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2008/12/06(土)
ソーシャルワーク関連科目・練習問題<受験支援セミナーの復習>
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「援助技術論」スーパービジョンについて <MGU 福祉士受験支援セミナーの復習問題> 8 問題1 スーパービジョンに関する次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。
A スーパービジョンは、新人のワーカーや実習生に対してのみ行われるものであり、熟練した援助者にはスーパービジョンの必要性は無い。 B スーパービジョンの三つの機能のうち、最近は「支持的機能」への関心が高まっている。 C スーパービジョンは、スーパーバイジーが援助に困難を感じているときのみ行われるものであり、スーパーバイジーの希望がなければ行われることはない。 D 施設や機関などの職場内で職場の上司(先輩)が新人スタッフに対して行うものだけがスーパービジョンであり、職場外での研修などはスーパービジョンとは明確に区別される。 (組み合わせ) A B C D 1 ○ ○ × × 2 ○ × ○ ○ 3 × ○ × ○ 4 × ○ × × 5 × × ○ ○
問題2 スーパービジョンに関する次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。
A 通常のピア・スーパービジョンとは、スーパーバイザー同士が互いに事例を出し合ってスーパービジョンを行うことである。 B ライブ・スーパービジョンでは、ロールプレイングを活用することが多い。 C グループ・スーパービジョンは、グループを活用してスーパーバイジー同士の相互作用による質的な向上を目指すものであり、その過程は集団援助技術の過程とほぼ同じである。 D 個別スーパービジョンでは、スーパーバイザーはケースワークと同じような面接技法を用い、また、スーパーバイジーの援助記録をもとにディスカッションが行われることもある。 (組み合わせ) A B C D 1 ○ × × ○ 2 × ○ × ○ 3 × × ○ ○ 4 ○ ○ × × 5 ○ × ○ ○
問題3 スーパービジョンに関する次の記述のうち、適切なものの組み合わせを一つ選びなさい。
A スーパーバイジーが作成した面接の過程記録を用いて、担当事例についてスーパーバイザーとともに(一対一で)検討することをピア・スーパービジョンという。 B 個別スーパービジョンでは、スーパーバイジーの自己覚知を促すことも重要である。 C 実習先で学生の側に実習指導者がつき、一緒に利用者とかかわるものを「実習指導スーパービジョン」という。 D ライブ・スーパービジョンでは、スーパーバイザーとスーパーバイジーが一緒に参加してケースに対応する。 (組み合わせ) 1 A B 2 A C 3 B C 4 B D 5 C D
============================== <解答>
問題1 正答4 A× 授業で説明。熟練した援助者にもスーパービジョンの必要性がある(ルーティン化、名人芸化、融通がきかない等)。 B ○ 正しい。 C× 授業で説明。困難時に限らず、継続的に行われることもある。 D× 「職場外」のスーパービジョンは、ほとんどは、「一対多数」の研修会等の形をとる。 *テキストp.368から参照
問題2 正答3 A× (スーパーバイジー)ソーシャルワーカーや学生同士が互いに事例を出し合って B× ライブ・スーパービジョンは、スーパーバイザーとスーパーバイジーが進行中のケース(事例)に一緒にあたる、つまり、実際にクライエントに接しながら(援助しながら)行われる。ロールプレイング(役割演技)を活用することはまずないであろう。 CとDが正しい。 * テキストP370から参照
問題3 正答4 A × 誤り。これは「ピア」ではない。 B ○ 正しい C × 誤り。「ライブ・スーパービジョン」 D ○ 正しい。 *テキストP370から参照
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