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2007/08/02(木)
お陰様
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遠く和歌山県にお住まいの ご年配男性から 突然の電話が入って来た。 先方の話の内容はこうであった‥‥‥ 数日前、仕事で こちらに来られ、ある店に立ち寄られた際、そこに展示されて いる私の絵をご覧になったそうだ。 いくつかある絵の中の一枚に不思議な感情が湧き、強く心を引かれたとのこと。 その絵とは仏画、「不動明王・座像」である。
できれば畳半分程度の大きさのオリジナル原画を描いてもらいたいとのこと。 内容は、邪悪を払い除ける厳しく凛とした表情の「赤 不動明王」と「青 不動 明王」の二枚! 自身が管理されている施設の玄関口、自身の日々の戒めに飾り付けたい! そして来場のお客様にも、私の感性画を ぜひ感じ楽しんで頂きたい! 代金は私の言い値で結構、すべて任せると おっしゃる。
私のスケジュール的なこともあるので、近々、具体的に連絡を取り合おうと いうことに。 二メートル以上もある大型のペン画も観て頂くことになりそうだ。
最近、各種原画の依頼がチラホラ来るようになった。 二十年以上もの長きの間、諦めないでコツコツと頑張り続けてきた証し、お陰 を、頂けるようになった。 ちゃんと真面目に努め進んできた私の後ろに着いて来てくれている。 名利につきる。 誠にもって有り難いことである。
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