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2009/08/02(日)
素敵な出会い
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それはそれは実に素敵な出会いでした。 数日前、市内某書店を歩き回っていた時、偶然? 必然? の出会いがありました。
その素敵な出会いとは、一冊の本なんですが。
アルボムッレ・スマナサーラ(1945年 スリランカ生まれ)。 13才で出家得度。大学で仏教哲学の教鞭をとる上座仏教(テーラワーダ仏教) の長老、悟人。 初期仏教の伝道、仏陀の教え、瞑想指導に従事するそんな偉人が説き示す書名は 『ブッダの教え・一日一話』。
生きることについて考えたブッダの教えは、数千年が経っても常に新しく、妄想、 依存、怒りなど、様々な命からの布施を有り難くも受けながら返せていない。 そんな生き方で幸せを感じることなどできない。ブッダの真の教えを学ぶことで、 幸せという道を深く感じることができる。 喜ぶべき「生」のための教えが一日一話形式で分りやすく説かれているのだ。
過去、同形の雑誌を多く買い込み 読みあさってはきたが まどろこしくて心に響 くものは少なかった。しかしこの本、最初の1ペ−ジ目から心をグラグラと揺ら す不思議な文章が並んでいる。 おはずかしい話だが、読んでいくうちに自然と胸があつくなり込み上げるものが ‥‥ なんて素敵な本だろうか‥‥ 身近に置いて、時間が空く度にペ−ジをめく っている。
今迄 素敵な本は、2、3回読み返してきたが、今回 熱く心に決めました。 小さな、かすかな目標で笑われそうですが この智慧本、10回きちんと くり返 し読みきってみようと。 まだまだ1回目、わずか100ページあたりではあるが、ペ−ジをめくるのが何 か もったいないような、ありがたい気持ちを抱きつつ読んでますよ。 そこまで強く心をゆさぶる 素敵な出会いでした。
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