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2006/10/09(月)
『 THE BIRDMAN .7 』 長編になりそうな気配?
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はやなえ嬢が興奮しながら叫んだ!「ホラッ見てっ、その鳥っ!羽根の一部が かすかに光りだしたわっ!」「ほんとだっ?! 一体どうしたんだっ!? 悪い病気だろうか!?」 ‥‥ 騒ぎの中、しばらくすると、その輝きは消えて いった。
その夜‥‥ 店を終えた やすおは、コーヒーを飲み一息つく中、オシトに語り かけた。「おい‥‥、体は大丈夫か?」 『何も問題ないね。お前が笑わせるもんだから、腹は痛いし、体は熱くなるし、 もう大変だったよぉ‥‥』 「 なあオシト、もしかして‥‥ あの時の羽根の輝きは、神力の羽根の治癒に 関係してるんだろう?」 『さすがだ、やすお。そのうち もっと詳しく分ってくると思うのだが‥‥ 御神<キアチ・活王>様が司る「哀」、悲しみには「楽」、楽しみが必ず必要 なんだ‥‥ と言うよりも、表裏の域にある。この世界にあるもの全て、表裏の 素に創造されているんだ。悪正、明暗、上下、まるで葉の表裏のように、同一 同所に存在しているもの。だから「哀」の中には「楽」があり、「楽」の中に は「哀」が存在している‥‥ ひとつのものであるから、心の在り方で、どちら でも呼び、選ぶことができるんだよ。人間っていうヤツは ほとんど、その片方 ばかりにとらわれてしまうがね。』 「 ‥‥ オシトの羽根が喜び、楽しさで輝いたよね‥‥?」 『やすお‥‥ お前って たいしたヤツだよ。ここにたどり着いた時に語ったよ な‥‥ 今はまだ 詳しく言えないって‥‥。 もう話してもいいだろう‥‥ 実はオイラは天上界で、キアチ・活王様の御加護 に対して、ある逆い事をしてしまったんだ。 「哀」の御神、キアチ様は温かく 見守っておられたが、先程言った通り<表裏>、「哀」と一体にあるところの 「楽」の御神は許されはしなかった。 「楽の神‥‥?」『そう、まだ話していなかったな‥‥ 形は全く違う別の御神 なんだが、同体神でもあるんだ‥‥ その御名は、<コモト・伽奈多様>。 「哀」を司る キアチ・活王様は、逆の「楽」を教え説かれ、「楽」を司る コモト・伽奈多様は、同じく逆の「哀」を教え説かれることになっているんだ よ。 すなわち反対側の真理を悟されている‥‥ 表裏つくらず、まどか(丸円) なる真域を創造するために、御神の存在でありながらも その手を下し、自ら、 真理の導きに向かい、務められているという現実がある。』 「 ‥‥ふ〜〜、聞けば聞く程、驚きだねぇ〜。」 『という訳で キアチ様より、もう一度「楽」の理、進化を会得し直して来るよ うにと、修めの「行」界である この世に降ろされたということなんだ。』 「 ‥‥ オシト、よく話してくれた‥‥ お前がまた、天上界に還れるように、 俺も懸命に、できる限りの協力をするから任せろっ!心配すんなってっ! よし、笑おうぜっ! 思いきり楽しく過そうぜっ! ‥‥ その代わり‥‥ 何で も 叶うと言う<3つの願い>は、宜しく頼むぜっ!!」
好評!THE BIRDMAN、次回は『 神々しい進化』編! ※ BIRDMANクイズもあるかも‥‥ ね!? お見逃しなきよう!!
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