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2009/02/19(木) ソーシャルワーク関連科目・練習問題&ワンポイント
*ソーシャルワーク関連科目 練習問題(社会福祉援助技術論、精神保健福祉援助技術論)
 解答は下方に表示されます。ご注意ください。

問題12 国際ソーシャルワーク連盟(lFSW)の"ソーシャルワークの定義"の「価値」の文章(一部)について、空欄 A、B、Cに該当する語句の組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。

「ソーシャルワークは、人道主義と< A >の理想から生まれ育ってきたのであって、(略)これを尊重することに基盤を置いている。
(中略)
 人権と< B  >は、ソーシャルワークの活動に対し、これを動機づけ、正当化する根拠を与える。ソーシャルワーク専門職は、不利益を被っている人と連帯して、貧困を軽減することに努め、また、傷つきやすく抑圧されている人々を解放して< C  >を促進するよう努力する。

《組み合わせ》
   A        B           C
1 個人主義  新自由主義  ソーシャルエクスクルージョン
2 民主主義  社会正義   ソーシャルインクルージョン
3 民主主義  女性解放   ソーシャルインテグレーション
4 社会主義  社会連帯   ユニバーサルデザイン
5 社民主義  社会改良   ベーシックインカム

問題13 次のうち、「非言語コミュニケーション」に該当しないものを一つ選びなさい。
1 表情
2 声の抑揚
3 服装
4 相手との距離の取り方
5 手話による会話

問題14 日本ソーシャルワーカー協会の倫理綱領の内容と、その解説に関する次の記述のうち、正しいものの組み合わせを一つ選びなさい。

A ソーシャルワーカーは、同僚や他の専門職業家の貢献や業績を尊重し、自己や同僚のサービスの効果、効率について常に検討し、援助方法の改善向上に心がけなければならない。
B クライエントの自己実現の権利は、無制限に認められる。それは、法に触れる場合や、他人の権利を侵害する場合、自傷他害の場合も認められる。
C ソーシャルワーカーは、自らの所属する機関・団体の業務等を改善・向上していくために常に努力し、責任者に提言するようにしなければならない。
D ソーシャルワーカーは、同僚や他の専門職業家との間に職務遂行の方法に差異があることに気づいたときは、その相手を徹底的に糾弾し、いかなる場合も、自らの職務遂行方法と異なるものを容認してはならない。
《組み合わせ》
1  A  B
2  A  C                 
3  A  D
4  B  C
5  C  D

==========================
<解答>

問題12 正答2
Aは民主主義、Bは社会正義、Cはソーシャル・インクルージョンが該当する。

問題13 正答5
手話による会話は「言語コミュニケーション」に含まれる。

問題14 正答2
A,Cが正しい。
B× クライエントの自己実現は無制限ではない。
D× 正しくは「同僚や他の専門職業家との間に職務遂行の方法に差異があることを容認するとともに、もし相互批判の必要がある場合は、適切、妥当な方法、手段によらなければならない。」

<ポイント解説>
*コミュニケーション
 何らかの記号,情報などを媒介にして,意思や意味のある事柄を相互に伝え合い,理解しあうことである。
 対人援助の場面では,援助者は利用者が言語で表出した感情や情報だけではなく,表情や身振り,視線,態度などの非言語・ノンバーバル・コミュニケーションにも注目して相互に信頼関係を結ぶ。さらに,傾聴や共感的理解といったコミュニケーション技術を活用して,利用者自身が課題を明確化し自らの能力を最大限に活用して問題解決ができるよう働きかける。

*ノンバーバル・コミュニケーション
 ことばを直接には用いないコミュニケーション形態で,身振り,姿勢,表情などの身体動作から,空間意識や接触行動,化粧や服装などにまで及ぶ。意図的,意識的な言語コミュニケーションとは対照的に無意図的,無意識的な色彩が濃いが,対人関係において相互の感情状態を判断したり,パーソナリティや社会的地位に関する情報を交換する積極的機能も果たす。言語コミュニケーションを円滑にし相互理解を深める補助手段としても重要である。

<参考リンク>
*精神保健福祉士法
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H09/H09HO131.html


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