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2006/12/25(月)
時を失った男
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世はクリスマスである‥‥ そんな気配すらない状態でアレコレ走り回っている。
しかし、信じられないペースで動き回り、自分が何をやっているのか、 やらされているのか 分からないような現実の中にいる。
毎年だいたい、シャンパンを買ってきて、好きな夜空でも眺めながら チビリチビリと、気分酔いと洒落込むのだが、今年は何ひとつクリス マスの感覚がない。
日にち、曜日も分からない、まるで時間を失っているような‥‥ 9月下旬から ずっとこんな感じで来ている‥‥。
今日も鳥取からの帰り、車の中、深夜の国道沿いにチラチラと煌めいて いる 過ぎ去ってしまうクリスマスのイルミネーションを ぼんやりと 眺め、季節も時間も、行事も無くなってしまった 自分の現実に 胸を締め 付けられる思いにかられていた。
この10年間、こんなに動きまわった年はなかったように思う。 今年06も あと5日‥‥ もうしばらく こんな状態が続きそうである。
扁桃腺、頭痛、肩こり、腰痛、耳の調子に悩まされている‥‥ 2日くらい 何処か静かな温泉に泊まり、ゆったり、のんびりと、 見失って いる 自分の心、姿を見い出してみたいもの。
自分自身に「頑張れよ!」と声援を贈っているのだが‥‥ 正月も 知らぬ 間に、通り過ぎていってしまいそうだ‥‥。
「 時を失った私が、時に追いかけられている。」
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