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2008/10/09(木)
マァ〜 無視！
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初めての出会いにもかかわらず、とても親切に対応して頂いた農家の？ お父さ
ん。
その お父さんと会話してる中、『ねぇ、マムシを見せてあげようか‥‥？』
ハァ‥‥‥？ お父さんの突然の言葉に 瞬間‥‥ ？マークが頭のまわりに
いくつか ポンポンと浮かんだ。
『マ、マムシ‥‥って‥‥ たぶん あのマムシのことだよな‥‥？』なんて
思いつつ、お父さんに導かれるままに ついて行った。
歩いて ほんのすぐの所、田んぼ横にある小さな建物の入り口前に大きさ６０cm
くらいのカゴケース（梨やネギなどの収穫物を入れ運ぶお馴染みのケース）が
伏せて置いてある‥‥ 『アッグッ‥‥ もしや‥‥？ まさか！？』
お父さんが おもむろに そのカゴケースを持ち上げ 取ると‥‥
「出たーッ！いたーッ！」あのマムシである！ 体調は４０cmくらい、大きな
銭型模様が鮮やか‥‥ 間違いない！ マムシである！
‥‥ が、しかし、長く伸びたまま死んでいた。
この時期、時々 田んぼに現われてくるらしい。退治されるという。
蛇って、突然の侵入物が現われて驚いたり、攻撃を受けた時以外は自ら襲うこと
なく逃げていくと言われているのだが‥‥
猛毒を持つ蛇であり、稲刈りや草刈り、草深い あぜ道歩きなど、突然の人の姿
に驚いて噛みついてくる危険がある。 遭遇した時は既にマムシ
は興奮
状態にいる訳ですからねぇ。
このお父さんをはじめ、農家の方々には長年の慣れや、それなりの知識があるの
で、危険ながら退治することもできるのだろうが、何も分からない我々は、ダメ
ダメよ！
速やかに その場を立ち去るのが賢明である！ 分かりやすく言うなればだ‥‥
「マァ〜 無視、マァ〜 無視」ってことですねッ！
その横たわっているマムシ（最初から横たわっているようなものだが‥‥）を
しばらく見つめていた‥‥ そう、マムシもマムシなりに賢明に生きていたんだ
ろうにねぇ‥‥‥ 何かね、生まれ持った性(さが)を考え、ちょびっと複雑
な気持ちになったのは、私が巳年生まれだからなんだろうか‥‥？
アラッ‥‥ そういえば‥‥ マジ、今思い出したが、昔、東京時代に仲間から
「無双（私の当時のニックネーム）は、やり始め 喰いついたら諦めないマムシ
のようなヤツだな！」って言われたこと、何度かありましたっけね‥‥
だから 何なのよって突っ込まれそうですが・・・、いえね‥‥ 若くて マムシさ
（マブシさ）に満ち溢れていた頃の お話し、 余談話しなんですがね。
これから 山菜や きのこ狩りや 紅葉狩りのシーズン、山手に入ることが多くな
りますよね。 マムシには気をつけましょうね。マムシクンも人には気をつけて！
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