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2006/09/26(火)
向上‥‥後編
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己が向上を目指し、上の領域に上がるためには そこに入域させてもらうための 壁が必ずいくつか現れてくる。 容易く その領域に上げる事を拒む、その域に応じた魔物が立ちはだかり、邪魔 (有り難い悟訓でもあるが)をしてくる。 落ちても、ぶつかっても、転んでも、挫けても、例え失敗という結果を与えら れたとしても、その研ぎすまされた経験は宝。確かな力となる、工夫となる、 逞しい資質を育むものだ。 丁寧に、投げ出さず、絵の中に入り込むように‥‥ いつしか色が心思うように のり始めてきた‥‥ 今迄の色のせとは一風変わった感じ、味が現れ始めてきた ような‥‥ まだまだ塗り直し、仕上げ塗りがあるのだが、どうせ向かうならら、どうせや るなら、新たな良きものを掴み得たいものだ。
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