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2007/06/15(金)
異次元への入り口
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この時期になると鮮明に思い出すのが「アゴすくい」。 かなり前になるが、「ヤッホー!」の特集で 私が出かけたことがある。 夜、暗くなるのを待ち出船、沖合に出る。 強烈な光のライトを灯す‥‥ すると 間もなく その灯りにひかれてアゴ(飛び 魚)が、濃いエメラルド色の海中から現れてくる。 そのアゴにむけてタモを突っ込み捕獲するのだ。 最近は この時期に、観光イベントとして実施されている地区もあるようだが。
私は その取材の時の楽しさが今も忘れられない。 アゴをすくう楽しさもだが、何よりも ライトに照らされた海の色‥‥ 絵の具では表せないような、とてもとても神秘的な濃紺? 濃い青? 深めの グリーン? その中に白い漁体がヌーっと現れてくる‥‥ 真っ暗な闇の中に浮かんだ、まるで異次元への入り口のような、不思議な空間 ができる。その情景に深く魅了されたものだ。
そのアゴすくいが 各地で始まったと聞く。 深い癒しを受けたのを覚えている‥‥ またあの不思議な、神秘的な世界を体感 しに出かけてみたいものだ。
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