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2006/08/06(日)
アナウンス
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国立公園大山の豪円山で行なわれる「大山高原・クロスカントリー大会」の 司会、実況を行なってきた。 全国高校駅伝でお馴染みの西脇工業高校をはじめ、一般・県内外の実力選手が 集い、西は福岡県、東は東京、600名をこす本格クロスカントリ−大会。 大山と言えども気温は高く、実況する私も何度も水分補給する程だ。
しかし 伊達に体育大学を出た訳ではない。やはりいい、好きである‥‥ スポ ーツ競技会の実況アナウンスは。 県の陸上競技会、競技場アナウンスや駅伝、市民マラソン以外にも、トライア スロンやサッカ−にスキー、バレーボールの実況もある。
普通の元気印な盛り上がりイベントの司会も好きだが、やはりスポーツの司会 は私に合っている。 自分の力を精一杯、懸命にふるい出そうとする汗まみれの姿を見ていると、 司会のこちらまで心熱く、真剣で素直な生の言葉が飛び出してくる。 今日のクロスカントリー大会の実況は まさにそう。 大会を閉会した際、多く の選手皆さんが集まってこられ、貴重な声をかけて頂いた。 「ランナーが苦闘している瞬間、勇気の湧く言葉をいいタイミングで語られる。 さすがランナーの心のツボを よく心得ておられる。」「限界ギリギリ状態、 このコースで 自分に挑み勝てたのは、あの感動的な言葉のおかげでした。」 握手、握手、握手をしながら‥‥ 握手で心が全て分かるような、司会名利に つきる嬉しい声を、ほんとにたくさんの選手の皆さんに頂戴し、来年の再会を 交わし別れた。
何でもそうだと思うが、今日は特に、心からの想い、そして心からの言葉を、 改めて大切なものであると知った、そんな爽やかで健やかな一日。
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