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2006/07/26(水)
「夢中」と「本物」
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『夢中になろう。 夢中になってみよう。』
過去の実績がどうこうじゃなく、やり遂げ積み上げて来た結果を振り返っている
だけじゃなく、この今を 無我夢中でチャレンジしてみよう。
どうせやるなら、どうせ進むなら、燃える心で突っ走っていた あの血気盛んな頃
のように 夢中になってやってみようか。
もっともっと輝くものが作れるはずだ、やれるはずだ。 より確かな自分を確立
させるためにも、まだ隠れている潜在能力があるのなら それを早く引き出すため
にも、夢中、本気にならなければ‥‥ と考え始めた。
時間が有り余っている訳ではないが、今からでも決して遅くはない。
本物が現れ見えてくるように、それぞれのチャレンジを もっと大切に、夢中にな
って向かってみよう。
ここのところずっと絵を描いている。 夜中、カリカリとペンを走らせている。
１０年間欠かさず 頑張り行なってきた絵画個展‥‥ 各年、持てる技、精一杯の
絵を描き仕上げてきたのは紛れもない真実だが、思えば 何気に枚数をこなすとこ
ろの「ありきたり」もあったような気もするのだ。
「どうせやるなら」‥‥ 精一杯の絵、自分の心が湧き立つようなスゴイ絵を生み
出してみせなきゃ。
そんな新たな熱い思いを込めながら、日頃描かない昼日中、一気に４枚の新作画を
仕上げた。
私の絵に関してだが、「本物」とは何だろうか？ 何処に隠れているのだろうか？
まだまだ見えない領域の中でもがいているが、とにかく より真剣に行なってみる
としよう。我を忘れる程の「夢中」に入り込み、挑んでみることにしよう。
昔からこういう心根が、私の良き個性だったはず。無くしてはいけない部分だ。
すやまとしお、起承転結の『転』の章、終盤に入ったようだ。何かが動き出して
いるようだ。
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