すやまとしおのスマイリーでいこうっ !!
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2008/03/06(木) おじさん
 3日間の「断食」が 昨夜終わった。

ということもあり、最近、綴じ込もりっきりが多かった自分を解放‥‥
本日は全てを忘れて気晴らしの旅へ。 行くあてのない旅って‥‥ 久しぶりの
ことだ。
遥か遠くへ出向きたいところだが、今日も夕方、ランニングが待っている。

新しく作った曲をガンガンにかけながらメアリーを走らせる。
  ‥‥ いつの間にか、親戚の家近くを走っていた。
「寄っていこうかな‥‥」と思ったが、本日は 何か静かに時を過したい気分。
子供の頃、よくセミとりをして遊んだ神社横、梨畑の隅に腰掛け懐かしい山々、
田園風景を しばらく ボ〜っと眺めていた。
昨年の秋にもブラりと ひとりで墓参り、静かな時を過したもの。

私は この親戚の おじさんがとても好きだった。 子供の頃、よく泊まりがけで
遊びに来ては、いつも優しく可愛がってもらい、おじさんと話すのが好きだっ
た。
行けば、牛とニワトリの世話、手伝いをするのが とても楽しみでね‥‥
おじさんは 夕焼け時、大きな家の裏手の縁側に私を座らせ、色々な事を話して
聞かせてくれた。
そんな話の中、「としちゃんは 大きくなったら きっと凄いことをやりのける
男になるぞ! おじさんはな、目で分かるんだ‥‥ 目で!」
にこやかに そう言いながら、いつも私の顔を間近で覗き込んでいたのを思い出
す。     
    その 大好きな おじさんは、数年前に他界。

意識もせずに いつもこの小さな町に やって来てしまうのは、おじさんの思い
出、面影を求めているからなのかもしれない。
 「凄いことって‥‥ 今の私の目って‥‥ どうなんだろう?」

神社境内の奥、梅の花が少し開き気味‥‥ 寒そうに開花するのを迷っている。
 「さあ、帰って走らなきゃ‥‥」
次、おじさんに逢いに行く時は、桜が満開、山々がピンク色に染まる頃になる
だろう。

 『 今日も冷たい雨、風の中12キロ。』


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