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2008/10/27(月)
味
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撮影の合間、県職員の方と話す機会があった。 我々の番組もよくご覧になって いるとのこと。 「世も世ですからね、逆に前向きに 山陰各地域の皆さんと楽しく はじけてコ ミュニケーションを図るような面白い番組を ぜひ作ってくださいよ。以前やっ てらしたような旅モノは、もうやられないのですか?」と尋ねられた。
ここ最近、外で人々と交流を持つ司会をやらせてもらっているが、とても楽しく て やりがいもある。 人それぞれに必ず 持ち味、魅力ってある。 相対する 初めての人でも心をド〜ンと開いて語りだすと、相手の心も いつしか自然と開 き、お互いが輝きだしてくるもの。 そうなってくると、ドンドン 持ち味、魅力が引き出されてゆくもの。 すると より楽しく会話が弾むようになっていく。真の笑顔が覗き始めてくる。 そう、これがいいのだ。味な和って言うのかな?これが楽しみでもある。
NH●さんの番組、四国八十八ケ所巡り、観音巡 礼じゃないけど、心に染み渡る ような、ヒューマン・ホットな巡礼みたいなヤツ、やってみたいもの。 持ち味、魅力‥‥ 私が味として感じるものが うっすら現れ観えたような日で もあった。
久々の列車、アッという間に飛び去っていく町灯りを眺めながら、大切な味とい うものを考えていた。 そりゃ自分の味なんて かすかなものなんだが、そんな味さえも押し殺すことに 慣れ過ぎてしまってはいないかと、何を遠慮し、こじんまりと自分を凝り固めて いるのだろうかと、自問自答。 要領悪くバカ正直ときて、技量に乏しい私なのだが、なんか自分なりに大切にし てきた、しなければならない味を守らなければと、ムクムク、脱皮が始まってい るような。
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