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2007/05/04(金)
『 小田 和正 』氏
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私は３５年、歌を唄い続けてきた人間です。
我が心の師、「吉田拓郎」のライブLPレコードに始まり、師の人生観、荒地を
突っ走るような我武者らな逞しさに心奪われてから この世界を目指し、気付け
ば３５年の長きに渡って、歌を唄い続けてきました。
当時、師に心底感銘を受けながら、出す曲 出す曲に自分の人生路を重ねながら
見聞きしていたものです。
いつしか私も プロの路を歩めるようになり、師と同じように人々の心に歌を届
ける立場となり、自分なりにもがき苦しみ、喜びに変えながらこの日迄頑張っ
てきたつもり‥‥
昨日、小田和正氏の曲に対する思いを書きましたが‥‥
予定通り、今日、新しいCDを買ってきました。 発売は結構前になるのですが、
一番新しいアルバムではないかと思います。
『 そうかな・相対性の彼方 』です。 全１１曲入り、全ての曲がCMタイアップ
。
１．まっ白
２．静かな場所
３．大好きな君に
４．僕らの夏
５．Re
６．正義は勝つ
７．たしかなこと
８．僕ら
９．明日
１０．風のように うたが流れていた
１１．そして今も
‥・‥‥ オフコース時代はそうでもないのですが、近代の小田さんの曲が
大好き。 涙を落としてしまうくらいです。
昨日のアルバムもそうでしたが、この『 そうかな‥‥』は より感情を揺さぶ
り、心を締め付けてくれます‥‥‥
特に７曲目「たしかなこと」は現在、某保険会社のCMで流れてますが、名曲です。
私は今日迄、人々に何を唄い届けてきたのだろうか‥‥
大切な大切な何かを忘れて来ていたのではないだろうか‥‥
今こうして、小田和正氏のアルバムを片時も離さず、聴き、確かに感じる。
人々の心に届け伝える大きなもの、大切なもの、探し続けていたもの‥‥
曲だけではなく、ステージにしても そうだ‥‥。
３５年間、いつも探し続けていたものが やっと見つけられたような気がする。
遅かったかもしれないが‥‥ 逆に、感じることができたことを強く喜ぶべきこ
となのかもしれない。
年齢がそうさせてくれていることもあるだろうが‥‥ 理屈ではなく、期間でも
ない。 純粋な心、とてつもない喜びを受けているんです。
小田和正氏の近年、たった３枚のアルバムが ３５年の心を形に現して観せてく
れている‥‥ そんな感じです。
心に確かに届くいい歌を書こう！ 心飾らず真直ぐ唄うステージに立ちたい！
こんなに激しく 自分の歌界の姿を感じ観ることは無かったのかもしれないな。
‥‥ 言葉に表せない大切な何かを変わらせてくれたと思う。
『小田和正』氏‥‥ なんて素晴らしいんだろう。なんて美しい心技を持って
いる人なんだろう。
併せて、『吉田拓郎』氏の強さも観えたような‥‥ 大感謝です。
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