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2008/08/18(月)
奥底にあるモノ
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プロフィールにポスター、教室他 各種案内デザイン、タイトル&価格付けも やっと終わった。 あと残るは個展会場の展示法。 どんなレイアウトにするか‥‥ 松江個展は 初めてということもあり、あれやこれやと結構 悩む。 近々、個展会場に出向き、寸法割りが必要のようだ。
額に納まり仕上がった40数枚の絵を、部屋中 いっぱいに並べての確認作 業を行なっているが、かなり美しく仕上げることができた。やり進めて来た 労を労いながら、そんな出番待ちの作品を一枚一枚 眺めている。
私は昔からモノトーン画が好きで、あまり色をのせることはなかったのだが、 近年は緻密な色付けが多くなった。 やはり何事も経験、くり返し‥‥ 明らかに以前の色付けとは競べものになら ない程に技量が違ってきている。 自分界なりの進歩がハッキリと見て取れる。
今回も超大型ペン画の2点は販売しないが、細密中型ペン画、彩色画(共に 原画)を久々、販売することに。 細密ペン画は なかなか描くことができないため希少であり、あまり販売を行 なわなかった。 1m半角大の中型ペン画は9枚あったが、「どうしても!」と熱心な方、そし て知人の紹介ということもあったりして、特別に ン十万円あたりの額で手放 してきて、残るは3枚に。 描けばいいことなのだが、このペン画ってヤツは1年近くの制作期間が必要 で、なかなか向かって仕上げることができない、やっかいな絵でもある。 米子本展に出そうと 今回仕上げてきた中、NO1の細密彩色原画も松江で展示 販売することに決めた。 あっ そうそう‥‥ ちなみに、「まちこ」のリアル似顔絵も展示させてもら いますから お楽しみに。
先日、島根県立美術館で観た『藤城清治』・光と影のファンタジー展‥‥ 84才の氏に大きな刺激、力を与えてもらった‥‥ 私も、もっともっと描かなくては‥‥ 自分から逃げることなく、自分を誤魔 化すことなく、氏のように歳を重ねつつも、自身を代表するようなペン画を 創り上げなくては。 私の奥底にあるモノを現さなければね。
今回仕上げた絵達に囲まれて、今の自分を しっかり見つめている時の中。
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