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2009/02/18(水)
ソーシャルワーク関連科目・練習問題&ポイント
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*ソーシャルワーク関連科目 練習問題(社会福祉援助技術論、精神保健福祉援助技術論) 解答は下方に表示されます。ご注意ください。
問題9 次の文章の空欄 A・B・Cに該当する語句の組み合わせとして、正しいものを一つ選びなさい。 ソーシャルワーカーの行うあらゆる活動は、専門職< A >と< B >、専門的な知識、そして専門的な< C >に根差している。このうち、専門職の< A >とは理想的な人間観・社会観を集約したものであり、< B >とは「〜するべき」「〜してはならない」などの行動指針と規範である。 《組み合わせ》 A B C 1 道徳 価値 技術 2 価値 倫理 技術 3 倫理 価値 美術 4 価値 理想 芸術 5 価値 方針 綱領
問題10 社会福祉援助技術の分類と技術レパートリーの組み合わせとして、次のうち誤っているものを一つ選びなさい。
1 ケースワーク……………………直接援助技術 2 グループワーク……………………間接援助技術 3 コミュニティワーク………………間接援助技術 4 スーパービジョン…………………関連援助技術 5 ケアマネジメント…………………関連援助技術
問題11 マズローのヒューマン・ニーズの階層(五段階欲求説)に関する次の文章の空欄 A,B,Cに該当する語句の組み合わせとして、正しいものを一つ選びなさい。
第一の階層に位置するのは「生理的ニーズ」で、第二の階層は< A>ニーズ、第三の階層は< B >ニーズ、第四の階層は< C >ニーズで、第五の階層は「自己実現のニーズ」である。
《組み合わせ》 A B C 1 経済的 安全・安定の 所属・愛情の 2 安全・安定の 所属・愛情の 自尊の 3 安全・安定の 経済的 所属・愛情の 4 安全・安定の 経済的 自尊の 5 所属・愛情の 安全・安定の 自尊の
======================= <解答>
問題9 正答2 Aは価値、Bは倫理、Cは技術が該当する。 <テキストP44から参照>
問題10 正答2 2 × グループワークは「間接」ではなく、「直接」援助技術に含まれる。
問題11 正答2 マズローの人間の(ヒューマン)ニーズの階層には、「経済的ニーズ」は存在しない。
*ワンポイント マズローMaslow, Abraham Harold (1908-70) アメリカの心理学者で,欲求段階説の提唱者として知られる。人間の欲求・動機を階層構造として捉え,生理的欲求,安全欲求,社会的欲求,尊敬欲求,そしてその頂点に自己実現があるとし,低次元の欲求が満たされてはじめてより高次元の欲求の満足が求められるという考え方を提示した。 病理現象を扱う傾向の強い旧来の心理学へのアンチテーゼとして,人間の成長性・全体性・創造性を強調した心理学を提唱。彼の理論は,人間の動機づけに関する経営論にも大きな影響を及ぼした。[主著]Motivation and Personality, 1954 ; Toward a Psychology of Being, 1962.
*自己実現 自己実現とは,ある個人が自分の能力や可能性をあますところなく発揮し,その結果としての創造的活動,自己の成長を望む欲求をさす。また自己実現は,哲学や思想の領域でも扱われる概念であり,その包含するものは領域によって広くさまざまである。
<参考リンク> 「自己実現理論」: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E5%B7%B1%E5%AE%9F%E7%8F%BE%E7%90%86%E8%AB%96
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