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2006年5月

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最新の絵日記ダイジェスト

2010/06/02		新たな歩み
2010/06/01		絵画年
2010/05/30		大成功！
2010/05/29		最終段階！
2010/05/28		夢のような‥‥２題

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	2006/05/10(水) 反省

８日（月）の日記を読んだ３児の Kお父さんから「深く考えさせられた」と
感想を頂いた。
Kお父さん、小学生の息子さんを日頃よく叱りつけるらしい。何かにつけて
叱り怒鳴る自分にちょうど反省の念を抱いていたとおっしゃる。
反省の中、子供に対しての接し方、付き合い方をもう一度考えてみたいとも
言われる。Kお父さんの真の優しさ、熱心さがヒシヒシと伝わる‥‥
息子さんに対して心底一生懸命なのが感じられる。だからこそついつい
小言を浴びせてしまうのだろう。よく分かる。
人の言葉を真剣に聞かれる‥‥ 息子に対して詫びの心を直ぐさま行動に
移したいと瞳を輝かせながら反省を語られた。心を素直に開くことができる
誠に素晴らしい、立派なお父さんではないか。こちらが感銘を受けていた。

	2006/05/09(火) フォト

最近カメラを持って歩いている。
本当のところ、どちらかといえば絵よりも写真の方に興味のある私。
昔は上等高価な一眼レフカメラでパチパチやり、写真雑誌の年間コンテストに
チャレンジしていたことも。
現在は一眼レフ風のデジカメ。何気ない情景、ちょっと変わった風景などを少々
変わった視点で撮っている。
これまた実に奥の深い世界で、撮っても撮ってもなかなか思い通りの写真が
現れてこない現実。別に高尚なところを狙っている訳ではないし、無論到底
無理な話し。
しかしやり始めると探求心旺盛な？意固地な性格。いつしか自己挑戦に
向かいたくなる始末に負えないやっかいな性格でもある。
以前から絵画集の発表も夢のひとつではあるが、文章入りの写真集ってのも
いいかななんて大胆不敵なことを考えたりしている自分に恐れおののく。
今迄もそう、やってみて始めて気付くおろかさ、難しさ、悩み、苦しみ‥‥
世間から笑いとばされることは重々分ってはいるのだが‥‥ 性格。
私は、今は亡き世界を代表する「植田正治」氏の写真が言葉に表せない程
大好きである。いつも氏の写真に憧れ、嫉妬を抱いてきたものだ。
そんなことを軽々しく思うこと自体、大変恐れ多いことだと分ってはいるのだが、
少しでも近付けるような写真を撮ってみたいと願い続けてきた私が今もいる。
そんな「おこがましいチャレンジ虫」が心の中、ムクムクと動き始めているのだ。

	2006/05/08(月) 心の中のエレベーター

番組取材のための衣装を買いに出かけた。ちょっと雰囲気を変えてと、
久しぶりにスポーツショップ「●ル●ン」へ。
あれこれスポーツウエアーを選びまわり店内を巡っていると、幼稚園児くらいの
男の子を連れた若いお母さん‥‥ 何度かすれ違う。
男の子は疲れているのだろう、半泣き状態で少々ぐずり気味。お母さんの口調は
だんだん荒くなってゆく。
そして、「早く歩きなさいっ！」と強い口調とともに男の子の頭を平手打ち。
声をあげて泣く男の子‥‥ お母さん、バツが悪いのか、より興奮し、抜ける程に
男の子の手を引っ張りながら、「うるさいっ！泣くなっ！」と、怒り声を浴びせる。
もう少し子供の気持ちを察してほしい。子供は早く歩けない‥‥ 叩かれれば
泣くのはあたりまえ‥‥
他の場所でもよく見かける‥‥ 素敵な服を着てレストラン。ポロポロとおかずを
こぼしながらも懸命に食べている幼児に向かって、「こぼさないで食べなさいっ！
服が汚れるでしょう！ったく～、早く食べなさいっ！何故早く食べれないのっ！」
　‥‥ 子供は早く食べれない。服を気遣ってまで食べれないし、急げない。
デパートでも、公園でも‥‥ 子供の尺度で考え見れず、自分の尺度にかなわなければ
直ぐさま腹を立ててる親をよく見かける。
しつけという義を諭すことは親の大切な責任ではあるが、明らかにそれとは
かけ離れた、わずらわしさや面倒臭さを解消したいだけの自己欲求解消。

叱られているその男の子は、お母さんにだっこをせがんで泣き続けている‥‥
疲れて眠たいのだろう‥‥ お母さんは、「知らないっ！ここに独りでいなさいっ！」と
捨てセリフを残し子供のそばを離れてゆく。泣きじゃくり追っかけてゆく男の子。
こういう光景に出くわすといつも胸が締め付けられ、苦しくなる‥‥‥
最近テレビや新聞で、親が子供に対してとんでもない危害を与えるニュースを
よく見る。そんな事件、事故が多く起こっている。
大人、子供、様々な人、それぞれ人と向かい合う時にはそれぞれその人に合った
思いやりの同じ目線の高さも必要‥‥ 昇っていったり降りていったりと、その人の
尺度に合わせ考えること、とても大切だと思っている私だ。
誰の心の中にもあるエレベーターを上手く使えない、動かせない‥‥ 親子ほどの濃い
間柄であっても、利己主義的な思いを先走らせる親が増えているのではないだろうか。
　‥‥ なんて考えていた、切なく空しい時間だった。　祈幸。

	2006/05/07(日) 旅

私の年齢からすれば、本物を追求し、生み出す領域にいなくてはならない。
なかなか本物に歩み寄ることができないでいる自分、今だに探し求め
もがいている自分がもどかしくもある。
例えば絵‥‥ 以前のような、誰も真似のできないような「ペン画」を
より確立させ、打込まなければならないだろうし‥‥
生温さの中、平気な顔して生き歩いているような自分に物足りなさを感じ
続けたりもしている。
自分が思い立ち、真の行動を起こさなければならない時期に入っていること、
そのことは先日の「断食行」の中でもハッキリと教え観せられている。
学ぶためではなく、探すためでもなく、ここまできた私を引き出すための
本物を掴む旅に出たいと感じ始めている。決して焦りではなく、後悔でもない。
領域はまだまだ遠かろうが、心は近いと信じつつ、真の旅に。
　　　私もずいぶん変わってきた。

	2006/05/06(土) 「続・接吻白書」、DVD放送。

　　＜続・接吻白書、DVD テレビ放送予定のお知らせ＞

　　５月２３日「火」（２４日・午前２時１５分）　
　　６月２日「金」（　３日・午前２時１５分）
　　６月１２日「月」（１３日・午前２時１５分）
　　　　いずれも、山陰中央テレビ『ナイトミュージック』
　　
　　TSKのご好意で、その後も応援放送を頂けるようです。
　　深く感謝しながら、引き続き頑張り進もうと心新たにしています。
　　
さて、マキシシングル「続・接吻白書」を３月７日に発売してから、
ちょうど２ヶ月が経ちましたね。
この間、山陰各地、色々な方々にお世話になり、様々な形の即売キャン
ペーンライブ、そしてコンサートを続けてきました。
CDの売り上げも順調に伸びつつあり、まだわずか２ヶ月間ですが、
スタッフ内の目標売り上げ枚数まであと１歩、２歩‥‥？といった
ところまでたどり着いてきた感じです。
この調子で、いや更にパワーアップして、夏場、そして秋イベントに
向けて、頑張り、唄い続けたいと意欲を高めています。ぜひ皆さんの
力を今一度貸してやって下さいね。

	2006/05/04(木) ４次元的な夢

　　‥‥ 久しぶりに夢を見た。
夜のとばりが降りはじめる頃、海辺で時を過ごしていると、突然、空の神と
海の神が同時に現れ出て来た。どちらの神も、絵本で見る仙人のようないでたち‥‥
二人が語りかける‥‥「おまえが好む世界に自由に行かせてやるから選ぶがよい。
空なら自由に飛び回る力、海ならいつまでも潜り泳げる力を与えてやる。」
しばらく迷ったが、空を選んだ。
暗く染まった天空には無数の星が煌めき、三日月が浮かんでいる。
空の神が言うように軽くジャンプすると、まるでロープで引き上げられるように
スルスルと身体が上空に舞い上がってゆく。
いつしか滑らかに飛び回れる力を知り、流星群を擦り抜け、月にも降り立ち、銀河系の
様々な星の周りを飛び回りひたすら楽しんだ。
見守っていた空の神がささやいた‥‥「そんなにも嬉しいのなら、お前に好きな星を
ひとつだけ与えてやるので選ぶがいい。」
地球に負けないほどの美しい星をたくさん見つけたものの、とても迷った。
「どうした？おまえひとりだけの星を選べるのだから、何も遠慮することはない。」
『何故こんな小さな私に‥‥ こんな力を？そして星を？』
「海の神といっしょに見ておったよ。おまえはいつも暇を見つけては海を眺めに来ていた。
そして毎晩のように夜空を見上げていた。憧れていたんだろう？
お前が今帰りたい場所なんだろう？お前の純粋な心に応えてやりたくなってな。」
　‥‥‥ 私はまたしばらく考えた後、笑顔でうなずき、ひとつの美しい星を選び
指を差した。　「ホホ～、地球か‥‥ お前らしいな。」
と、突然、宇宙空間に浮かんでいた身体の力がス～と抜けるのを感じた瞬間、真っ逆さまに
地球に向かって落下し始めた。
落下圧によって身体が押しつぶされそう‥‥ もう駄目だ、これで終わりだ‥‥
地上に激突したかと思った‥‥ とてつもない衝撃に見回れた瞬間、夢から覚めた。
　
　暗い海辺、波打つ音。天空には美しい星が輝いている。夢と全く同じ情景‥‥
なるほど‥‥ そんな夜を楽しみに車で来ていた。いつしか眠ってしまったのか‥‥
時計を見れば、４０分程眠っていたことに‥‥ 結構長い夢だった。
ふと、左側車窓の上空を見上げた‥‥ 夢に出てきた空の神の顔にとても似ている
三日月が笑っているようにポッカリと浮かんでいた。
‥‥しばらく胸打つ鼓動がおさまらない。緊張感溢れる４次元的、体感的な夢だった。

	2006/05/02(火) 『心の形／１０』

　　　　『生の美』

　　「これが私なんだ！」って心から想えた時、創れた時が、
　　　　「生」の一番美しい瞬間、輝く時。

　　
　　今年最初の「断食」、７日間の修行、結願まで６時間をきった。
　　体重は５キロ減と、通常よりも落ちは大きかったが、この忙しい時期
　　心配していた体調はまずまず。
　　結願は今夜、午前０時‥‥ 事務所の仲間と美味、人情ラーメンを
　　食するため出かける。

　　無上甚深微妙法　百千万劫難遭遇
　　　　我今見聞得受持　願解如来真実義

　　至心発願　天長地久　即身成仏　密厳国土　風雨順時
　　　　五穀豊饒　万邦協和　諸人快楽　乃至法界　平等利益

　　

	2006/05/01(月) 『心の形／９』

　　　　『心の器』

　　　目をジっとこらし、耳をピ～ンと張って、
　　　　　夢とか、大切なものを見落とさないように。

　　　　どんなに揺れても、心の器を水平に保ちながら、
　　　　　　見つけたチャンスをこぼさないように。

　　