すやまとしおのスマイリーでいこうっ !!
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2006/09/30(土) イメージトレーニング
事務所フリーダムで、スタッフ四天王の一人、皆から「鬼も泣く男」と恐れら
れる『HIDEーZY(ひでずぃー)』と色々話しをした。
彼との話しの間(ま)は、独特なテレビトークの感があり、会話をしている中、
ふと懐かしさが頭に浮かんだ‥‥ それは「ヤッホー!」の中で以前やっていた
私のレギュラーコーナー「するぶの旅」、「チェリー(ゴールデンレトリーバ
ーとの旅)の友達100匹できるかな?」だ。 改めてこの旅のシリーズ映像を
見てみたくなった。

「するぶの旅」永久保存版・総編集ものビデオを取り出して見入いる‥‥ 何と
今見てもなかなか面白いじゃないか、楽しくやってる。 背後からも家族達の大
きな笑い声が聞こえる。
ついつい?あっという間に?3分の1を見てしまった。 明日、事務所の皆にも
見せてやるとするか。

ビデオを見ながら ふと また思った‥‥「これもいわゆるイメージトレーニン
グだよな‥‥」。  
毎年、正月に行われている「新春スペシャル・ヤッホー!」は マジに好評を得
ているのだが、今年の正月の「新春ヤッホー!」は特に大反響を得た。
あれだけの評判高さであれば、今年、イヤ来年年始も恐く スペシャルものが
企画されることになるのではないだろうか‥‥ 
そうだ‥‥ その もしもの時に備え、イメージトレーニングを兼ねて、前々回
、そして前回の「スペシャルヤッホー!」を見ておこう‥‥
ってことで、またまたビデオを引っ張りだし見入った‥‥ ふ〜む、これまた
面白いじゃないか‥‥ 我ながら実にいい仕事をしてるじゃないか。
それを誘い出し編集で飾っていく、ヤッホー制作スタッフ達の企画力、編集力
は凄い、恐るべしと、改めて感心しながら眺めていた。
この番組テープも 事務所の皆に見せてあげなければ。「鬼も泣く男」と恐れら
れるHIDEーZYを含む四天王も、きっと大笑いしてくれることだろう。

2006/09/29(金) 大騒ぎ
一応、業界人のはしくれでもあるので書くとしようかな。 いよいよあさって
から地デジ‥‥ そう、「地上デジタル放送」が始まる。
ということで あっちもこっちも、何やかんやと大騒ぎの最中である。

まあ まだ慌てることはないようだが、やっぱり気になる‥‥ 新型テレビ。
一応、業界人のはしくれでもある‥‥ のだが‥‥、実はまだ買い替えてはいな
い。
やはり早めに替えて 様子ってモンを見なきゃいけないだろうな‥‥って思う
今日この頃だ。
時々、行きつけの大型電気店を見回ってはいる‥‥ こう見えても一応、業界人
のはしくれでもある‥‥ 大型画面のテレビに気を向ける。 
29型?‥‥ ま〜だまだ。 32型か‥‥ ウワッ、デカいよなァ〜。
でもどうせ買うのなら ドカ〜〜ンといってみるかな。 50型にするか‥‥
イヤ待てよ、一発、60型ごえでホ−ムシアタ−風にいってみるとするかァ!

  なんてね‥‥ 夢見ながら‥‥ 夢を脹らませながら‥‥ イメージングスト
ーリーだけは高まっていくのであった‥‥ あっ いや〜、マジに考えなきゃい
かんよな。
さて皆さんはいかがです? 地デジ対応、OKですか?

2006/09/28(木) 空気感
本日午後、境港市役所(市民会館)に出向いた。
コンサートの打ち合わせということで、市、そして会場、音響・照明の関係者、
主催側スタッフ他が共に集合。
このコンサートは12月上旬、境港シンフォニーガーデンのホールで行うもの。
まだまだ先ではあるが、「思い出に残る感動的なもの、素晴らしいものを!」
と、スタッフの情熱が強く伝わってくる。

主催の施設にもお邪魔した。この夏、その施設の夕涼み会に遊びに行き「今度
は唄うからね!」と豪語したのがきっかけ、良縁の始まりである。
施設に着くと既に皆さんが外で待っておられ、喜びの笑顔、握手で出迎えて頂
いた。
このホームページも毎朝必ず日課として見ておられると言われる。私のことを
いつも語っていると話される。
こんなにも頼りない小さな私なのに、心温かく出迎えて頂き、期待して下さる。
誠に有り難い‥‥ 感謝しなければ。

利己を飾る お金でもなく、名誉でも見栄でもない。都合良く我を肥やす人任せ
でもない。 わずか40分の間ではあったが、心と心の通じ合うような空気感
がたまらなく心地良かった。
スタッフ皆さん、そしてお客皆さんに『最高っ!』と言って頂けるようなコン
サートにしてみせますから、共に頑張りましょう!

2006/09/27(水) 『 師 』
以前から 私の心を揺り動かす根本的な『師』となる人物は、承知のとおり『弘
法大師・空海』であるが、この今、『師』と仰がなくてはならない人物がもう
ひとり存在している。
その人物とは少林寺拳法・成実道院の道院長「H」氏、年齢は6つ下である。
縁あって氏との付き合いが始まるなか、いつしか私も少林寺拳法を始めること
になり、最初は簡単な遊び心からではあったが、やり通していくうちに内外の
真理を感じ受ける大切を見始めていた。
『師』として受け止め信じたからには、楽しく、元気良く、健やかになどと唱
え教える『師』を尊び、欺かず、常に忠誠を持ち備えなければならない。

そんな心で学び受けている、我々弟子ではあるが、時々叱られ怒鳴られる。
私はたとえ他の者に向けられた言葉であっても、全て自分の戒めとして受け止
めるよう心がけてきたつもり。『師』の言葉は慈悲・慈愛の中から生まれ与え
られるもの。同志全ての者に対して配られる心の糧となる とても有り難いもの
なのである。
そんな『師』の心を直ぐさま忘れてしまう悲しさもまだまだある私‥‥
『師』の優しさ、人柄に甘んじて いい気になってしまう。 自分さえよければ
何とかなるだろう‥‥ 中途半端な自分を改めることもしない‥‥
私も度々心が浮つき、疎かになり大切を感じ見なくなることがある。

先日、練習を始める前、禅を組み、自分自身の心を見い出すために一同が揃っ
て「教典」を唱える「鎮魂行」が久しぶりに行われた。
少林寺拳法にとって大切な禅行でもある。「聖句」「誓願」「礼拝詞」「道願
」「信条」‥‥ 文字数としては880字をこえる教文。
「慣れれば徐々に覚えられる」と『師』に言われていたが、正直、試験への
必然性もさほどなく、早めに覚えなければならないという気持ちが薄い情けな
い私が存在していた事実。
その行の中、やはり全く唱える事のできない私‥‥「教典」の意味はほとんど
理解はできているのだが、同志皆、大きな声で唱え、心を見つめ合い、感じ合う
大きな大切が込められてもいるのだ。

行の終わりに『師』が語りだした‥‥ 「唱えられる者も、唱えられない者も、
文に込められた大切な精神の意味をもっと感じ入るように!」
 ‥‥ 私は自身に受け止めた。「初段黒帯を前にしたものが、小学生の低学年
でも唱えている鎮魂行の教典を唱えられなくてどうする! 技を高めて昇ってい
くことだけが少林寺拳法の教えではない! 甘えず、努力を怠るな!」と。
 反省の念、恥ずかしさをも抱いた。

2日前、その日からトイレの中、仕事場、車、に「教典」を置き、くり返し、
本気で覚え始めた。
物覚えの悪い私だ‥‥ なかなか覚えられない。「聖句」「誓願」「礼拝詞」ま
では何とか覚えたが「道願」がとても長い‥‥ あと半分だ。 
しかし、やり出せば、動き始めれば何とかして頂けるもの‥‥ 行動を直ぐさま
起こせるかどうかだ‥‥ 思った時に素直な心になれるかどうかだ‥‥
考えてみれば、何てことない苦にもならないことなんだが‥‥ そんなたわいも
ない些細なことが出来ない、悩み揺れている私、我々人間である。
『初生の赤子として、真純単一に〜」‥‥ 初心である。いつまでも、いかなる
時でも、忘れてはいけない大きな大切である。
我々が清澄しつつ成長していかなければ、『師』を汚す(けがす)ことにもなる
のだ。
自ら進んで励もう、『師』のためにも、皆のためも、そして自分のためにも。

しかし、それにしても物覚えが悪い私だ‥‥  まだまだ真剣味が足りないって
ことだろうか‥‥ まだ 痴呆ってことはないはずだが‥‥。

2006/09/26(火) 向上‥‥後編
己が向上を目指し、上の領域に上がるためには そこに入域させてもらうための
壁が必ずいくつか現れてくる。
容易く その領域に上げる事を拒む、その域に応じた魔物が立ちはだかり、邪魔
(有り難い悟訓でもあるが)をしてくる。
落ちても、ぶつかっても、転んでも、挫けても、例え失敗という結果を与えら
れたとしても、その研ぎすまされた経験は宝。確かな力となる、工夫となる、
逞しい資質を育むものだ。
丁寧に、投げ出さず、絵の中に入り込むように‥‥ いつしか色が心思うように
のり始めてきた‥‥ 今迄の色のせとは一風変わった感じ、味が現れ始めてきた
ような‥‥
まだまだ塗り直し、仕上げ塗りがあるのだが、どうせ向かうならら、どうせや
るなら、新たな良きものを掴み得たいものだ。

2006/09/25(月) 向上‥‥前編
今年の個展は例年以上に細やかな心で仕上げていこうと意を決して臨み制作に
とりかかったものだった。
下描きを早めに進行させてよかった‥‥ ここに来て、意を立てたような細や
かな心の色が どうしてものらない‥‥
あれこれと年末に向かって、絵画の企画物のまとめ、曲も作っておかなければ
ならない。 あれこれ仕事調整を行わなければならない時期に入った。
「まっ、これでもいいか‥‥」と、投げやりな心も密やかに現れてくる始末。
ここが大切どころ、我慢どころである‥‥ 分ってはいる。諦め、無難に逃げる
のは簡単なことだが、己に負けてしまう訳にはいかない。
初心に立ち戻ろうと、連日夜を徹しての作業のみに終わらず、画材を抱え込ん
で、海に山、湖のほとり、大自然の中で感性を呼び覚ますよう、
邪念を捨てて
制作をくり返している最中‥‥

2006/09/23(土) 推薦!
今日の「ヤッホー!」、ご覧頂いただろうか?ワンデートリップ特集。
私は駒ちゃんと広島の呉市に。 それぞれの場所、物、良かったが、私的には
何と言っても『大和ミュージアム』がベリグッ!!
メインである「戦艦・大和」は 勿論素晴らしくて注目の的ではあるが、 私は
ちょっと違うんだな、これがっ。 
このままずっと眺めていたい‥‥ と思わせる物、それは零式艦上戦闘機『零戦
(ゼロ戦)』!
小さな頃から『零戦』の絵をいつもいつも描いていた。子供ながらに、親から
聞いた活躍の話し、そして あの色、あのスタイル、大いに魅了され、大好きで
とりこになった飛行機である。
「紫電改」「飛燕」「雷電」他、素晴らしい戦闘機はたくさんあったのだが、
私は絶対的に『零戦』だった。
中学生の時には、零戦が大活躍する、60ページにもおよぶストーリーマンガ、
大作を仕上げたこともある。今現在でも 何も見なくてもリアルに描きあげるこ
とができるほどだ。

何と、私が生まれる7〜8年前?、終戦前には飛び回って大活躍していたこと
になるから‥‥ ちょっと苦笑い。(戦艦・大和だって、そう!)
小さな頃の憧れ物のひとつだった『零式艦上戦闘戦』‥‥ 実際に飛んでいた
本物機、見れるのを とてもとても楽しみにしていた。
 ‥‥ なんて美しいスタイルだろう‥‥ もう‥‥ 言葉にならない。
取材を忘れ、何度も何度も溜息をもらしながら、色々な角度から眺めていた。
幸いにも『零戦』は撮影が許可されているので何枚もパチリing。
驚いたのは、現代のセスナ機くらい? それより ほんのちょっと大きいかな?
想像していたよりも小振りだということ。

戦後生まれの私、『零戦』の本物なんて勿論、雑誌でしか見たこと無かったが、
幼い小学生時代の私といっしょに、動きを忘れて たたずんでいた‥‥。
目頭が熱くなるような‥‥ とても懐かしい憶い、時を甦えらせてくれた‥‥。
見どころ満載!お世辞は抜き! 推薦しますよ、日帰りで『大和ミュージアム』。

2006/09/22(金) 領域
事務所で、いつになく しおらしく、なんつ〜か大〜塚さんが語りかけてきた。
「日記、難しいこと書いてますね。色々感じている時なんですね。楽しみに読ん
でますよ。」
   なんだろう‥‥ とても「楽」な自分がいる。現在 以前のようにガツガツと
溢れるほどの仕事をかき集めることはない。だから前よりは質素にならざるをえ
ない。それでいい、ぜんぜんかまわない。
人と比べて焦ったり、迷ったりするようなこともない。だから自分に自信を持っ
て思うことに進めばいいんだ‥‥ と、強く確かに思える。
年齢?時期? 確かにそれもあるかもしれないが、これらは決して悲観や、諦めの
境地ではないのだ。
逆に私が探し求めて歩いていた「領域」なのかもしれない。

人より恵まれていたい、人よりも認められるようになりたい‥‥
夢に向かう力としては大切だが、大きくてやっかいな傲慢欲でもある。
色々な行動が思うようにならないと、何故思うようにならないのかと苦しみに変
化していく‥‥
すなわち「人間苦」。欲望を生み出し、目標として生き始める‥‥ 己を見失い、
自分に都合のよい方向ばかりに進もうとする。
自分が決意したことなのに‥‥ 思い通りにいかない‥‥ 期待し過ぎてはならな
い事を期待し、その期待がなかなか事実とならないことで、悩み、憂い、悲しみ
、苦しみを生み出してしまう。

何度も何度も 辛い行の中で、「釈迦」そして「空海」が、上記のことを説いた「
生、老、病、死」、「四諦道(したいどう)」、そして苦悩をおさめ「生」が豊
かに満ちるための「八正(はっしょう)の道理」を学んできたものだった‥‥
何か特別な事があった訳でもないし、大きな何かを得た訳でもない。
あくせくしない、凝り固まった我欲にとらわれない世界にいる。そこにいる素晴
らしい仲間と過しだしてから真心の変化が始まったようだ。
現在、拳と禅を教える少林寺拳法を行っているが、長年ひたってきた仏事と全く
同じことを感じ受けさせられている。 単なる突き、蹴りのケンカ練習、腕を競い
合うものではない。
とてつもなく深くて大きい武術であることに気付かされ始めた。
少年少女拳士が多いのが なるほどうなずける。 実に喜ばしいこと、ひいき目な
しで推奨できる優れた領域だ。

執着や欲望を考えることがない現在、幸せである。 私自身の質の位置を考える素
敵な時を過させてもらっている。心静かに「楽」な時の中にいる。
これも偶然ではなく、私に対して贈られた有り難い必然、感謝。 

2006/09/21(木) 「正」なる「生」
  心柔らかに何不服無く過している。 
今が満たされていようが、満たされない時だとしても、不思議と不服が生まれ
てこない。
この時にしっかり腰を据えて 逃げずに生きているから。自分の今の大切を見せ
て頂いているから。
姿、格好ばかりに気をとられ、名誉や地位ばかりに目を配るだけでは真の大切
がポロポロと 知らぬ間こぼれていく。
信頼、信用を築くのには時間がかかるが、崩れてゆくときは あっという間の
ことである。
物の見方が人、人、人‥‥ 人と比べることばかりで、人、人、人の優位に立ち
たがる‥‥  上者には媚びを売り、下者には耳をかさず、 横柄になったり、
傲慢になったりする。

それもこれも自信がないから。自分の今の行いに確かな自信がないからだ。
全ては自分にある。全ては因縁にある。 現れた結果は人が創ったものではなく、
自分が創り出した原因に縁由が起こって生じるもの。縁起である。
 「正すれば必ず、路は正に向かうもの。」
自分の今を懸命に起こすことができれば 何も不安はない。
例え 思う結果が出なくても、「正」に生じる路上にいると思えば 不服をもら
すことはない。
よりどころのできる自己を確立させて、立場違えど、人の喜び、幸せに役立つ
自分を持てば、恐れにくじけることはない。
満たされていなくても、満たされていても、今を清く「正」の路、「正」の
自分でありさえすれば。

そういった「生」の教え、様々な仏事を習い、荒行をこなしてはきたのだが、
「自分」というものは とてつもなくやっかいなもの‥‥ 直ぐさま頭から消え
行くもの、難解なものである。

ここ最近、人を観て、人を聴いて、改めて自分を見つめなおしている。
明日ではなく、今現在を懸命に。 因‥‥「正」の(原因)に向かい、素晴らし
き縁、ゆかり‥‥ 力に恵まれるよう、本物の自分を目指さなければと思う。

現在の「すやまとしお」は何も不服なく、魂を込めて絵を仕上げている。
人の笑顔のために、幸せのために、と思えば より楽しく、やりがいに満ちてく
る。心が更に注ぎ込まれる。
自分である。全て、全てが、自分から始まっていく。この今の思いが明日を創
り、つながっていく。 「正」なる「生」を観ている。 
 

2006/09/20(水) 『 走 』
先日の台風の影響で順延になっていた‥‥ 少林寺拳法をいっしょにやっている
多くの子供達が通っている小学校の運動会が本日行われるということで応援に
出向いた。
走ったり、跳んだり、踊ったり、みんな真剣な顔で頑張っている。
 ‥‥ 血が騒ぐというのだろうか、競争の姿を見ると胸がうずうずしてくる。
こちらまで走りたくなってくる。

よくよく考えてみれば‥‥ 私は幼い頃から走ることしか脳がなく、目立てる時
といえば、運動会、マラソン大会、駅伝の時しかなかった。他に誉められるこ
とはなかった。
だから毎年毎年、その時期にあわせて走り続けたものだ。これだけは負けられ
ない、譲れない、の意気込みで走りに走り、小学校、中学校、高校、大学2年
迄、走ることだけを青春として生きてきた。
  ‥‥ そんなことを思い出しながら、自分の姿をダブらせながら、日射しを
受けて キラキラと輝き、懸命に走る子供達を見つめていた私。

今日の新聞‥‥ 県大会〜全国大会出場をかけての中学校駅伝・地域予選大会の
記事が出ている。 ひんやりとした空気が流れ、稲刈りや田焼きが始まるこの頃、
私の身体は熱きものが漲ってくるような。

  「私よ、今を正直に頑張っているか? 一瞬一瞬を大切に生きているか?
  無理のない、偽りのない、言い訳しない、そんな心、輝やきを
    無くしてはいないか? 心の中で いつも走り続けているか?」 
   ‥‥ 秋晴れの下で思った。

9月絵日記の続き


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