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2010/02/23(火)
心で観る絵
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私の仏間に奉っている守護尊、不動明王のバックに飾り付けようと思って描いた絵、
３m×１m少々の大きさの和紙に一心不乱に墨、絵の具を飛ばしながら勢いで描きな
ぐった森林 木立ちの墨彩画。
昨年の米子個展の際、会場に不動明王を展示したこともあり、背面の壁に貼付けて
いた。
その個展に 私の絵を こよなく愛してくれている知人男性が来場。
売り物ではない その絵を観て「ぜひ欲しい！」と告げられた。
毎年毎年 お世話になっている方でもあり、日頃の御礼になるならと考え 喜んで差
し上げた。
あれから３ヶ月少々経った先日、突然 その方から電話が入ってきた。
「頂いた貴重な あの絵、綺麗に表装掛け軸にしてもらったので ぜひとも観て頂き
たい！」と。
そして その表装された絵を巻き入れる木箱に名入れ、印を お願いしたいとも言わ
れる。
この表装、装幀、かなり高額な処置であることは分かっている。
「精気」「生」をテーマに描いた この大きな絵に 真の命を与えて頂いたことに深
い感謝の気持ちを抱く‥‥ 誠に有り難いことである。
その墨彩画‥‥ まさに私の絵画テーマ、『心で観る絵』そのものである。
今週中に会えるだろうか？ なるべく早く観せて頂き、名入れを したいと考えてい
るが‥‥ 楽しみですよ！
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