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2008/09/17(水)
「瞳」
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夜中、作業をしながら聞き耳を立ててます。 窓を少し開けて、暗闇の中からの、たくさんの虫の鳴き声、大合唱をボ〜っと 聴いている‥‥ なかなかいいもんですな。 時々、少し肌寒い風が流れてきたりして‥‥ いつしか愁いに満ちたりなんか しちゃったりしてね。
私の心の中に、何か懐かしさを覚える想いが浸ってくるのを感じてます。 夢‥‥? 希望‥‥? 勇気‥‥? ときめき‥‥? 情愛‥‥? さびしさ‥‥? 忘れかけていた大切なモノが、何かゴソゴソと動き始めているって感じなんで すよね。 何て言うのかな‥‥ 懐かしいというか、切ないというか、心締め付けられると いうか‥‥ 泣けてくるような感じと言ったらいいのか‥‥ うまく適格に言い 表せないんだが、摩訶不思議な気分‥‥ 何も無い ひとりきりの夜を眺めて過 しているんです。
今夜は もう、仕事はやめにしよう‥‥ 携帯電話を取り出して、夕方来たメー ルを見ているのだが、 鮮やかブルーの画面が 闇に煌めいて、とても眩しい。 「瞳」に淡い ときめきが染まり広がっていくような‥‥ 「瞳」に懐かしい 大切なモノが映り込んでいるような‥‥ 耳で聴くというより、「瞳」で聴いている感覚‥‥
今夜の私の心と瞳は活かされ、まるで詩人のよう。 やはり 虫の鳴き声のせいなんだろうか‥‥? 摩訶不思議な夜、時に、浸って いるのです。 こんな無のような、ささやかな時の流れもいいもんだ。
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