ドイツの空の音楽日記
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2013/07/25(木) 文化センターでのソロ演奏
21日にオケでヒッツァカーへの遠征があり、それから夏休みに突入しました。私は今日、Kulturzentrum Südでのソロ演奏があり、昔良くコンクールの課題曲にはなってたけど、演奏会には取り上げなかったカルグ・エラートの『ソナタ・アパッショナータ』に取り組んでみました。

ドイツロマン派の、とても複雑で苦悩に満ちた曲。こういう複雑な心境の曲に取り組むと、自分ってシンプル人間だと実感したりして。。曲想に入り込むのが難しい。。
ジョラに3回レッスンしてもらい、それで楽譜を忠実に表現する事、複雑なリズムを人にわかるように演奏する事、色々勉強になりました。勉強し、腕を磨くには良い曲でした。
 超絶技巧に聴こえる為でしょう。お客さんにはとても受けました。そして、もっと心に響いたのは日本の曲である棚田文紀の『F』だった様子でした。

お客さん満席で、猛暑だったけれど、良い集中はしてたと思います。激情を込めると言うより、大きな流れに任せて一つ一つの表現に集中してた感じです。それでも良く伝わってた感じ。
フルートに向いてる良く響く会場だったのに救われました。

夏休み第一日目にはジョラがレストランとカフェに招待してくれ、一年乗り切ったお祝いしました。彼はパスポートの問題でこれから長々ウクライナに帰る事になりそう。書類は難しい国のようで。。
私は明日から数日ポーランドに行きます。

2013/07/14(日) 夏休み前
今週は朝遠征プログラムの合わせ、夜屋外劇場でも、朝のオケ前に練習し、昼に雑用も済まし、夕方本番前にまた練習し、と言うようにゆったり充実してた週でした。

3日続けてジョラとも良い感じにデートし、
「僕またいつでも家の事困ったら助けるからね。レッスンもするからね。」と珍しく優しい言葉を。。。

アパートの工事ついでに、要らない物の整理も始めました。
持ってても使わない物って結構あるんですね。
今後の計画も色々変わりそうなので、夏休みを使って大掃除、不用品処理をしっかりしようと思います。

下は、インゴ氏が持って来てくれたコンサートの新聞記事。
チビデブの自分の写真にショック受け、ダイエット再開です。
でも、これ、カメラのアングルも私に不運ですよね〜。。。

2013/07/12(金) 落ち着かない週
屋外劇場のほかに、今クロスターでのコンサート、夏休み直前のヒッツァカへの遠征プログラムの準備が行われています。

そんなに忙しくもないのに、自分のアパートが常に工事中なせいなのか、何だか落ち着ききる前に一日が終わってしまい、一番じっくりやるべき、トリオCDの習性作業は進んでいません。。。

アパートは今までなかったバルコニーも付く事になり、来週の月曜から居間で寝室である壁の一面が壊され、ドアが付く事に。。。『部屋の荷物・家具を片付けて置くように。』と張り紙されてるけれど、他に運べる部屋もありません。。。

明日ジョラが来てくれて、一緒に家具の安全位置への移動をやってくれます。この前は一週間、浴室・トイレの工事と台所の工事で水が使えず、トイレも使えなかった。。。一週間居間も寝室も使えなかったら嫌だな〜。。。

この工事が始まると知って、面倒だから引っ越そうかとも考え、色々探してみたのですが、今のアパート、3面に窓があり、7階で見晴らしがよく、歌劇場からも近い。居心地抜群です。福岡、東京、パリ、ドイツの各地、何十回と引っ越して来た中でも、一番気に入ってる住居かも。それで初めて住居に対して執着心を持っています。

2013/07/10(水) 洪水の後の苦難
数年前にもあった事ですが、洪水の後にやって来る困り者。。。それは蚊の大発生です。

普段はそこまで蚊に悩んでないドイツでは、網戸がないから、ある時間を過ぎると暑くても窓は開けられない。。。開けると一晩中あの、”ウィ〜ン”と言う蚊の鳴き声に悩まされる事に。。。

で、当たり所によるのか、数箇所は蜂に刺されたごとく腫れて熱持ってるんですが、まだ顔じゃなくて良かった。。。

今、オケは毎晩屋外劇場やってて、そこはもう蚊のパーティです。
演奏中は刺されててもどうにも出来ない。しかも、黒い色に集まる習性があるみたいで、私達皆黒い格好で演奏してるから蚊の皆さん大喜びです。

8月になったらもっと発生するらしい。。。やだよ〜

2013/07/03(水) CD公式発売!
7月1日から、フルートとピアノのロマン派を集めた曲集CDが、公式発売になりました。今回は録音から一年近くかかってます。
録音自体より修正過程が大変で、どうなるかと思った時も合ったけれど、録音技師との心意気も一致して、最終的に納得できる響きに仕上がったと思います。

今はトリオのCDの修正過程にまた産みの苦しみなんですが。。。

昨日は、ジョラと修正一緒にやるところ、
「今日は君のレッスンにしよう」と急に私のレッスンになり、
言ってくれた内容は『思ってる通りの事をちゃんと音にする』と言う自分の目標に沿ってて、目からウロコの内容ばかりでした。

「ありがとう〜!凄い納得よ!!。。。で、CD修正何時やる?」
「あ、それは明日。。」
で、今日になったら
「ん。。。また、多分明日。。。」
確かに自分の演奏に録音したもので向き合うって凄く辛いけど、
ジョラも逃げすぎ!!
「ちょっと!!何回目のキャンセル?」と詰め寄るとジョラ逆切れ。。。

これで3度目の正直ですが、何故毎回修正過程って頭が重いんでしょうね。。。で、仕上がったCDも怖くてじっくりは聴けない状態です。(今までの2枚とも)

だけど、今回のCDの発売において、あるサイトで賞賛発見!!
あ〜んよかった〜!と勇気付けられる気持です。


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