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2007/11/23(金)
真っ白な塩
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現在、少々足腰が痛んでおります。
本日、天気も良い。そんなに寒くはない。北の風も強くない。
絶好のチャレンジ日和だ。 約１０年ぶりの２０キロ越えランニング。
３ヶ月前までは運動会の練習で、２００メートル走るだけで倒れ込んでいたの
に、よくもまあここまで走れるようになったもんだ。 毎日毎日、よく頑張って
きた。
往路、自宅から福生中学校前を通り、日野川土手から４３１号線。 日吉津の
ジャスコ前を通過し、９号線入り鳥取方面へ。
淀江の町を抜けたバイパス入り口が９キロ地点‥‥ 調子はいいのだが、足の裏
にマメができそうな感じで痛む。
目標は２５キロ‥‥ 折り返し地点まではあと３．５キロ‥‥ 迷った。
「マメができてつぶれると、しばらくの間、練習ができなくなる。」
無理はやめよう‥‥ 大山町に入ってからも２キロ走った。
大山町国信を通り過ぎてから１１キロ地点で折り返し。
夕焼けが始まりだした頃に走り始めたが、真っ赤な太陽が沈もうとしている。
日吉津まで帰って来た‥‥ 残り４キロ。車のライトがつきだす。
なかなか綺麗な夕闇。反対側の空には満月にちかい月が浮かび出てきた。
呼吸は辛くないし、上半身は全く問題ないのだが、膝に違和感が出てきた。
「止まらない！歩かない！」‥‥ スタート時点で自分に誓ったこと。
自宅前、終了地点。 ヘタヘタと座り込んだ。 一気に腰と両足が動かなくなる。
ヘラヘラと意味も無く笑った‥‥ 笑わなければやってられないって感じ‥‥
近所の人が不思議そうに挨拶される。
そんな気持ち、果して皆さんに分かって頂けるだろうか‥‥？
鏡を見ると、顔の両サイドは塩で真っ白！ 脇も乳首もそんな固まった塩で
こすれて痛い。
風呂に入ってからはだいぶ体の調子も落ち着いてきたが、２〜３日は後遺症も
あるだろう。
でも２２キロ、気持ち良く走れたこと‥‥ たったこれだけの期間で、この年齢
で、この頑張り、自分がチョビッと素敵に思える瞬間を与えてもらえた。
まさに自分との戦い‥‥ ランは甘えなど通用しない。
さ〜て来月のはじめは２５キロ〜３５キロの挑戦が待っている。
「日々精進！ 前に進む努力、上に昇る勇気！」だよね。
『 ロード、２２キロ！』
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