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2009/05/21(木)
大きな時
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アカデミスムか? 印象派か? 『フランス絵画の19世紀』、島根県立美術館での絵画展に出かけてきましたが、 見事な秀作、リアリズム絵画が1F、2Fにズラリと展示されておりました。
個人的な好み、身動きができなくなった衝撃画は、1F 中央あたりに展示されて いる特大画「犬を連れた婦人」、立て長の特大画「ヴィーナスの誕生」、そして 1F 出口、最後に飾られている小さな画「フルートを吹く男」。 特に「犬を連れた婦人」は、覗き込んだり、離れて観たりと、高度な塗りのテク ニックに引き付けられて 20分はいただろうか?
ゆっくり鑑賞する中、思い続けていたこと‥‥ 「俺は今、生きているんだよなぁ〜 懸命に生きているつもりなんだが、まだ まだ 懸命さが足りないよなぁ〜 俺って 甘いよなぁ〜」 多くの時を 無駄にしていることを痛感されられる「大きな時」 でもあった。
今月の終わり、5月31日(日)までの展示です。 皆さんも ぜひ「大きな時」 を体感してみて下さい。素晴らしくリアルな作品、観てほしいですね。
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