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2008/01/13(日)
spontaneous
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色々なものが山積みされている仕事場のメインデスクの片づけを行なった。 参考書に海外写真集、買い溜めていた各種の和紙、画紙が積まれている。 spontaneous(スポンターニアス)な画を描こうと用意していた多くの専門紙、 アルシュ、フォントネー、ワトソン、画仙‥‥ 私の大筆が載ってくるのを 待っている白紙達だ。
『 spontaneous(スポンターニアス)』‥‥ 野生の、自生の、本能的、自動的、 無意識、自然に起こり得るもの。 ‥‥の意。
この言葉を形創る技法を、私は好み以前から多様していた。 まだまだ未熟過ぎて メイン的な描き方は未だ出来ないのだが、主題となる モチーフを活かし出す効果としてはよく用いている。 『 ぼかし、にじみ 』である。 時には、偶然なるものを感性に合う必然の形のように期待し、また時には、 あり得ないような奇形の出を麗美として受け入れ閉じ込めてゆく。 中国画壇の大御所画家、国内の専門画家、spontaneousを自由に操れるまでに なっている人達の衝撃画を観て学んでいる最中でもある。
準備して買い溜めておいた専門紙が たくさん姿を現してきた。 待ち焦がれている某透明水彩絵の具のセットも もうしばらくすればやって来る だろう。
陶芸や鋳金などには火の神様がいるように、水彩にも水の神様がいる気がする ‥‥ 紙の上に水を張って、色を落とす‥‥ 水の神さま、どうかおもしろい にじみが現れますように。 ‥‥と、私が今もっとも刺激を受ける大好きな 女流画家さんの言葉‥‥ そう、そう、この言葉が何ともピッタリなのだ。
『 明日のため今日も身体を休ませました。やれれば20キロ!』
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