであって、その職場上の価値は、すべての人間が平等であること、価値ある存在であること、そして、尊厳を有していることを認めて、これを尊重することに基盤を置いている。ソーシャルワーク実践は、一世紀余り前のその起源以来、人間のニーズを充足し、人間の潜在能力を開発することに焦点を置いてきた。
 人権と社会正義は、ソーシャルワークの活動に対し、これを動機づけ、正当化する根拠を与える。ソーシャルワーク専門職は、不利益を破っている人びとと連帯して、貧困を軽減することに努め、また、傷つきやすく抑圧されている人びとを解放して社会的包含(ソーシャル・インクルージョン)を促進するよう努力する。ソーシャルワークの諸価値は、この専門職の、各国別並びに国際的な倫理網領として具体的に表現されている。

◆補足:ソーシャルワークの基本的価値前提
 ブトゥリムは,ソーシャルワークの基本的価値前提として,@人間尊重,A人間の社会性,B変化の可能性の三つをあげている。ブトウリムによれば,これらはソーシャルワークに固有の価値とはいえないが,ソーシャルワークに不可欠な価値である。

2−2 専門的な知識
<ポイント>
*ソーシャルワーカーに必要な専門知識 
・ミクロ的知識=人間・援助対象者の心理・行動等の知識、援助対象者(高齢・障害・児童・貧困・女性・外国人等)の知識

・メゾ的知識=実践現場の地域・機関・施設等の知識、実践領域の法律・制度・政策・理論等の知識

・マクロ的知識=社会福祉の歴史・医学・法学・社会学・心理学・介護・リハビリテーション等の知識
<解説>
・ミクロ的知識:利用者の心理や行動などを理解するための知識と、自分の業務体験からの知識も必要とされる。自らの実践体験から教訓を抽出して知識を得ることは重要である。

・メゾ的知識:医療・保健・福祉・教育・住宅など社会的なサービス・制度の目的や理念,受給要件,提供されるサービスの量と質,利用可能性,利便性など、これらの社会的サービスの知識が必要とされる。それは単に一般的な知識でなく,実務的な情報でなければ,実践に活用できない。

・マクロ知識:利用者をより深く理解するため。また、関連専門職を理解し、連携するために必要である。
援助技術・方法の「モデル」は現実に適用するには修正が必要なものもある。援助者は,単に経験則に基づいて業務を遂行するのではなく,体験から知識を抽出するためにモデルを活用することで,より普遍性のある知識と技能を獲得できる。また,業務体験から知識を抽出する作業は,自らの業務と技能を振り返ることである。このような作業の集積が,社会福祉専門職の専門性を高める。

◆国際定義より
 ソーシャルワークは、特にソーシャルワークの文脈でとらえて意味のある、地方の土着の知識を含む、調査研究と実践評価から導かれた実証に基づく知識体系に、その方法論の基礎を置く。ソーシャルワークは、人間と環境の間の相互作用の複雑さを認識している。そして、人びとの能力が、その相互作用に対して働く様ざまな力一それには、生体・心理社会的要因が含まれるーによって影響を受けながらも、同時にその力を変えることができることをも認識している。ソーシャルワーク専門職は、複雑な状況を分析し、かつ、個人、組織、社会、さらに文化の変革を促すために、人間の発達と行動、および社会システムに関する理論を活用する。

◆補足:知識の必要性・現代の社会福祉援助技術の潮流
現代の社会福祉援助活動の特徴とは,
@方法の拡大(ミクロ−メゾ−マクロの方法),
A方法の多様化(多様な理論モデルとその実践方法の登場),
B方法の統合化(共通基盤の明確化,ジュネリック・ソーシャルワーク論の構築),
Cシステム理論と生態学の導入,
D「医学モデル」から「生活モデル」へ(社会福祉援助関係の転換),
Eサポートネットワーク,
F専門的援助と非専門的援助の関係,などがあげられる。


<こちらも学習にご活用下さい。>
■公的扶助論(生活保護制度)web講座
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/9517/1225585731/

■社会福祉の歴史 web講座
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/9517/1226020506/


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