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2008/08/17(日)
受験対策・医学一般・練習問題
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*受験対策・医学一般・練習問題 <解答は、各問題の下方に表示されます。ご注意ください。>
問題63 脳血管障害に関する次の記述のうち,適切なものに○,適切でないものに×をつけた場合,その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。 A 脳出血(脳内出血)は、基底核部に好発する。 B 脳梗塞は、加齢により発症が増加する。 C くも膜下出血の頭痛は、発症後二、三日でピークに達する。 D 頭部外傷は、慢性硬膜下血腫の原因となることがある。 (組み合わせ) A B C D 1 ○○○× 2 ○○×○ 3 ○××○ 4 ×○○× 5 ××○○
======================= <解答>
問題63 解答 2 A ○ 脳出血(脳内出血)は、大脳の基底核部で起きやすい B ○ 加齢により脳の血管も詰まりやすくなる C × くも膜下出血の頭痛は発症後すぐ。 D ○ 慢性硬膜下血腫というのは、硬膜とくも膜のあいだに、頭部外傷が起こったときなどに出血した血液がかたまり大きくなる状態のことをいう
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問題64 糖尿病に関する次の記述のうち,正しいものに○,誤っているものに×をつけた場合,その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。 A 三大合併症とは、腎症、網膜症、末梢神経障害である。 B 自覚症状がなければ薬物療法は適用にならない。 C 生活習慣病とされるのは1型である。 D 生活習慣病を改善しても、遺伝的素因のある人は発病を免れない。 (組み合わせ) A B C D 1 ○○×× 2 ○×○× 3 ○××× 4 ×○×○ 5 ××○○
============================= <解答>
問題64 解答 3 A ○ B × 糖尿病は、自覚症状がないことが多い。自覚症状がなくても糖尿病では薬物療法は必要。 C ×糖尿病にはT型、U型があり、T型は若者に多いインスリン依存型、U型は中年に多いインスリン非依存型。U型は食事習慣や運動不足がリクスになるので、生活習慣病とされるのはU型である D × 遺伝的要素は確かにあるが、生活習慣を見直すなどで予防できる病気でもある。
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問題65 疾患とその特徴に関する次の組み合わせのうち、誤っているもの一つ選びなさい。 1 変形性膝関節症 →痛覚鈍麻 2 緑内障 →眼圧の上昇 3 メニエル病 →回転性めまい発作 4 血友病 →血液凝固因子の欠損 5 バセドウ病 →頻脈
========================= <解答>
問題65 解答 1 1× 変形性膝関節症は関節の老化現象でおきるが、痛みが鈍麻ということはなく、痛みは激しい。 2 ○ 緑内障になると眼圧上昇 3 ○メニエル病は、めまいが特徴。特徴は回転性めまい発作、難聴、耳鳴 4 ○ 血友病は、血液凝固因子の欠損で、血が出てもかたまりくくなる 5 ○ バセドウ病は甲状腺の自己免疫疾患。症状の特徴は発汗・頻脈・眼球突出など
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問題66 疾患等に関する次の組み合わせのうち、因果関係のないものを一つ選びなさい。 1 大腸癌 →腸閉塞 2 肝硬変 →食道静脈瘤 3 高尿酸血症 →痛風 4 前立腺肥大症 →尿管結石 5 胃潰瘍 →ヘリコバクター・ピロリ
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問題66 解答 4 1 ○大腸癌が進行すると腸内腔を狭くしてしまい、腸閉塞を併発する。 2 ○肝硬変では、肝臓内の血流が悪くなり、食道粘膜下の静脈がかたまり食道静脈瘤ができやすい。最悪、静脈瘤が破裂して、出血死することがある。 3 ○尿酸値が高いと尿酸の結晶(針のような)ができ関節内に沈着し、激痛をもたらす 4 ×前立腺肥大症により様々な排尿障害をおこす。尿路結石は腎臓結石が尿管へ移行し激しい痛みをもたらすものであるが前立腺肥大症とは直接関係がない 5○ 胃潰瘍にはピロリ菌も関係している
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