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2014/04/07(月)
Quellendorfコンサートにて
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昨日、ジョラとデッサウ近くの街で教会演奏会でした。
二人とも体調最悪に近かったのですが、今回はジョラが最初っから楽しませてくれ、笑わせてくれたおかげで、何とかコンサートの雰囲気が明るい楽しい物になり、喜んでもらえる演奏会になりました。自分の演奏には反省ばかりですが。。
さて、その楽しいジョラ君は、 列車の出発の15分前から3分おきに 「出発何時だっけ?!」 「どこのホーム?!」 「今何時!?」と電話し続け。 その合間に走ってよ!と思いつつ、最終的に列車の出発間際に、 「僕、今駆け込んでくるから、列車停めといて!!!!!」と。。。 間もなく、自転車飛ばして走り込んで来たジョラ君は、 「僕、まだ練習間に合ってない。練習する!」 と列車の中でチェロを弾き始めました。偶然隣の車両にいた同僚もチェロの音にびっくりして見に来てました。
不思議だったのは、切符のコントロールに来た車掌さんが、 「このチケット、私とそこのチェリストの分です。」と言っても、 「はいはい。わかりますよ。」と、何も反応しなかった事。
しばらくして、ジョラは 「今何時?!」 「あと30分で着くよ。」 「え〜!!僕間に合わない〜!!マグデブルグに帰る〜!!」 「ちょっとちょっと。。。」
そして、ある曲をソロでやる事を諦めたジョラは 「僕、スポーツやるから!」 とそこにあった2階車両への階段を駆け足で上下して運動始めました。 さすがに他の乗客が興味深そうに近くにやってきてジロジロ見出すと、 「僕、今から買い物に行ってくるから、チェロ見てて!」 「買い物?!あなた、列車で何でもするのね。。」 「のど乾いたもん!!自動販売機のジュース買ってくる。」(ああ、なんだ。。) そして、「なかった〜。。。」と。。。
この珍道中、生涯忘れられないかも。。。 おかげで、私の演奏の調子はあ〜あ。。でしたが、楽しいその雰囲気に来場の皆さんにもニコニコニコニコ、幸せそうにきいていただけました。
4月半ばには、突然のコンチェルトの代打要望いただきました。 今日はしっかり休んで、また、体力作りも考えて励みたいです。
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