ドイツの空の音楽日記
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2013/04/23(火) 急に疲れが。。。
日曜にフルート4本のコンサートで、最後に私一人ソロ曲吹かせていただいたんですが、フルートのグループに後ろから観察されながらの演奏、まるでオケの試験のような心地がしてしまいました。。。音楽の集中しようと自分との戦いの演奏になりました。
まあ、そういう感じも生かせる曲だったから救いでした。

4月に入ってからずっと超過密スケジュールで疲れてる事、普段あまりフルートグループと付き合いがない事、で私にとってかなり特殊な状況だったんですが。。。
お客さんに喜んでいただいたのに凄くホッとする始末。。

何かその後、急にどっと疲れを感じ、そのちょっと後の小編成の仕事の後、どうしても気晴らししたくて、ジョラを誘ってカフェに。さらに夜友人のうちを尋ねて一ヶ月ぶりの気晴らしでした。

今、オケは毎日朝晩ワーグナー『トリスタンとイゾルテ』の練習です。音楽家からの好き嫌いの激しいワーグナーですが、私にとってはこの曲を5時間って考えられない。ワーグナーの曲をやってるとまた、ど〜っと重くなります。指揮がキンボー氏で要領のいいアップテンポでの合わせなのでまだ地の底まで沈まず済んでいます。

下の写真は日曜にフルートコンサートを吹いたヴィラ・べネヴィッツです。

2013/04/19(金) 調子上げなくちゃ〜!
今週、木金とシンフォニーコンサート、指揮は児玉宏氏です。ドイツ語もオケの運び方もとてもドイツになじんでいて、つい日本人である事を忘れるぐらい自然です。

昨日の一回目の公演ではお客さんの盛り上がりが凄かったです。曲としては、モーツァルトの交響曲32番、シュトラス『4つの最後の歌』、グラズノフ『交響曲5番』それほど、盛り上がる曲ではなかった。。氏の温かい音楽と人間性溢れるオーラが聴衆に大きな喜びを与えた感じでした。

私は4月に入ってからほとんど休みなし。
あさって日曜はマチネーのコンサートなのですが、色々ありすぎて、どうも調子がちょっと落ちてます。

今朝はマルコ氏率いるアンサンブルと、テレマンのフルート協奏曲の様子見合わせがありました。
ほぼ全員、「これはいい曲だ!」と言ってくれてこの曲に決定しそう!良かった。。。私自身は自分が調子悪くて吹きながらビックリでしたが。。

今日、明日は早めに寝る事を目的とします〜。

2013/04/14(日) ようやく来た春
週末にヘンツェ『エル・レイ』その他の小編成オケこけら落としが無事終了しました。小編成の仕事はやりがいも大きくて室内楽の要領でひたすら楽しかったです。2回目の公演はまた来週の週末。
指揮は新任のドゥケック氏。まだ若いのだと思いますが、明確な指揮と的確な合わせ指導、爽やかな人柄で、このプロジェクトを盛り上げていただきました。

昨日は2週間ぶりにジョギングに行って、やはり2週間あくと体力の低下を実感!続けなくては!!

2013/04/10(水) 東京公演決定!
東京公演の日程まず一番大きいコンサートが7月24日に決定!昨日ピアニストの日南夫婦とスカイプで話し合い、とてもスッキリしました!プログラムも自分で(う〜ん。。)と思ってたとこ、話し合って一番やる気出る方向にすぐまとまりました。ああ、この夏楽しみ!

今週は先週に引き続き、朝晩もう一つの劇場のほうで、ヘンツェ中心の現代曲小編成小曲集をやってます。その合間に歌劇場の方の仕事もやってるので、なんとか早起きしてその前に練習し、昼間にテレマンのフルート協奏曲を書き取って、今日書き終えました!自分ながら良くやったぞ!

昨夜はヘロヘロに疲れた状態のまま、東京公演の話し合いでジョラが寿司屋で珍しく奢ってくれました。
これが親子だとしたら、ちょうど第二反抗期のどうにも鼻持ちならない年頃でしょうね。。。
私の親友のお陰で東京でのデビューリサイタルも決まったと言うのに、まあ何て高飛車な奴。。。

でも、疲れきってたので、嫌な言動は聞き逃せて久しぶりの巻き寿司楽しめました。最後にサービスでいただいたお酒で下の絵のように乾杯し、見事に胸元にこぼしてました。。。

2013/04/08(月) まだまだ寒いドイツの春
3月結構休んでしまったので、4月はオケがほとんど休み無しです。
昨日はオッフェンバッハ「ホフマン物語」、一昨日はブリテン「真夏の夜の夢」のそれぞれ最終公演でした。同時進行でドニゼッティとヘンツェの曲の合わせもやってます。

昨日、公演中にふと思い立った録音プロジェクトがあって、夜ジョラに相談し、「僕も良く考える」と。最近はすぐ「嫌!」と言って、諦めたころ、「やっぱりやる〜」と言ってくるパターンよりはましかな。。
私自身は思い立ったらすぐやる気満々なので、周囲との温度差に気をつけなきゃ。。。

昨日は、思いがけなくクリストフが子羊の料理をわざわざお弁当にして持って来てくれ、お昼が豪華な豪華なお弁当に!自分でも「僕は君の、乳なしの母親だ。」と言ってて、友人になってからより母親のように世話してくれています。

2013/04/05(金) 美術館での演奏会にて。
今週に入ってから、オケは現代曲室内楽とドニゼッティ『マリア・シュトゥアート』の合わせで忙しく、その合間に自分の練習していました。昨日が、ジョラとのデュオ演奏会、クロスター美術館の展覧会とのコラボレーションでした。

最初に広間でバッハのソナタの前半を、お客さんが歩いて作品を見たら、次に行き着いた広場で私のソロ、その次の場所でジョラのソロ、その次の小部屋で私が短いドビュッシーを、最後に再び広間にグルッと戻ってきて、演奏会形式でバッハで終わる。 

やってみると、なかなか面白い感じ。お客さんも「演奏、本当に味わいました。」と言ってくださりホッとしました。

そして、ジョラとのバッハは毎回新しい発見させてくれるアイディア一杯で、本当に楽しかった!このバッハは一緒にちゃんと録音したいな、と思います。

今、テレマンのフルート協奏曲の楽譜も書いてたり、昨日は演奏会から帰ってきたらデュオのCDの最終チェックが待ってたり、今はとにかく全部の仕事がまとまってやってきてる感じです。

2013/04/01(月) テレマンまた新発見
久々の快晴!で、一週間ぶりのジョギングをしました。続けなきゃなあ。。。

マルコ氏から、
「今年度のフルート協奏曲を決めてくれ」
と言われ、ドゥヴィエンヌとテレマンの昨年と別のイ長調の良い曲を見つけて提案しました。

ドゥヴィエンヌの方が効果的曲だけど、テレマンの方がもっと心に響く旋律。

でも、違う曲とは言え、2年続けてテレマンのイ長調だとやりにくいのかな、と思ったけど、マルコ氏から「これはいい曲だ!」とメールが来て決まり!

テレマンって掘り出すと、本当にいい曲が忘れられてる。。。
この曲見つけたこと、それに決まった事、何か嬉しかったです。

明日は朝現代曲の小編成のあわせ。
夕方ジョラとの4日のコンサートのあわせです。


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