社会福祉士 受験支援セミナー 日替講座
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2008/11/15(土) 17日の第3回セミナーに向けて@:復習と予習
*第3回セミナーは、7月に実施済みの第1回セミナーの内容の後編にあたります。今日から3日間、第1回の内容のうち、17日に関連がある事項を復習します。本日はその初回です。

<お知らせ:MGU 社会福祉士・精神保健福祉士 国家試験 受験支援セミナー 第3回>
*11月17日(月)3・4時間目限
*ところ:MGU白金 1255教室
*主催 MGU 社会学・社会福祉学会
*内容:ソーシャルワーク関連科目(後編)、公的扶助論(後編)
 練習・模擬問題もあります。
 部分参加も可能です。どの学年の方も参加出来ます。参加無料。
 関屋光泰(当サイト編集者)が担当します。 
 当セミナーは、以降も開催予定です。
*当日が迫っていますので、受験を予定しているお友達・お知り合い、同じ学科の方々に転送をお願いします。

■第1回セミナーの復習
<新たなモデルの登場:ケースワーク>
■心理社会的アプローチ
・精神分析,自我心理学,力動精神医学の知見を導入した診断主義ケースワークに立脚する,個別援助技術の主要アプローチの一つ。ホリスによって,1960年代に体系化された。ハミルトンらも代表的な研究者である。特に「状況における人」に着目し,クライエントの環境面と内面・心理面の相互作用を認識すること,さらにクライエントに対する直接的な働きかけと同じく,環境への間接的な働きかけや調整の重要性も強調した。

■ホリス Hollis, Florence (1907-87)
・アメリカにおけるケースワーク理論の主流の一つである診断主義アプローチを代表する理論家の一人。特に,ホリスは,診断主義のなかでも「状況の中にある人間」や「人と状況の全体関連性」といった特有の概念を用いる心理社会的アプローチを提唱した研究者として広く知られ,ケースワークの発展に大きく貢献した。[主著] Casework : A Psychosocial Therapy, 1964. (16回試験出題)

■ライフ・モデル・アプローチ
・1960年代以降アメリカでは,複雑で多様な生活問題に対する援助の社会的要請が高まり,従来の個人のパーソナリティに治療の焦点をおいた伝統的なアプローチに対する批判が高まった。
そのソーシャルワークの限界を打開するために,生態学や一般システム理論などの新たな理論的枠組を背景に登場したのがジャーメインらによって体系化されたライフ・モデル(生活モデル)である。このモデルでは,人,環境のどこに問題があるのかを問うのではなく,問題は生活空間における不適切な交互作用(transaction)にあると考え,人と環境の接触面(interface)に焦点をあてていく。ソーシャルワーカーの社会的目的は,人々の成長と発達を最大限にし,環境を改善する交互作用を生み出すように,人々の適応能力と環境の特性を結び合わせることとされる。そこでは,生活体の適応能力を高めると同時に環境を改善するという二つの実践の焦点があり,人も環境も等しく重要であって,この両者の互恵的適応関係のバランスがいかに獲得されるのかに最大の関心が払われる。したがって,ソーシャルワーカーが扱う対象は人と環境の「開かれた」連鎖的交互作用であり,「人と環境の適合性」である。

→ 第3回セミナーでは、<ケースワーク・新たなモデルの登場>として、危機介入など、多様な新たなモデルについて、学習します。

■第1回セミナーの復習
<グループワーク・集団援助技術>
■グループワーク(第14回、第16回試験出題)
・ソーシャルワークの体系化された方法の一つで,厳密にはソーシャル・グループワークとよぶ。グループによる意図的なプログラム活動やグループの相互作用を活用して個人の成長をめざし,個人,集団,社会のさまざまな問題への効果的な対応を支援するもの。
・グループワークの援助媒体は,グループワーカーがグループの目的を達成するために用いる手段のことで,主に次の四つがあげられる。@グループワーカーとメンバー間の専門的援助関係,Aメンバーの相互作用,Bプログラム活動,C社会資源である。特にグループワークに特徴的な援助媒体は,メンバーの相互作用とプログラム活動である。グループワークでは,ワーカーとの援助関係とは異なる,グループ特有のメンバー同士の関係が互いを支え合うことに役立つ。一方,プログラム活動は,グループの目的にそって展開される活動で,メンバーの参加,相互作用の促進,グループ意識の高揚等さまざまな意義がある。
 グループワークの原則は,依拠するモデルによって違いがみられるものの,一般的にはコノプカによる14原則が代表的で,メンバーの個別化の原則,グループの個別化の原則,受容の原則,参加の原則,葛藤解決の原則,制限の原則,継続評価の原則等がある。

→ 第3回セミナーでは、更にグループワークについて、学習します。


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