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2008/12/11(木)
ソーシャルワーク関連科目・練習問題<受験支援セミナーの復習>
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<援助技術論>練習問題 「MGU 福祉士受験支援セミナー」の復習 8 問題17 ケアマネジメント(ケースマネジメント)が登場した背景に関する次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。
A 橋本泰子は、「ケアマネジメントとは,複合的なサービスニーズをもつ利用者が,安全で安定した自分らしい日常生活を自宅で長期的に維持できるよう,利用者一人ひとりのためのケア態勢をマネジメントする地域ケアの技術である」と定義した。 B イギリスでは、1970年の「地方自治体社会サービス法」の制定によって制度化された。 C 日本では、1989年にゴールドプランに基づいて在宅介護支援センターが設置され翌年事業化されたことを機に、実践が本格化した。 D アメリカでは、1970年代半ば、精神障害者が病院や施設を出て、地域での日常生活に適応していくための援助技術として開発された。 (組み合わせ) A B C D 1 ○ ○ ○ × 2 ○ ○ × × 3 ○ × ○ ○ 4 × × ○ ○ 5 × ○ ○ ○
問題18 ケアマネジメントに関する次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。
A サービス提供の効率性・効果性が重要視される。 B 提供可能なサービスをプランニングするので、サービス提供者側の立場に立った援助方法である。 C ケアプランが作成された段階で全て終了となる。 D 制度化されたサービスとインフォーマルな支援のネットワーク化が目指される。 (組み合わせ) A B C D 1 ○ ○ × ○ 2 ○ × × × 3 ○ × × ○ 4 × ○ ○ × 5 × × ○ ×
問題19 ケアマネジメントが登場した背景(理由)として、適切でないものを一つ選びなさい。
1. サービスニーズの短期化 2. 複合的なサービスニーズをもつ人の増加 3. コミュニティケア、在宅ケアの推進 4. 社会サービスの種類の増加 5. 社会サービスの供給主体の多元化
問題20 ケアマネジメントに関する次の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。
A 支援者チームの構成員は、必要な情報を提供しあって情報を共有しなければならない。 B ニーズアセスメントやケアプランの作成は、支援者チームの意見を集約したうえで、、最終的にケアマネージャーが一人で(作成等を)行う。 C ケアマネージャーを含む支援者チームによって行われるが、そのメンバーは同一の機関に属する職員でなければならない。 D 支援者チームには、利用者本人や家族が参加することもあり得る。 (組み合わせ) A B C D 1 ○ ○ × ○ 2 ○ × × ○ 3 ○ ○ × × 4 × × ○ ○ 5 × ○ ○ ×
======================== <解答>
問題17 正答3 B× 1990年の「国民保健サービス及びコミュニティケア法」 *テキストP324等参照。
問題18 正答3 B× C× *テキストP326等参照
問題19 正答1 複合的かつ長期的ニーズをもつ人の増加というのが、背景として重要である。 *テキストP318等参照
問題20 正答2 B× (素案をケアマネージャーがまず作ることはあるが、)支援者チームの構成員が全員でアセスメントし、支援計画(ケアプラン)を立てるのが原則。 C× 理論上のケアマネジメントでは、支援者チームは多機関・多職種の職員によって構成されるのが原則。
*練習問題等の編集は、関屋光泰が行なっています。
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