ドイツの空の音楽日記
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2013/02/27(水) 写真撮影
トリオの演奏会の後もああだこうだと言い合って合わせしてましたが、演奏会の後って、何かが放出されてしまってて、やはりちょっと充電が必要なのと、あまりに必死に追究する事で雰囲気も険悪さが出てきたり。。。

それを感じて、今日はCD用の写真撮影でしたが、その後「今日はそれぞれ個人練習にする?」と訊くと、二人ともホッとした様子で「うん!僕一人でさらいたいとこあるし!」と喜びました。

今日の写真撮影はチェロのまいこちゃんが、持ち前のセンスをふるって、灯りも少なく天気も悪い中、思考を凝らしてくれてやってくれました。彼女の明るいプロ的な進め方でとっても楽しい撮影になり、ジョラは大喜びで「僕が階段から落ちるシーンも撮って!」とか、折角私の表情が良い時に変な顔したりとか、はしゃぎまくりでした。

まいこちゃんがピアノのラディックに「目が隠れてるから、前髪上げて。」と言ったら、
「オーノー!僕はいつもこうなんだ。」
「そうだよ!これは彼のトレードマークなんだから!」と青年二人が大騒ぎしたのはいつまでたってもおかしかったです。

右の写真は24日のコンサートにてのもの。

2013/02/24(日) 白熱の演奏会
今日、さっき演奏会から帰ってきました。トリオの本番、大雪のせいか、そんなに人多くなかったですが、3人でそんな事関係なく白熱した盛り上がりになりました。

ジョラも、ピアノのラデックも凄い集中力とエモーション!ガンガン別世界に引き込んでもらって、私も久々に遠慮ない、魂からこみ上げるままに吹きまくりでした。

コンサートでは合わせてる時にはない熱狂とインスピレーションがあるので、録音前にやって良かった。支えていただいた方々に感謝です。さて、あと一週間で録音。ジョラはオケもあるのでしょうけど、私はこの一週間は休みを取ってて、録音に向けて練習とコンディション作りに集中します。

下は友人が撮ってくれた、今日の演奏会写真より。

2013/02/22(金) 充実の日々
あさってがトリオのコンサートで、今日は早朝に会場練習させてもらいました。昨日は朝からトリオの合わせし、オケの仕事の後にも夜11時半ごろまでトリオの合わせをしてたので、今朝は3人とも少し疲れ気味でしたが、ピアノのラドスラフ・クレック氏は凄腕!ジョラもこんなに乗ってるのは初めてで、全身全霊で臨む合わせになってます。久しぶりの凄い刺激!

今日はゲネプロの会場まで、雪の中40分ずつかけて歩いて行き、久々運動になりました。

今日、前回のCDの為の解説を、歌劇場のシュルーダー女史に見てもらってたのが帰って来てて、「なかなか良く出来てる。コンマの打ち方や、文としてまとまるよう、少し修正しといた。」と親切で有難かったです。本当に色んな方々に助けてもらってやっと、色んな事が進んでいます。

2013/02/18(月) 小さな幸福が多い日
若き実力派指揮者、パヴェル氏に、『他のオケの主任に受かったらしい。もう、此処を去るらしい。』と、この数日うわさが立ってます。なぜか、本人に確認する暇が誰もないまま。。。

先日の公演も素晴らしかったし、今日、SMSで『本当なら凄く残念だ。』とメッセージを入れたら、『どうしてそんなうわさが?!僕は当分どこにも行かないよ。』とメッセージが返ってきました。ホッとしました。。。

一昨日は『ロミオとジュリエット』のこけら落とし、昨日はドニゼッティの『ルチア』と続きましたが、今日は朝から自分の練習に6時間かけてました。
録音技師と前のCD録音の打ち合わせもし、次のCD録音の楽譜をコピーして技師に送り、夕方からジョラと合わせをしてました。やりたい事で充実してた幸せな日でした!

「管楽器って、音が飛ぶ時に充分な粘りを感じない事が多いんだ。そういうところ、もっと充分音の飛躍を表現したら?」とか、いいアドバイスをくれました。

今日は、この一週間ほど誤解で気持ちがすれ違ってたバーバラとも和解のチャンスも来たし、色んな意味でラッキーな日だったかも。

2013/02/15(金) 多忙の効果
突然の超多忙な日々が続き、昨日は仕事の合間にベルリンにも行き、そのまま帰って来て歌劇場で練習。すぐ本番。その後バタンキューで眠りました。

でも、朝6時に起きて、出かける前にデュオのCDのピアノパートのチェック。。。頭が混乱するぐらいにいろんな事が同時進行してますが、一応、少しずつやるべき事は進んでます。
早朝練習を重ねてたら、やっとこさ、フルートの音も澄んできて、この調子でもっと重厚でいて清い音質を追究したいです。

コンサートまであと9日。録音まで2週間ちょっと。。。今回の録音は何故か緊張してます。

だけど、多忙と緊張のお陰で冬太り気味だったのが一気に戻りました。このままで次のCDの為の写真撮影に入れたらいいけど。。。

今朝はオケはプロコフィエフ『ロミオとジュリエット』のゲネプロで、今からブリテン『真夏の夜の夢』の本番です。

14日には何もする暇がないだろう、と、ジョラには13日のうちに「これ、明日開けてね。」とヴァレンタインデーカードを渡しましたが、昨年は「ありがとう〜!」と可愛い電話をくれたけど、今年は余計態度がでかくなっただけです。

2013/02/13(水) 全乗り
フルートの仲間が一人病欠し、急にオケは全部仕事をやる事に。

自分のコンサート、録音の準備、また、録音した方のテキストなどの仕事も抱えてて、異常に忙しいです。

でも、お弁当にしてから、時間も浮くし、体調も軽くなってきたみたいです。

明日はオケの合間を縫ってベルリンに行ってきます。

2013/02/10(日) 再び雪国
一昨日、オッフェンバッハ『ホフマン物語』が夜中まであり、昨日、ミュージカル『スウィーニー・トート』が夜中まであり、朝はずっとプロコフィエフ『ロミオとジュリエット』の練習がある今、疲れて風邪ひく団員が続出しています。私もこの数日、お腹壊して寒気して不調です。だけど、部屋は埃たまってて、今日、思い切って洗濯と床の拭き掃除やりました!

人間関係もゴタゴタ続き、凹む事も多かったですが、録音も控えてる今、『人にどう思われようが、今は自分の人生、やり方に自信持って明るく努力しよう!』と思うことにします。

気を使って人に合わせてると好かれるけど、自分は疲れる。
本音を出すとてきめん、嫌われます。
本当の自分の姿を見せて平気なのは、実は、身近ではジョラだけなのかもしれない。。。今日も喧嘩して数時間後にニコニコ電話してきましたが。。

2013/02/06(水) 久々の快晴〜!
今朝はオッフェンバッハ『ホフマン物語』の合わせの前後、2時間弱ずつ練習。やはり、早朝の、仕事の前のひと練習は、新鮮な集中力が来ます。
その後画家・ボリッシュ夫妻の家に招待していただきました。

ゆっくりお話したのは、12月の緊急だったギャラリー演奏のとき依頼です。今回、2月24日にあるコンサートのポスターを、2つのギャラリーと、芸術家の集まるアトリエに貼ってきただくべく、お願いして持って行きました。音楽以外でも協力していただける方がいるって感謝です。


凄く話が弾み、心からのリラックスタイムになりました。

このとこ、人間関係ではかなり苦しい事があり、痩せる思いで痩せませんでしたが、その分、ジョラとは信頼関係が深まりました。

それは、全く彼と関係ない、ある仕事仲間と全然話が通じなくて、どんどん最悪な状況になっていく中で、ふと、自分のジョラへの誤解に気がついた、と言う次第ですが。。。

彼の周りの人間関係とは、嬉しい和解もありました。

どんな事でもポジティフな事に繋がってる!と信じます。

2013/02/04(月) 1月は行く。2月、逃げるな〜。
あまりに色んな事がありすぎて、1月2月の時の経ち方があっと言う間です。

オケではシンフォニーコンサートの後、ブリテン「真夏の夜の夢」の私にとっての初めての本番を終え、昨日はジョラが招待してくれて、彼らのチェログループの面白いコンサートに行って来ました。

今一番大変なのは、デュオ録音のCDの仕上げ。そして、同時にトリオの録音準備してますが、準備は楽しいんです。前回もそうでしたが、録音はその後が大変。だけど、快い協力者に恵まれて感謝です。


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