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2006/04/10(月)
香り
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靴屋さんて、何か好きだ。
時間の余裕ができた時、ついつい行ってみたくなる場所だ。
店に入った時の あの新しいシューズの香り‥‥ あれが いい。
本日 遅めに目を覚まし、ゆっくりと 今週行なわれる県外取材の
衣装他、準備に走った。
心機一転と、新しいシューズを探しに 馴染みの靴屋さんにもGO。
春物がたくさん入荷されている。
１階、２階、ゆっくり散策。 番組用、取材用、２足を選び購入。
晴れ晴れウキウキ気分で家に帰り、シューズ棚に入れようとするが、
何とも たくさんのシューズ達。４０足ものシューズ達がビッシリ。
しまい込むスペースが全くない。
シューズ整理をしなきゃな、ということで‥‥ 長年履いている、
お気に入りものではあるが、痛みが出てきているものを やむなく
処分することに‥‥
いつもいつも 共に頑張ってくれた 愛着のあるシューズなのだが、
今回 ６足ほど お別れすることに決めた。
改めてシューズを棚に並べかえる。色々な思い、状況で買い揃え
てきたシューズ達‥‥ 頻繁に履かれるもの、もうほとんど履いて
もらえないもの、一足一足 丁寧に 買った当時の思い出を浮かべ
つつ眺める。
新しいシューズの香りが ほのかに棚を包んでいる。 古いシュ−
ズ達も、何か 生き返ったように主張を始めている。
できるだけ まんべんなく履いてやらないとな‥‥ なんて 感傷に
浸った、ささやかながら満ちた時。
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