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2009/08/06(木)
新道
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本日は雑誌編集社の知人と 午後から半日、芸術画についてアレコレ語り合った。
新しい何かを生み出すために 驚くべき画法のとられた画集などを開き観ながら熱
い語り合いの時を過した。
語り合ううちに 何か うっすらと観え始めるものが‥‥ コンピューター作業で
色々なものを観察していくことで何かを感じ得れるような‥‥
やはり わずかな日数で感動を呼び起こすようなものは生まれる訳がない。
素晴らしき それら刺激の本の裏側を読めば、必ずのように長い時間を費やして生
まれた作品と記してある。 一心不乱の努めの心が確かな技を生み出し人々の心を
掴むのだろう。
口先だけのいい加減さ、見た目だけの エエ〜格好しぃ、中途半端な行ない、常に
自分に言い訳を持って誤魔化し、打ち負けてばかりの者に 成し得る域なんて到底
現れる訳がない。
形から入る 気分ばかりの 気取り屋さんがチラホラ目につくが、私も そうならぬ
ように 真域を求めて より 本気で努めていかなければならないと、気を引き締め
ましてね。
そんな真剣なやりとり、新たなヒントを語り合った半日、実に有意義な時だった。
次回から そんなヒントで うっすらと観えてきた 新たなもの、今迄やれなかった
ものを‥‥ 年に数枚の仕上げになるかもしれない‥‥ 精密コンピューターとリ
アルな手書きをミックス、駆使した画を生み出していく 新道を進んでみようかと
思うのですが。
さてさて〜 多くを観ることも大切な学び‥‥ 先日は、米子市美術館で行なわれ
ている「丹地保尭・写真画展」に出向いて 美作品に学ばせてもらったが、明日は
島根県立美術館に出向いてみようかと。 昔から大好きな孤高の日本画家「橋本関
雪」の画展が行なわれている。
今回も 素晴らしき神技、筆使いの極域を学ばせてもらうとしよう。
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