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2006/06/02(金)
大切
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ひとつひとつの季節を充分愉しめるようになっている。 慌ただしさをまるで誇りとするように、そんな日々を宝とするように、 周りのうつろいなんて気にすることもなく突っ走ってきた。 今も生きるペースはほとんど変わらないが、季節の流れや時の過ぎる様、 人の気持ち、表情などがよく見える。 満タンに近い心に 隙間を少し作り、周りの「大切」さを感じられるように しておく余裕‥‥ 必要だ。 例え小さくても、豊かに満ちるための余裕を持つことで 様々なことが 活き活きと輝き観えてくるものである。 もうすぐ梅雨に入る。そして大好きな夏が来る。子供の視線、感覚のように もっと無邪気に、純粋に、静なり動なり 全てのことをしっかりと感じ受け 止めてみようかと思う。
つい 先日仲のいい人が、今年の夏を存分に愉しめるように 浴衣を買ったと、 嬉しそうに話していた。 浴衣か‥‥ ずいぶん昔に作った浴衣はあるが、ほとんど袖をとおして いないし、柄もけっこう地味だったような‥‥ そうだ、私も浴衣を作ること にしよう。 梅雨から夏、心を癒し和ますように、よりしっかりと季節のうつろい、「大 切」を 感じることができるように。 もっともっと柔らかな、純粋な感性を 身につけていくとしよう。
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