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2008/02/29(金) 一念発起
昨日ご紹介した 魚谷 洋氏の油絵展‥‥ 本日、氏が来廊ということなので出かけて
みた。 場所は 米子高島屋。

4階の画廊に入った瞬間から 素晴らしい絵達に体を縛られるような小気味良い緊張
感‥‥ 一枚一枚時間をかけ しっかりと観てまわる。
そんな中 しばらくして、後方から声がかかった。 魚谷氏である。
昼の休憩だったのか、わざに出てこられたのか‥‥ 申し訳ない思いで振り向くと、
にこやかな氏の笑顔。 私の顔を覚えておられたようで更に感動。

会場中央の応接ソファに 2人腰掛けて会話。
氏は1955年生まれ、私より2つ下。しかし絵に対する情熱は、展示されている
絵のように純粋で 何とも美しい。
現在は神戸に居をかまえておられるが、制作活動のために以前はマレーシア、少し
前はスイスに滞在されていたという。
その地での、牧草原、ジャングル、山麗など、空気感を感じさせるような絵‥‥
一途で確かな念が伝わってくる。 生み出した原画を真から愛しておられるのが分か
る。

話の後、再び長い時間をかけて観てまわったが、いつしか自分自身を観ていた。
金に付きまとわれる制作、販売‥‥ 皆、そうなっていく。
私もそう‥‥ 確かに大切なことでもあるが、近年、それに合わせての技量、内容の
絵を描き始めているような気がする。
自分という人間の心根を描き出せる幸せ、それを世に形や色合いにして生み出せる
喜びを忘れてはいけない。

魚谷氏の一念の絵、太枠の額に入った40cm角くらいの絵ではあるが、18〜28
万円。(大型の1枚の絵だけは高額)
   正直、これらの絵、安すぎると思った。

そうだ、観る人が価値を高めるような絵だ‥‥ 私も もっともっと情熱、一念をも
って描かなければ! 人の心にいつまでも残るような絵をね‥‥ 生み出そう!

  心が澄みわたってゆく場所でもあった。

 『 家周りを3キロ。』


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