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2008/11/08(土)
模擬試験問題・解き方のテクニック紹介
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<模擬試験直前 問題攻略テクニック> 問題を解くときに、先ず頼るのは覚えてきた知識であり、次に(もしくは並行して)頼るのは4年間で培った、ソーシャルワーク的な思考法・常識で判断することになる。 本日、紹介するのは、上記の知識も思考でもカバーが難しい場合にどうするかという、模擬試験の攻略テクニックである。
<問題の形式別、解き方のテクニック> 1 「正しいものを一つ選べ」正答択一型の問題(選択肢から内容的に正しいものを選ぶ) @当然ながら、最も「正しい」と自信がある選択肢をマークする。 ただし、一つの選択肢の中に、2つの内容が記述されている場合は、2つとも正しいことが必要である。一つの選択肢に、2つの内容が含まれている場合、双方とも正しければ、○である。しかし、一方が誤りであれば×である。 A全ての選択肢についてよく知らない、忘れた場合は、自らの思考・常識に頼る。絶対に、諦めないことが大切である。選択肢をよく読めば、常識的に考えて納得がいくものがあるはずであり、それを選ぶ。逆に常識から誤りと分かるものは先に消すことは(消去法)、考察を助ける。
2 「誤っているものを一つ選べ」誤答択一型(選択肢から内容的に正しくないものを選ぶ) @ 最も「誤り・適切でない・×」であると自信があるものをマークする。 A全ての選択肢について、よく知らない場合は、思考・常識に頼る。選択肢をよく読めば、常識的に考えて「これは間違っている・おかしい(内容的に誤っている)」と思えるものがあるはずである。分からない問題は、焦らず、先ずはよく読み、そして考える。それでも駄目ならば、潔く運に委ねて、次の問題を頑張るだけである。 3 ○×組み合わせ型「適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選べ」 <解き方の過程> 過程1:○ × のパターンを見渡す 過程2:知識と常識から自信がある記述(AからD)を見つけ、それが○か×かを判断し、選択肢を絞り込んでいく。もちろん、判断しやすいものから攻めていく。 過程3:○× 組み合わせ選択肢が2つくらいになり、それ以上絞り込めなかったら、後は運に委ねる。消去法も考察を助ける。
4 事例問題(援助後術論等)先に事例を読むか、問題の方を先に読むかはそれぞれである。事例が苦手な人は、これまでの自分のパターンを試験的に逆にしてみよう。 なお、試験終了時間が迫っている場合は、事例文を読まなくても、問題だけ読めばある程度は解ける問題もある。最終手段として使いたい。
<選択肢ごとのテクニック> 1 選択肢の文章の中に「常に」「必ず」「絶対」「全て」「いつも」等のワードがあり、断定的・固定的な記述になっている選択肢は、内容的に誤り(×)であることが多い。 →無理のある記述、やたらに強気な記述は誤り(×)のことが多い。
2 選択肢の文章中に「〜ということもある」「〜とは限らない」等の表現があり、譲歩的な記述になっている選択肢は、内容的に正しいこと(○)であるが多い。 →控えめな記述は正しい(○)のことが多い。
3 初めて目にする言葉・名称が登場しても焦らない、諦めない。先ず、選択肢をよく読み、思考法・常識から考えれば、どう考えても不適切なもの、正しいものを発見できるはずである。
4 場合によっては、出題者のミスにより正答が欠如している場合もある。これが疑われる場合は、考え込まず、時間を浪費せずに次の問題へ進む。
<管理人が作成中の、公的扶助論やソーシャルワーク、社会福祉の歴史等に関する資料・レジュメ集です。未整理で恐縮ですが、参考です。> http://jbbs.livedoor.jp/study/9517/
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