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2006/05/04(木) 4次元的な夢
  ‥‥ 久しぶりに夢を見た。
夜のとばりが降りはじめる頃、海辺で時を過ごしていると、突然、空の神と
海の神が同時に現れ出て来た。 どちらの神も、絵本で見る仙人のようないでたち‥‥
二人が語りかける‥‥「おまえが好む世界に自由に行かせてやるから選ぶがよい。
空なら 自由に飛び回る力、海なら いつまでも潜り泳げる力を与えてやる。」
しばらく迷ったが、空を選んだ。
暗く染まった天空には無数の星が煌めき、三日月が浮かんでいる。
空の神が言うように軽くジャンプすると、まるでロープで引き上げられるように
スルスルと身体が上空に舞い上がってゆく。
いつしか滑らかに飛び回れる力を知り、流星群を擦り抜け、月にも降り立ち、銀河系の
様々な星の周りを飛び回り ひたすら楽しんだ。
見守っていた空の神がささやいた‥‥「そんなにも嬉しいのなら、お前に好きな星を
ひとつだけ与えてやるので選ぶがいい。」
地球に負けないほどの美しい星をたくさん見つけたものの、とても迷った。
「どうした? おまえひとりだけの星を選べるのだから、何も遠慮することはない。」
『何故こんな小さな私に‥‥ こんな力を? そして星を?』
「海の神といっしょに見ておったよ。おまえは いつも暇を見つけては海を眺めに来ていた。
そして毎晩のように夜空を見上げていた。憧れていたんだろう?
お前が今 帰りたい場所なんだろう? お前の純粋な心に応えてやりたくなってな。」
 ‥‥‥ 私は またしばらく考えた後、笑顔でうなずき、ひとつの美しい星を選び
指を差した。 「ホホ〜、地球か‥‥ お前らしいな。」
と、突然、宇宙空間に浮かんでいた身体の力がス〜と抜けるのを感じた瞬間、真っ逆さまに
地球に向かって落下し始めた。
落下圧によって身体が押しつぶされそう‥‥ もう駄目だ、これで終わりだ‥‥
地上に激突したかと思った‥‥ とてつもない衝撃に見回れた瞬間、夢から覚めた。
 
 暗い海辺、波打つ音。天空には美しい星が輝いている。夢と全く同じ情景‥‥
なるほど‥‥ そんな夜を楽しみに車で来ていた。いつしか眠ってしまったのか‥‥
時計を見れば、40分程眠っていたことに‥‥ 結構 長い夢だった。
ふと、左側車窓の上空を見上げた‥‥ 夢に出てきた 空の神の顔にとても似ている
三日月が 笑っているようにポッカリと浮かんでいた。
‥‥しばらく胸打つ鼓動がおさまらない。緊張感溢れる4次元的、体感的な夢だった。


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