すやまとしおのスマイリーでいこうっ !!
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2006/10/11(水) 『 THE BIRDMAN .9 』集英社の原作買い取りもまだ!
単なるジョークや、ダジャレだけではなく、オシトは日々の行い全てにおいて、
喜び、楽しむように心掛けた。 その度に 細胞のひとつひとつが弾けるように
生まれ変わっていくのを感じていた。自らの在り方で、心身の神聖なる進化が
得られる事、進化の重みを新たに悟り始めていたのだ。 痛みの激しかった
身体、羽根は、見違えるように逞しくなり、誰もが不思議を感じる、驚きを浮
かべる時の中にいた。

『 ‥‥ 見てくれ、やすお‥‥ この羽根を。こんなに短い期間で ここまで
目覚ましい進化をくり返し、羽根が神力に満ちてくるとは思わなかったよ。
お前のおかげだ‥‥ 全ての何ものにも心から喜べるように変わった この心は、
お前が創ってくれたと言っても過言じゃない、深く御礼を言うよ。
当り前のことができない。些細なことには目が向かず、逃げる。 大切で、大き
いこと、退化させていたことを、人間のお前から教えられたよ。
恐く、まもなく、オイラは お前の元を………… ピーン ………………………
  広いようで狭いこの「行」界で、幼子に等しい 何も知らぬ人々が自己を
中心に置きて、うごめいている。 不服ばかりを言い、我欲にからまり縛られ、
利だけに目を剥き むさぼり利用し、資質を磨くこともなく 伴わずして出向き
たるものの 崩れ諦める、誠なるものを気付かず。名誉や格事ばかりに鼻を高め、
慣れや親しみをよいことに 横柄まかり通ると思い違えて、摺り替える。
せっかくの「喜・楽」でさえも、いつしか「苦」や「哀」に形を崩し変えてし
まい、人にも難を押し付け、知らぬうち取り返しの出来ない程の害を生み出し、
もたらしてしまう。
生を受け、幼き時は「素」なり。生きれば生きる程に劣ってゆく未熟者多く、
成長、進化、確立、悟心、磨き学び進みたる本道、本質が見失われている界で
もある。荒波も 時には自己を立たせ 悟す力となり、良きもあるが、いくら「
行の界」といえども、常に荒波に揉まれていれば溺れ死ぬ‥‥。
そうなる者に加護を差し向けるのが 御身の務め。 
人々の「苦」を抜き「楽」を与え、本道を得、通を起こすための、世間の闇を
照らす明燈、生死の海を渡す船筏(いかだ)となるよう、人々の難を救って、
導き、生まれ還らせるように、今、おもいきり翔たくがよい。
そのうち、御身自身も光明に照らされて、持ちて降ろされた 三妄(まよい)の
霧、おのずから晴れるはず。浄心の玉 明らか、真如の月、まどかならん。
御身が先に自ら述べた言葉こそ、まどかなるもの、進化の心。よく届き観るこ
とができた。その救いを垂れた御主に、御身の力をもって 願いを与え活かすが
よい…………… ピーン ………………………………』
「 ‥‥ おい、オシト‥‥ どうしたんだ? 何、ブツブツ言ってるんだぁ〜?
大丈夫かよぉ〜?」

『  ‥‥‥ やすお‥‥ 今のオイラの言葉を聞いたか‥‥?』
「ああ‥‥ 何のことだか 全く分からなかったがな。」
『今の御言葉は、「楽」「哀」一心同体の御神、キアチ様、そしてコモト様、
お二人揃っての 慈愛の御心、お伝えの言葉だったんだよ。』
「じゃ、じゃあ オシト‥‥ 天上界に還れるってことなのかっ?許しが出たっ
てことかーーっ!!?」
『間違いないっ! 今から、この羽根の神力を試してみるから、よ〜く見ててく
れっ!』

やすおの目の前に飛び下りて来たオシトは、ゆっくりと両羽根を伸ばし、広げ、
力を漲らせて輝き始めた‥‥ と、その時である、何も知らない事務の女性、
はやなえ嬢が 買い物から帰って来て 部屋に入ってきた。 そして その神々し
い光景に絶句した‥‥‥

   THE BIRDMAN、次回はBIGクイズ、そして『オシトの哀しみの意味』編、
   どうぞ お楽しみに。

2006/10/10(火) 『 THE BIRDMAN .8 』 三笠書房からもまだ連絡はない!
羽根が輝き光ることに 深い意味を見い出した やすおは、それからというもの、
懸命にオシトのためにと尽し努めた。

「おい オシト、いつも天上界のことを聞かされているんだが、俺だって、お前
の まだ知らない天国のことを知っているんだぜ!」
『アンタが‥‥ 天界・天国のことをか‥‥?』「そうさ‥‥ 聞きたいか?」
『そりゃ ぜひ聞きたいもんだね。』 そう言うと、バタバタ飛び立ち、やすお
の間近にやってきた。「‥‥ 天国っつ〜のはな‥‥ 」『おい、もったいつけ
るなよ!天国っていうのは‥‥?』
「天国っつ〜のは‥‥ あのよォ〜!」  ‥‥‥‥‥‥‥‥‥
『あのよォ〜‥‥? ‥‥‥ ギャハハハッハ、何だよ それ〜 ダッハハハハ!
あのよォ‥‥ なるほどォ〜 あの世かぁ〜 ガッハハハハハハ! 』
笑いが止まらないオシトに再び やすおが語りかけた。
「こんなのは どうかな? 正直なジイさん、花咲かジジイさんが 花を咲かせよ
うとして 桜の木に登ろうとしていると、突然、悪いジジイさんが ひきずり降ろ
そうと、下から足を引っ張ってきたんだ。」『意地悪なジジイだよなぁ‥‥
危ないだろうにさ! ‥‥ うんうん、そ、それで?』
「正直で 温厚で 優しい 花咲かジジイさんは、たまらず叫んだって訳さ。」
『ホーホー、落ちたら大変だものなぁ〜 ‥‥ その温厚な 花咲かジジイさんは、
何て叫んだんだ!?』
「 はなさんかっ、ジジイ〜、はなさんかジジイ〜、はなさかジジイ〜‥‥
花咲か‥‥ ジジイ〜‥‥‥」
『 ‥‥ ‥‥ ‥‥‥‥‥ はなさんか‥‥ ジジイ‥‥?
ドワッハッハッハッハッハ! ギャヒヒッヒッヒッヒ! 何じゃそれ〜っ!!
どこが温厚やねんなぁ〜〜! ハッハッハァ〜〜‥‥ 頼むよ、笑い過ぎて呼吸
ができないっ!!』
真ん丸の小さな目から涙をこぼしながら 笑い喜んでいるオシトの羽根、背中の
辺りが黄金色に輝きだしていた。 その輝いた部分の羽根は 明らかに以前のそれ
とは違い、色艶良く、強さが感じられた。

それからというもの、来る日も来る日も、やすおは お道化て見せ、聞かせて、
オシトを喜ばせ続けようと、楽しさ溢れる日々をつくり出す努力を決して怠ら
なかった。
2ヶ月を過ぎた頃だろうか、いつしかオシトの全身の羽根は 色が変わり、普段
でも うっすらと 玉虫色に煌めき、輝くほどになってきたのだ。
オシトはヤスオに深い感謝の念を抱きながら 感じ観ていた‥‥ その日が いよ
いよ近づいて来ていることを、その甦り始めた 神力の羽根、翼で、読みとって
いた‥‥‥‥

THE BIRDMAN、次回は『御神のささやき』編‥‥  あなたは この後、後編から
フィナーレにかけて、きっと 感動の涙を流すことになるだろう。

2006/10/09(月) 『 THE BIRDMAN .7 』 長編になりそうな気配?
はやなえ嬢が興奮しながら叫んだ!「ホラッ見てっ、その鳥っ!羽根の一部が
かすかに光りだしたわっ!」「ほんとだっ?! 一体どうしたんだっ!?
悪い病気だろうか!?」 ‥‥ 騒ぎの中、しばらくすると、その輝きは消えて
いった。

その夜‥‥ 店を終えた やすおは、コーヒーを飲み一息つく中、オシトに語り
かけた。「おい‥‥、体は大丈夫か?」
『何も問題ないね。お前が笑わせるもんだから、腹は痛いし、体は熱くなるし、
もう大変だったよぉ‥‥』
「 なあオシト、もしかして‥‥ あの時の羽根の輝きは、神力の羽根の治癒に
関係してるんだろう?」
『さすがだ、やすお。そのうち もっと詳しく分ってくると思うのだが‥‥
御神<キアチ・活王>様が司る「哀」、悲しみには「楽」、楽しみが必ず必要
なんだ‥‥ と言うよりも、表裏の域にある。この世界にあるもの全て、表裏の
素に創造されているんだ。悪正、明暗、上下、まるで葉の表裏のように、同一
同所に存在しているもの。だから「哀」の中には「楽」があり、「楽」の中に
は「哀」が存在している‥‥ ひとつのものであるから、心の在り方で、どちら
でも呼び、選ぶことができるんだよ。人間っていうヤツは ほとんど、その片方
ばかりにとらわれてしまうがね。』
「 ‥‥ オシトの羽根が喜び、楽しさで輝いたよね‥‥?」
『やすお‥‥ お前って たいしたヤツだよ。ここにたどり着いた時に語ったよ
な‥‥ 今はまだ 詳しく言えないって‥‥。 
もう話してもいいだろう‥‥ 実はオイラは天上界で、キアチ・活王様の御加護
に対して、ある逆い事をしてしまったんだ。 「哀」の御神、キアチ様は温かく
見守っておられたが、先程言った通り<表裏>、「哀」と一体にあるところの
「楽」の御神は許されはしなかった。
「楽の神‥‥?」『そう、まだ話していなかったな‥‥ 形は全く違う別の御神
なんだが、同体神でもあるんだ‥‥ その御名は、<コモト・伽奈多様>。
「哀」を司る キアチ・活王様は、逆の「楽」を教え説かれ、「楽」を司る
コモト・伽奈多様は、同じく逆の「哀」を教え説かれることになっているんだ
よ。 すなわち反対側の真理を悟されている‥‥ 表裏つくらず、まどか(丸円)
なる真域を創造するために、御神の存在でありながらも その手を下し、自ら、
真理の導きに向かい、務められているという現実がある。』
「 ‥‥ふ〜〜、聞けば聞く程、驚きだねぇ〜。」
『という訳で キアチ様より、もう一度「楽」の理、進化を会得し直して来るよ
うにと、修めの「行」界である この世に降ろされたということなんだ。』
「 ‥‥ オシト、よく話してくれた‥‥ お前がまた、天上界に還れるように、
俺も懸命に、できる限りの協力をするから任せろっ!心配すんなってっ!
よし、笑おうぜっ! 思いきり楽しく過そうぜっ! ‥‥ その代わり‥‥ 何で
も 叶うと言う<3つの願い>は、宜しく頼むぜっ!!」

   好評!THE BIRDMAN、次回は『 神々しい進化』編!
 ※ BIRDMANクイズもあるかも‥‥ ね!? お見逃しなきよう!!

2006/10/08(日) 『 THE BIRDMAN .6 』 元気が一番!焼肉食べたい!
あっという間に一週間が過ぎていった‥‥  人として、鳥として、何気ない、ごく当り前の日常を過していた。
セキセイインコ「オシト」は、やすおの頭、肩、腕にとまり、どんな時も そばを離れる事なく、神力に満ちた羽根を 労るように
毛づくろい、手入れを怠ることはなかったが、期待するような変化は現れてはこなかった。

そんな ある日のお昼‥‥ スタッフと共に、店の事務所で昼食弁当を食べている時のこと‥‥
やすおの隣で食べている事務の女性、「はやなえ嬢」が呟いた。「やっぱりチキン弁当が一番よね‥‥ でも、何か今日は お腹が痛いから全部食べられないわ‥‥ だいたいここまでチキンをたくさん入れなくてもいいのにねぇ‥‥ 程ってものがあるでしょうに! 量を落として、その分 安くしてくれればいいのにさ!」
すかさず やすおが応えた。
「大丈夫!頑張って食べれば チキン(じき)に治るから! ホラホラ‥‥ ポロポロご飯をこぼさないの!チキン(きちん)と食べなさいよ! ‥‥ なんちってねっ!」
久々に飛び出した やすおのお得意、寒いダシャレに 皆は固まり 目を白黒させていたが、耐え切れず吹き出し大笑いし始めた。「ギャハハハ‥‥ ダハダハ‥‥ ハヘハヘ‥‥
もう〜やめてよぉ〜 低級なシャレは〜!」はやなえ嬢の言葉を受け、大笑いしながらスタッフの なびえ君が語った。
「でもさぁ〜、久しぶりだよな‥‥ やすおさんが こんなに心底笑うなんて。暇な時期だしさ、皆、どことなく ふさぎ込んでいたもんなぁ。」
「そうよね、たまには やすおさんの どうしようもない おやじギャグも必要なのよねっ!」「何言ってんだよ!俺のギャグは高尚なのっ! そんなことを言うと‥‥ 顔をギャグって(殴って)やるぞっ!!」
「ギャハハハ‥‥ ギャグってやる、だって‥‥ グワハハハは‥‥」 またまた一同が大笑いとなる。
『チュチュチュチュン、チュッチュチュチュン、ピーチュチュピーピー!』
「何だ?この鳥‥‥? こいつも笑っているみたいだよな?」「そうよ、あまりにも冴えないダジャレだから同情して笑っているのよ、そうよ きっと!」
なびえ君と はやなえ嬢の笑う姿を見ながら、やすおは思った。
  ‥‥ そうだよなぁ、最近 日々を楽しみ、明るく笑うことを忘れていたもんな〜。 元気出さなきゃな、どんなことでも、何があっても、明るく、楽しく、過さなきゃいけないんだよなぁ〜 フフフフ‥‥。」

『チュチュチュッチュ、ピーチュチュン、ピーチュチュチュン!』
「ったくぅ〜、鳥さん、まだ笑っているわよぉ〜 ‥‥ ん‥‥??? あっわっわっわぁ〜、ねえ ちょっと ちょっと‥‥ ホラっ、み、見てよっ!と、と、鳥さんがぁ〜〜っ!! 」
やすおの肩にとまっているオシトを指差し、はやなえ嬢が慌てて叫んだ‥‥!

    THE BIRDMAN、次回は『変身の時』編、御期待下さい。
 
  < 連載を記念して「超ビッグ」?、<信じられない>ような
    賞品?が当るクイズを出題します。
         ぜひ、お楽しみに!ご参加あれっ!>
      カ・ミ・ン・グ・ス〜〜ン。

2006/10/07(土) 『 THE BIRDMAN .5 』 感動巨編、必至!!
結局、喋る不思議な鳥、「オシト」と名のるセキセイインコは、やすおの店に
留まり住むこととなったのである。

「‥‥ んん〜? 原ちゃん、やっぱりブレーキまわりをきちんと修理しておい
た方がいいと思うけどな。安全が一番だからね。」
「オ〜ッス!、ひでかず!なんか最近病んでないか? 仕事、大変なのも分かる
けど‥‥ 寝なきゃ駄目だぞ!あっ そうそう、風呂は嫌がらずにちゃんと入れ
よ! 散髪もしろよ!」
「はい、もしもし〜‥‥ あっ、津田先生? いやぁ〜 先日はどうも。 そうなん
ですよ、デスクトップパソコンのいいのを見つけましてねぇ‥‥ 世の中、進歩
が早いですよねぇ、何と100ギガものですよぉ! 色々と店で有効利用できる
と思いまして、思案の最中‥‥ そう、そうなんですよねぇ〜。」

『おい、おい、やすお‥‥ 今、事務の人間がいないから喋ってもいいか?
しかし アンタも忙しくて大変だな‥‥ 感心するよ。長生きはできねぇタイプ
だな。』
「余計なお世話だ‥‥ 人は死ぬために生まれてもきてるんだから、そうであ
るなら それでいいさ。じゃ 何か?オシト、お前に命乞いをすれば、寿命を伸
ばしてくれるとでも言うのか?」
『ああ、できるね! 簡単なことさ! オイラの心意気を天上界の神、キアチ・
活王様に 心から願い申し立てれば、可能だ。』
「‥‥ 何かウソ臭いんだよなぁ‥‥ おまえ。 ところで オシト、お前は今、
何歳になるんだっけ?」
『オイラか? 童子になったばかりで、まだまだ ひよっ子。天上界に入ってか
ら、歳をとるのは訳あって 早く進むものだが‥‥ 確か、今年の暮れあたりで、
9986歳になるかな。』「‥‥ きゅ、きゅうせん‥‥きゅうひゃくぅ‥‥?
おい、バカにしてないかぁ? 言ったモン勝ちかぁ〜!?」
『イヤ、嘘ではない。いいか、この星の誕生を考えれば分かるだろう‥‥
我々 童子、ひよっ子は、心が動きやすくて感じ得やすい波動を出してくる人間
を相手にしながら務めてきたから まだいいが、八百万(やおよろず)の御神
方々は、この星を創始され、大自然の万物の「生」の営みの「形法」を決め定
められ、守り育てるを、続けてこられた。』
「‥‥‥‥‥‥‥。」
『格好は、こんな鳥の姿をしているんだが、オイラ、元々の本当の姿は‥‥
原始石器末期の時代に「生」を与えて頂いていた男、オシトと名のる人間だっ
たんだ。』
「‥‥‥‥ そうなのか‥‥」
『心の汚く病んだ 極悪非道な生き方に明け暮れていた、とんでもない人間だっ
たさ‥‥‥。
あれは53才の時だったかな‥‥? 重い病いに陥り、自分の弱さ、汚さ‥‥
深い反省、懺悔の念に苛まれていたある日、天空の彼方から ゆっくりと輝きな
がら、多くの童子を従えられた、御神<キアチ・活王>様が降りて来られた‥‥
そして 有り難い言葉を頂戴したんだ。

  *** やっと清浄の心を得られることができましたね。長き間の、修養、
お務め、御苦労様でした。次に及ぶための進化をしっかりと果されました。
  さあ、心の真なる聖地、西方彼岸へ、共にまいり、更に喜びを努めましょ
うぞ。****

『驚いたね‥‥ その言葉ひとつで‥‥ 救われたね。「生」なる根本の意味を
受け取る事ができた‥‥。  御神の配慮で、人間、様々な生の道に送り付かさ
れるのだが、決して「生」の上下、内容ではない。その立場の領域で、どう心
を得ることができるのかを 観ておられる。
オイラは その言葉を頂戴した瞬間、深い深い慈悲、慈愛を感じながらボロボロ
と涙を零していたものさ。 そりゃ嬉しかったさ! だってさ、御神を感じ観る
ことができたんだぜっ! 53年の短い命だったが、最後の最後、その日初めて
人間の素晴らしさを感じつつ、人というものを惜しみつつ、素直な心で 逝った
ものさ‥‥‥』
「 ‥‥‥‥‥‥‥ オシト‥‥。」
『おっと、いけねぇ‥‥ 何か暗くなってしまったよな‥‥』
「全くそうだよな‥‥ オシト。 人間って、素晴らしいものなんだよなぁ‥‥
お前が 私の元に降りてきた意味が、今、何となく分ってきたよ‥‥。」
『 ‥‥そうか。 やすお、それなら もう1つ 正直に言っておくから‥‥
実はオイラの この神力の羽根を治し戻すのは、お前しかいなんだよ。どれだけ
の時間がかかるのかは分からないが‥‥ やすおに与えられた役割とも言えるん
だ。
「 なあ‥‥‥ 俺って、キアチの神さんに遭うのが近いということなのか?」
『 ‥‥ それだけは今、言うことはできないんだ。勘弁してくれ。
だがね‥‥ この羽根が治癒してきた時には やすおに、望むもの、どんなもの
でもいい、3つのものが与えられることになる。』
「望むものが何でも‥‥? 3つ‥‥?」
『そう、3つだ。 でもな、やすおの心が 真に向かって働かなければ、羽根は
いつまで経っても 癒されないんだ。』 
「そうか‥‥ 3つか‥‥ 例えば‥‥ パソコンでもいいんだな? プリンター
も付けちゃってさ。 ‥‥ 2つ目は‥‥ 腹を引っ込めるか、汗もを治すかだ
なぁ‥‥ あと1つかぁ‥‥‥」 
『‥‥‥‥ まいったね、こりゃ‥‥。  んん‥‥? おわわっ、おおっ、
おい! やすおッ! 事務の女性が帰って来たぞっ! おい、こらっ‥‥‥』

「ハ〜イ ただいま!雨に濡れちゃって大変〜。ん?‥‥ どうしたの、社長?
何イヤらしい顔してニヤけてんのぉ〜?
アッラァ〜‥‥ 何よぉ〜 ちょっとぉ〜‥‥! もぉ〜 ヤダァ〜 この鳥〜‥‥
私のデスクに いっぱいウンチしてるぅしぃ〜〜! 信じらんなぁ〜〜い!!
 ‥‥ あったぁまにくるぅ〜っ! オラッ!焼き鳥にしちゃうぞぉお〜〜!
   ‥‥ ったくぅ〜〜!!」
『 ‥‥‥‥‥‥‥ チュッ チュン‥‥‥。』

   THE BIRDMAN、次回は『 人として、鳥として、編』 乞う御期待!

2006/10/06(金) 『 THE BIRDMAN .4 』 まだ 講談社から誘いはない!
『信じてもらえないだろうが、決して嘘は言わない。実はオイラは、天上界の
神所に仕え、御用を受け、整えるために 使い走る役目を与えらている側近師、
「救神童子」なんだ。
八百万(やおよろず)の神と言うだろう‥‥ あんたら人間が想像する以上に、
たくさんの神様がいるんだ。 その中、オイラが仕える神様の御名は、<キアチ
・活王 >様と言いい、偉大な御方なんだ。
キアチ様は、人の心を促す神様の一人‥‥ 人は微妙に違う とても多くの感情
を持っているんだが、大きくまとめりゃ、「喜怒哀楽」になる‥‥ その中の
「哀」の部分を司り、癒しへと向かわせ、この世で人が悟りゆく思いに気付き
を恵み与えられる重要な御方なんだぜ。
ホラ、日頃人間は、苦しみや、辛さに襲われた時、自分と戦わなきゃいけない
だろう? 自分を見つめ直すだろう? 実はさ、ここだけの話し、その時なんだ。
キアチ様の御心が降り注ぎ、降臨している時なんだよね。
でも人間って、悲しいというか、幼な過ぎるというか、気付かないんだよな。
心っていうものは 全て自分のもの、自分の思う通りになるものと思い込んで、
タカをくくってしまうから始末におえない。同じ過ちをくり返してしまうのは
そのためさ。 真の悲しさが何処にあるのか分っちゃいない。  
 ‥‥ ねえ、やすおって言ったっけ? あんた、ちゃんと聞いてるぅ?
キアチ様を ちゃんと感じられる者と、感じられない者がいるんだ。感じられ
ない者は、まだまだ心修めが必要と、難を贈られ、そっと放っておかれる‥‥
いわゆる、修行を積まされているという訳だよ。』
「  ‥‥ そうか、なるほどね‥‥  それじゃあ、感じられ、心が清らかに
なってきた人間ってのは どうなるんだ‥‥?」最近出っ張り気味の腹をさすり
ながら、やすおは尋ねた。
『おい、腹、大丈夫かい?痛むのかい? ‥‥ そんな人間は、だいたい想像が
つくだろう? キアチ様が観えるようになってくるんだ‥‥
もっと健やかに悟り昇っていけるよう、天上界へ導いて頂けるよう、より高い
彼岸の地に向かって行けるようにさ、教えを感じさせるのが、我々、救神童子
の役目ってもんなのさ。 だから、この世界全ての人間の心を感じ受けて飛び回
らなきゃいけないんだよ。
こんな話し、一度に語っても理解できないだろうがね‥‥
まっ、時間はたっぷりあるはず、おいおいに説明していくから‥‥。』
得意げに語りながら、セキセイインコ「オシト」は 痛んだ羽根の毛づくろいを
始めた。
「オシム‥‥ 監督‥‥ じゃない‥‥」 『オ・シ・トだっ!』
「ちょっと聞いてもいいかな‥‥ そんなに凄いことができる羽根、その大切な
羽根、痛んだ羽根が治るにはどのくらいかかるんだい? ん‥‥‥‥ お、おい、
オシム‥‥ 泣いてんのかァ‥‥?」
『 オシトだっつ〜の‥‥ その言葉、涙が滲み出てくるね‥‥ 実は この羽根は、
キアチ様の神力の源、妙法力で一本一本できているんだが‥‥ 訳あって、その
神々しい力が効かなくなってしまったんだ‥‥
「それで飛べなくなったのか? 普通の鳥になりつつあるというのか?」 
『実は‥‥ が多いんだが、実はオイラ、キアチ様に逆らい事をしてしまってさ
、人間と同じ形‥‥ 人の間の修養の場である この世に追い出されちまったん
だ‥‥ 一から、この世での進化の過程を積まなければ、神力、妙法力を頂戴
できない、天上界に戻してもらえない、神の側近「救神童子」に還れないって
ことなんだ‥‥‥‥ 
まあ それはそれとして、でも‥‥ あんた、見直したよ‥‥ なかなか鋭い女性
だな‥‥』 「ハア〜!? 俺は男だよっ!」
『はれっ? だって‥‥ さっき、その腹、さすって痛がってたでしょ‥‥?
妊娠さんじゃあ‥‥?』
「悪かったな!これは出っ腹〜〜っ! オシム、おまえの修行は長引きそうだな
!」 『オ、オシム‥‥って、 あんた、わざと言ってるだろう! ‥‥ でも、
あんたとは いいコンビになれそうだな!』
 「何だかな〜。 何なんだ、コンビってよ、一体‥‥」
 
「ねぇ〜! 何ぃしてんのォーー、ったくぅ〜! もう〜、食事〜〜って言って
るでしょう〜!? 日清焼そばって、時間が経つと固まって、脳ミソみたいに
なるって いつも言ってるでしょうがァ〜っ!!」
事務所の中からは、相変わらずヒステリッカルメントな声が響いている‥‥
そんな平和を感じさせる、秋晴れの午後であったのだが‥‥
セキセイインコ「オシト」は、もうひとつの驚くべきことを、やすおに告げな
くてはならないのだ‥‥

   好評、THE BIRDMAN、次回『捧げられる望み編』に続く。

2006/10/05(木) 『 THE BIRDMAN .3 』一部で人気沸騰!
やすおは驚き、我が耳を疑った‥‥ な、なんと その小鳥、セキセイインコが
話し、語りかけてきたのである。
『いやあ〜、まだ暑さが残る中、汗にまみれて、お仕事 大変だねぇ〜』
「グワッ!? と、と、鳥が喋ってるっ! そ、そんなバカなことが!これは夢
なのかぁー!?」 
その鳥は、小震いする やすおの足元に、インコなのに ヒヨコヒヨコ‥‥‥
近付いてきて 更に語りかけてきた。
『いやね‥‥ オイラ、この大切な羽根を少々傷つけ、痛めてしまってねぇ、
翔たくことが出来ず、疲れてしまったって訳さ‥‥ おっとっと、誤解しちゃ
いけないよ! オイラは 決して怠け者じゃないからね。こう見えても、ものの
10分間で、この地球を7周も回ったことだってあるんだぜ、凄くな〜い?』
どうにも信じられない やすおは、恐る恐る‥‥「 ‥‥ そ、そんなバカなこと、
信じられる訳がない!」
『ワッ‥‥ バ、バカって言った? 言ったでしょ!? 確かに言ったよね!?
あのねぇ〜、あんた、非常にラッキー! いつものオイラなら 恐く許さないと
思う‥‥ あんたをすかさず消し去ってしまうことになってたと思う‥‥ 』
「 ‥‥ 何が何だか、ホント分からないなぁ‥‥ 何故?、鳥が話しを‥‥?
そんな鳥が どうしてここに‥‥? 」
『そうだよねぇ‥‥ 鳥がベラベラと話すなんて、この世界ではありえないこと
だったよねぇ‥‥ イヤァ〜、驚かしてゴメンゴメン。詳しく話すことはできな
いんだが‥‥‥ オイラね、この世、全世界を回って奉務してるんだ‥‥
オイラの名前は、オシトって言うんだ、ヨロシク!』
「 ‥‥?? オ・シ・ト‥‥? オシム監督なら知ってるんだけど‥‥」
『 ‥‥ 君‥‥、話し 進めていいかな‥‥? 実はここから奥を語る話しは、
とんでもなく尊大、崇高、重要な内容なんだよ‥‥
いいかな、絶対に他言しないと誓えるかな? 守れるかな? もし それができる
なら、あんたには全てを話してもいい‥‥ だが、万が一、オイラから聞いた事、
少しでも誰かに話した時は、あんたに恐ろしい罰法が与えられることになるん
だっ! それでもいいかなっ!?』
「 ‥‥‥‥ じゃあ、聞きたくない!」
  ‥‥ 少し慣れて、開き直りを始めた、やすおであった。
『おいおい‥‥ それはないだろう? そんなのって、単なるダダッ子じゃん!
聞きたくないってさぁ‥‥ この物語の進行上ね、おかし過ぎるだろうに‥‥
ここで終わっちゃうでしょ‥‥ もう少しさ、後先を考えようよ!』
  ‥‥ そんな真剣な やり取りが続く中、やすおは 渋々 怖ごわであったが、
ついに、誓いを交わしてしまうこととなった‥‥‥

喋る不思議なセキセイインコ、オシト‥‥ この小さな小鳥の口から、この世界
を仰天させる 信じ難い究極の真実が、ついに語られることとなる。
何か 未知なるものが動き、始まろうとしていることを、やすお自身、この時は
知る由もなかった‥‥‥。
    
    THE BIRDMAN‥‥ 次回、『深い真相編!』を待て!


2006/10/04(水) 『 THE BIRDMAN .2』 好評連載中!
オイル交換をすませた やすおは、煙草をふかしながら大きく溜息をついた。
「 もう昼か‥‥ しかし、かい〜なぁ、夏のあせもが治らない‥‥ 治癒力が
衰えたな‥‥ 俺も歳をとったってことか‥‥? ふふふ‥‥」
事務所の中からは大きな声がしている‥‥「ねぇ ちょっとぉ〜、聞いてるぅ?
お昼は何食べるのぉ?日清焼そばと おにぎりでいいのぉ〜!?」
苦笑いを浮かべながら、やすおが事務所に戻ろうとした その時だった。
一陣の風がやすおの身体を吹き抜けた‥‥ やすおは何か不思議な気配を感じて
振り返ると、煌めく空から1羽の小さな鳥が舞い降りて来たのだ。美しく青色
に輝くセキセイインコである。
やすおと少し離れた地面に降り立ち、首を小さく左右にひねりながら、何やら
様子をうかがっているような‥‥
「ホラホラ‥‥ おまえ、何処からやって来たんだ?迷い込んだのか?」
小鳥の前に 静かに歩み出て、しゃがみ込み、手を差し出したその時だ、やすお
は びっくりして 我が耳を疑った!!

      『 次回に続く 』

2006/10/03(火) 『 THE BIRDMAN .1 』いよいよ連載開始!
 < THE BIRDMAN(ザ・バードマン)序論>

  人々よ、汝よ、「生」を司る真実を観る時が来たのだ‥‥。

かつてダーウィンは、何を感じ観たのだろう? 何に心をとらわれて、進化と
いう論事をまとめあげることになったのだろうか‥‥?
2000年を超える この長き歳月の中で、具体的に進化の過程を現し、うな
がしうなずけるもの、一体何を思い知れと語ったのだろうか‥‥?
実は 我々の身近で刻一刻と進み始まっている変動‥‥ 無起と信じて平和を
装い暮らしゆく我々人間のすぐ近くに、 恐るべき進化が姿を現して来ている
こと、誰も気付く者はいない‥‥‥
ダーウィンが唱えたかった真実、「進化論」の真の意義が今、この時、証さ
れることになるのだ‥‥
 
  最後に、この物語、驚くべき話しを、今は亡き「ダーウィン」に捧ぐ。

  
   ………………『 THE BIRDMAN 』……………

いつの間にか 肌身を突き射す強い日射しは消え、厳しい夏が通り過ぎていっ
た‥‥ 
主人公やすおは 遠き日々を思い出すように、ゆっくりと流れ去く雲を見つめ
ている。
やすお、46才、自営の自動車工。趣味はパソコン。ネットオークションに
一喜一憂し、すやまとしおというシンガーの曲を聴くのが大好きな ごく普通
の男性である。 この ごく普通の男性の元に訪れる進化の不思議を誰が予想
できたであろうか‥‥
ついにBIRDMANと呼ばれる、その時、未知の瞬間が来たのだ‥‥ 物語の始まり
である。

やすおは、自分の身に起ころうとしている 新たなる進化が忍び寄ってきて
いることも知らず、汗にまみれながら、好きな曲、すやまとしおの「FREEDOM」
を鼻歌し、修理工場でオイル交換を行っていた‥‥
そんな秋深まる何気ない午後のことだった‥‥‥ 神の化身?ついに その姿
を現してきた。

      『 次回に続く』

2006/10/01(日) FREEDOM(フリーダム)
先日、「ヤッホー!」本番前、休憩所で休んでいると、業務推進?編成?役職
風の方が来られて声をかけられた。
『すやまさんは米子のフリーダムという名の事務所に所属されているらしいで
すね‥‥ 制作部とかあるらしいけど、どういう事務所形態なんですか!?』
最近そんな質問をよく受ける。そういえば、フリーダムに関して深く説明した
ことがなかった‥‥ ということで、今日はお話ししておこう。

 『 FREEDOM(フリーダム)』

実は「車」専門店なのである。 メーカーを問わず、新車、中古車の販売はもち
ろんのこと、カーナビ、タイヤ&ホイールなどカ−用品販売も。板金の塗装に
修理、オイル交換、保険各種もバッチリOK。とにかく車のことで出来ないこと
はない、親切で丁寧な対応が評判の店である。そんな店だから皆すぐに仲間と
なり、人が多く集う。 この私、とにかく大推薦の車屋さんである。何かあれば、
ぜひお問い合わせを。
その車屋さんの中に私の活動をまとめたり、協力したりする、芸能?芸術?の
部門を併設したという訳だ。
店の代表が「H」社長、アドバイザー的役割の「HIDEーZY」と「CHIAKKEY」。
統括チーフマネ−ジャ−&すやま食生活向上委員的な役割を務める「O」嬢だ。
一応 タレントとしては、私と、エビーナロビンソンが率いるバンド‥‥ タンク
トッパーズ。 絵画部門では、まだ事務所入りこそしていないが、女性描きでは
いい味を持っている、ミラーターニー氏も一応所属という形だ。

事務所内には、私の各地のライブ写真がビッシリ貼られ、壁にはCDのPRボスタ
ーや、私の絵画が設置貼り。等身大パネルのすやまクンが立ち、各種CDや過去
のレコードも並べられている。
練習&制作&瞑想スタジオは店の入り口の部屋、PA器機もちゃんと準備されて
おり、突然ライブ練習や曲制作が始まったりする。我々が「奥の院」と呼んで
いる奥部屋は、シアター劇場&フィットネスクラブ風になっており、DVDを鑑
賞して学んだり、身体を鍛えたり、休養休眠に使ったりしている。また 重要
会議などを行う時も この奥の院である。
広いスペースがある工場ではミニライブもできそう。また建物屋上には全面テ
ラスもあるそうだが‥‥ こちらでも ビートルズのように屋上でライブもでき
そうだ‥‥ しかし ほとんど使うことがないらしく、あかずの‥‥ イヤ、昇ら
ずの屋上となっている。
そんなフリーダムに最近やって来た2羽のセキセイインコ「チルチル」と「ミ
チル」。 私の歌、ギターが大好きで、いっしょに唄ってくれる。
 以上が 私の事務所にもなっているフリーダムである。
   
    〒683ー0853 米子市両三柳338
      TEL&FAX(0859)30ー0011

最後になったが、ここの社長は実は、私がいつも日記で書いている少林寺拳法
‥‥ 成実道院の道院長。私の師、先生でもある。
車に関してのお客さん、そして少林寺拳法の門下生も募集中! 大歓迎である!
あなたも我々の良き仲間に入りませんか!?


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