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2008/10/31(金)
良くも、悪くも
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絵の中に文字を書き込んでみるが、気が入らないというか、どうにも思ったよ うな雰囲気が出せない。 12枚書き込んでみたが、その中、納得できない6枚を破り捨てて作り直しで ある。 あっ イヤ、心配御無用‥‥ それは複写ものである。 原画への書き込みは 失敗が許されないので、手慣れ、ノリ、雰囲気が出るよう になってから‥‥ ということで、いつも後半に行なうようにしている。
訳あり、どうも集中できない。何故か手が動かないって感じ。こんな日は投げ 出してしまうことにしている。
最近の業務用のプリンターは かなり性能がよくなり、色合いも原画と ほとん ど変わらないような忠実プリントが出来るようになっていて助かる。 我が家のプリンターもハイクラスもので、以前のものとは比べものにならない 程に美しく仕上がってくる。 しかし、困ったことが ひとつ出て来ているのだ。 さらに美しくプリントが 可能な上等写真光沢プリント紙(クリスピア)などが出始めた。 これらの写真光沢紙のせいなのか? 8色プリンターのインク成分のせいなのか ? それとも定着スプレーのせいなのか? 文字書き用の油性マジックがくっきりのらないのだ。 紙もインクもスプレーも 即乾性なのに‥‥ 時間をおいてもみるのだが、いざマジックをのせると ヌルっ と滑る感じになる‥‥ 色の濃い部分なんかは特に、書き筋だけ残り 文字が 書けない。 以前の写真光沢紙の時はなかったのだが‥‥ その商品、現在 クルスピアに変 わってしまったので 製造がない。
そう、これが集中できない理由なのである。 雰囲気を出す勢い文字が書き込め ないために ノリにつながっていかない。 松江個展の時もそうだった。 逆に手間ひまがかかってしまうものだからイライラ感もあり、大問題、困った チャンである‥‥。 進化に併せて すぐに対応できる品物が追いつき現われて来るのだろうがね。 進化のスピードは早く、ひとつの物の進化に併合して周辺器機や部品も進化を 余儀無くさせられる‥‥ 使い手も 遅れをとらぬように生きなければならない。 まるで100m競争のような時代なんだよね。
明日から、少しでも程度の良い、反応の良いマジックを探しを始めなくては。
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