ドイツの空の音楽日記
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2012/09/03(月) エーバーバッハ・ラストコンサート
10年ほど毎年演奏させていただいてきた、エーバーバッハでのコンサート、多分、今回が最後の公演になりました。

演奏会のある日曜日は、大抵いつも天気にも恵まれ、美しい昔ながらの大ホールで、温かいお客さんに恵まれ、インスピレーションと集中を得やすい環境でした。

昨日も、ピークは今年長く積み上げてきたシューベルト『萎める花による変奏曲』。直前に動揺させられる事件もあったけど、かえって演奏に救いを求めて、集中持続し、今の時点で悔いのないものになった、と思います。ピアニストとは2日だけの合わせで、すべて理解し合えたとは言い切れないけれど、その中でも自分の信じる、感じる音楽を変えずに相手も大切にするやり方を掴んできたカナ、とも思います。

もちろん、ツーカーで通じる演奏家との出遭いがあれば何よりですが。

あちこちが経済難で、このシリーズも、続けられるかわからない。。と演奏会後に言われたけれど、『悔いなし』とすっと思え、今まで支えていただいた事に心から感謝を感じました。

今週末はテレマンとバッハのフルート協奏曲の公演。
どの公演も、それが最後になっても悔いがないような、その時点でのベストを尽くしたいです。

下は演奏会を行ってきた、映画『薔薇の名前』の舞台にも使われたクロスター・エーバーバッハです。


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