|
2009/02/04(水)
社会福祉原論(旧科目名)練習問題
|
|
|
<解答は画面下方に表示されますので、ご注意下さい。>
問題1 社会福祉法に規定される社会福祉事業の分類と具体的なサービスの組み合わせとして、次のうち誤っているものを一つ選びなさい。
1 保育所を経営する事業 ……… 第二種社会福祉事業 2 老人短期入所事業 ‥‥… 第一種社会福祉事業 3 軽費老人ホームを経営する事業 ……… 第一種社会福祉事業 4 介助犬訓練事業 ……… 第二種社会福祉事業 5 母子生活支援施設を経営する事業 ……… 第一種社会福祉事業
問題2 「社会福祉士及び介護福祉士法」の規定に関する次の記述のうち、正しいものに○、誤っているものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。
A 社会福祉士でない者が社会福祉士の名称を用いてはならない。このような規定を「名称独占」という。 B 医療ソーシャルワーカーは社会福祉士の有資格者でなければならない。 C 社会福祉施設で生活指導員・生活相談員として勤務する者は社会福祉士の有資格者でなければならない。 D 社会福祉士には、「信用失墜行為の禁止」や「秘密保持(守秘)義務」等が課せられている。 《組み合わせ》 A B C D 1 ○ ○ × × 2 × ○ ○ × 3 × × × ○ 4 ○ × × ○ 5 ○ × ○ ○
=========================
<解答> 問題1 答2 2 × 誤り 「短期入所事業」は第二種社会福祉事業に含まれる。 福祉士養成講座編集委員会「新版 社会福祉士養成講座 社会福祉原論 第2版」2003 中央法規出版 P94参照。
問題2 答4 A ○ 正しい B × 、C × 職種に関わらず、社会福祉士は「業務独占」ではない。 D ○ 正しい 前掲テキストP256等を参照。
<ポイント解説> *社会福祉士 1987年の「社会福祉士及び介護福祉士法」により創設された社会福祉専門職の国家資格である。業務の適正を図り,もって社会福祉の増進に寄与することを目的」としている。 この法律において社会福祉士は,「社会福祉士の登録」を受け,「社会福祉士の名称を用いて」,「専門的知識及び技術をもって,身体上若しくは精神上の障害があること又は環境上の理由により日常生活を営むのに支障がある者の福祉に関する相談に応じ,助言,指導その他の援助を行うことを業とする者」と定義されている。 資格取得は,福祉系大学や社会福祉士指定養成施設の卒業し、国家試験の受験資格を得た後,社会福祉士国家試験に合格し,指定登録機関に所定の登録手続を行うことによりなされる。 社会福祉士には,その業務の性格上,信用失墜行為の禁止,秘密保持義務,医療関係者等との連携が義務づけられており,高い職業倫理が要求されている。
<こちらも学習に活用して下さい。> ■公的扶助論(生活保護制度)web講座 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/9517/1225585731/
■社会福祉の歴史 web講座 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/9517/1226020506/
|
|
|