ドイツの空の音楽日記
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2013/09/11(水) 秋の日々
この土曜日にCD会社の10周年記念フェスティバルで演奏させていただく事になり、今個人ではその練習をしています。
何故か、今年は10月のトリオのコンサート以外、いただいてる本番は全部フルートソロばっかり。それは、自分の演奏を見つめなおしてじっくり練習するには丁度いい気もしています。

今まで、音質を揃える、という意味ではちょっとはしょり気味のとこがあった事も発見。今朝はその研究してました。

オケはモーツァルトの『フィガロの結婚』の、今晩は最終練習です。フルートは休みも多いけれど、『この曲、いい曲だ〜』と味わってます、

2013/09/04(水) 演奏の傾向の変化
この夏休みに感じたこと。

今まで重くて暗い情熱を曲に込めて吹くのが得意だったけれど、この夏は暗い曲も明るい心で幸せなイメージで吹いてました。

自分では何かが軽くなった感じで、これで良いのかな?と思いましたが、明らかにお客さんの反応が明るい、嬉しそうな感じになってる気がしました。

重い想い入れに慣れてるから、ちょっとまだなれきってない感じもするけれど、今の私は年取ったのか、気持ちが明るくなってきて、悲しみや鬱憤を曲に込めたい状態でもない。
お客さんも、悲しみを分けてもらうより、幸せになりたくて聴いてる方が多いと思うし、演奏の傾向変わっていいんだな、と思ってます。

2013/09/03(火) ソロ曲本番
さっき、ギャラリー・ヒンメルライヒでのソロ曲の本番を終え、その後画家のボリッシュ夫妻と打ち上げをして帰ってきました。

こちらのギャラリーはぎゅうぎゅうにお客さんが入り、天井も低かったので響きは乾いてました。しかし、この数日で意外にもとてもよくコンディション整えられ、苦になる事なく気持ちよく演奏でき、お客さんもとてもどの曲にも理解と共感示してくれ、幸せな演奏会になりました。

温かい声援をその後たくさん戴き、夏休み最後は落ち込み気味だった精神に大きな励みになりました。

どんな嫌がらせがあっても、このまま自分の信じるように進もう!と思えた本番でした。

2013/09/01(日) 急に秋に
9月に入ったら急に秋の空模様になり、涼しく、というより寒くなりました。8月31日までまだ半そでで過ごせたのにセーターが欲しい気候です。

私は昨日急に『この火曜にうちのギャラリーでソロ曲を吹いてください。』と依頼が来て、火曜までそれにかかってます。


絵画と演奏をコラボさせたイベントはドイツに来てから多くて、それで画家や彫刻家の方々との交流に繋がってます。
絵画と音楽家以外の芸術家に囲まれて演奏するのはとても楽しいです。


9月3日からもうオケも始まり、歌劇場はその準備で来てる団員が増え、もう夏休みも終わりです。
今年は長い夏だったし、ドイツに珍しく猛暑続きだったけど、秋風が吹いてみると何か夏がなごり惜しくて寂しい。。。


右の写真はこの夏にあった南部ギャラリーでの絵画に囲まれての演奏会にて。集まった方々は絵画・彫刻関係の方や美術に興味のある方々。普通の美術館の大部屋ですが、響きはフルートにとてもあってました。ただ、クーラーは存在してなく、猛暑だったので窓を開けての演奏に。ドイツロマン派の曲が激しく終わった直後に外から『カーン!』と教会の鐘の音が鳴った時があり、そのあまりのタイミングのよさに皆も私も笑ってしまいました。


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