ドイツの空の音楽日記
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2013/10/29(火) 時間に追われてる感覚
なんだか妙に忙しすぎて、心の落ち着きを長く失ってる気がしています。それで、先日のソロの演奏会は、無難な演奏はしたけれど、どうも自分で納得しきれない集中力しか持てなかった。。。

演奏会準備だけに集中するのは得意なはずでしたが、今はどうも、あれこれ気を取られる事柄が分散してしまってる。。。

トリオのCDの最終修正に向けて動いてた事、そして、急に決まったトリオのヴィデオ録音もまだ何をどうするのかピンと来てない事。
先の室内楽の合わせも入った事。。。それだけでなく、何か人間関係に変に振り回されてる感じ。。

このとこバタバタして、ジョラがうちに来ててもすれ違いで会えない事も続いてるのも、落ち着かない原因かな。。

まずは心の平静を取り戻さなきゃ、と思います。

昨日、おとといはベルリンでピアノとの合わせでした。
合わせのみに集中すればいい状態だとかえって落ち着いてました。


ああ、この追われる様な心理状態、何なんだろう?!

2013/10/10(木) 親の愛
金曜締め切りの、3ヶ国語での曲解説を何とか間に合わすのに、仕事分け合ってるジョラの原案はなかなかやってくれないし、やってくれたのはもう、それを2ヶ国語に訳す時間などなくなってきてから。。
パニックしてたこの数日です。

だけど、今回、凄く父に助けられました。
まずは少し前、私の受け持ちだった三善晃の曲解説を、私の日本語をまる一日かけて大急ぎで英訳してくれました。

昨夜は、私の締め切りまで今日から出かけてしまうから、と、日本に夜付いた英語のテキストを寝ないで訳してくれ、私が訳に苦労してる分もアドバイスをくれ続けました。日本は真夜中、父は病気も抱えてるし、次の日から出かけるし、気が気ではないけど、頼るしかどうしようもなかった私でした。

父は昔から淡々としてて、私の子供の時は「パパー」と甘えたりする雰囲気でなく、私に対しても大人に接するような感じがしてました。私と話すのは音楽の内容中心だったし。

今回、すごく父親の親としての愛情を感じました。
ずっと、私の音楽活動や音楽に対する情熱を喜んでくれてたけれど、今回はとても具体的にその愛情を感じて。。。

そういう意味で、今回パニックしまくってた時期、貴重な体験になりました。

2013/10/07(月) パウルス教会 室内楽コンサートにて
昨日はハープとの室内楽コンサートで、私にとって始めて演奏した曲はサン・サーンスの幻想曲でした。原曲はバイオリンだけれど、「よくフルートでもやるよ。」とハープ奏者が教えてくれて知った曲です。
合わせをしてるうちに、譜めくりの可能性がほとんどない曲、と判明。それで急いで暗譜しました。
それが良かった!今いちピンと来てなかった曲が、急にグッと体の一部になった感覚で、曲の意味も見えてきました。

前日には日本からの方々にいいゲネプロも出来たし、本番、この曲は少し硬くなったのですが、でも、やりたかった事はひとまず出来た充実感がありました。
あとは、フォーレの幻想曲、これも、ハープ奏者が「カルメン幻想曲の予定だったけど、練習する暇がないからこれに変えて。」と急遽変わった曲。だけど、長くやってなかったけど、今回この曲も一番しっくり来た気分。

ドビュッシーのソナタも、ビオラ奏者のカイル氏が物凄い頑張りを見せてくれ、3人の息も最終的にピッタリになって、昨年の暮れより全然良かったと思います。

一番ピンと来なかったのは、フォーレのパヴァーヌのトリオ版。やはり、ドイツ人のやるフランス物は重いな〜と、この曲だけは思いました。他の曲はそんな感覚なく、自然に行ったのですが。

とにかく集中して準備し、本番直前に仲間ともしっくりきたし、楽しかったです。
お客さんも思ったより入り、盛り上がっていただき、思ったよりオケの仲間も来てくれてて今日になっても嬉しい賞賛の言葉を戴き、励みになった演奏会でした!

2013/10/05(土) 恵まれたゲネプロ!
今朝、日本からいらしてる昔からの恩人とその友人、そして学生時代から仲良くしてる友人のご両親5人の方の前で、明日の演奏会のプログラムから4曲、ゲネプロとして聴いていただきました。

ハープのアンナもヴィオラのフリディオフも、
「いや〜お陰で緊張できていいゲネプロになった。」と喜んでもらえ、私としては昔からの恩人に10年ぶりに生演奏聞いていただけたわけで、いい時間を過ごさせていただきました!

おととい、恩人とはゆっくり二人で話も出来、このとこパニックしてた私にはとても良い懐かしい気分転換にもなりました。

疲れが溜まってるから、昨夜は早く寝ようとしたけれど、ジョラがキャッキャとはしゃいでて、夜中一時まであれこれ話し止めなくてついつい聴き入ってました。。。だけど、彼がキャッキャと幸せそうにしてる様子にもエネルギーを貰える感じです。
「僕も早朝に起きて練習する!敦子行く時起こして!!」と言ってきて、これは良い傾向かも。

2013/10/04(金) すべて重なる時
日記がおろそかになってる上、このとこすべてが重なりまくって異常な忙しさで、ますますおろそかになってます。

今一番の目の前のイベントはあさってのハープとのデュオとトリオの演奏会。そこに、延ばし延ばしにしてきたトリオのCDの3ヶ国語での解説その他の原稿、『あと2週間で』といわれ、焦りまくり。
フルートグループで起こる入団試験の書類選考だの、合わせが急遽ハープ奏者の家でしか出来なくなって、ただでさえオケの仕事が多いときに移動が増えたりだの、小さい事でも全部重なると大変!

数日はちょっとパニックしてて、練習してても身になってるのか、精神が浮いてました。

だけど、解説の英訳の一部、すぐ父が助けてくれたり、ドイツ語訳をクリストフが助けてくれたり、少しずつパニック収まり、昨夜は日本から知り合いが訪ねてくれ、ゆったりした気分で10年ぶりの再会も楽しめました。

まずはあさってに向けてエネルギー補充!
上手く力の配分して乗り切ります。

写真はライプツィッヒでのフェスティバルで、ソロ演奏した時の写真です。CD会社が送ってきてくれました。


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