ドイツの空の音楽日記
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2013/11/24(日) グェリケセンターでのソロ演奏/沼尻氏の春の祭典
一昨日はグェリケセンターでのソロ曲演奏をしてきました。
絵の展覧会の開始イベントにおいてです。
頼まれたのがベリオのセクェンツァと武満のヴォイス。
武満は現代曲であっても、日本人の血を感じるし、それぞれのフレーズの言いたい事もわかって、音楽専門の聴衆じゃなくてもわかる、と自信があるのですが、ベリオは聴いてて楽しいのかどうか、自分が吹いててそれほど楽しくもないから自信がなく、前夜ジョラにもレッスンしてもらい、その日、数人の同僚つかまえて、どう吹いたら心地いいかを最後まで研究していました。

結果として、お客さんには”じんじん心に入ってきた。”と言っていただけたし、喜ばれた感じでホッとしました。だけど、断然、武満の方が思い入れもエネルギーも湧いてきました。

本番直前にはジョラと喧嘩。というより、思いもしない事からジョラが切れて酷い言葉を言いまくりになって、”演奏前にそれはやめてくれ”と言っても止まらず。。

初めてジョラの前で泣きました。
だけど、それは、一人でもどんなに悲しくても泣けなかった私には、心の扉を開く良いチャンスだったかもしれません。

武満演奏してる時に、今までより自分の中から断然太くエネルギーが流れて行くのを感じてました。


その直後、歌劇場に帰ってきて、沼尻氏の指揮で”春の祭典”の2日目公演でした。
沼尻氏の音楽は最初のオケ練習からとても自然に体に入ってきて、すべての練習、本番、とにかく心から楽しかったです。豊かでハマってるファンタジー、オケを信頼して出てくる暖かいオーラ、すべてが本当に心地良かった。
ドイツに置いても今後のますますのご活躍を応援します。


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