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2012/08/19(日)
CD録音を終えて
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昨日までベルリンに居て、フルートとピアノのCD録音に集中していました。前回、フルートとチェロでは相当体力的にも大変だったし、今回は日本公演の後他の公演も続いた後、体力持つのか、と心配だったんですが、なぜか前回より全然楽でした。録音技師との相性もあるのでしょうね。
音源が来てみないと、出来がどうかはまだわからないのですが、前回より体の一部になってる曲ばかりだったから、苦しみなく、いい感じに集中してたとは思います。でも、自分の演奏を聴くのって最高に怖いです。音源が来るまでに2ヶ月ぐらいかかりますが、かなりドキドキ!今回、ホールはそんなに響かなくて、かなり生の音だったので、余計です。
もちろん、録音となると、コンサートで吹いてる時には気になってない所が急に重要になったり、コンサートだとその場の集中力とエネルギーが重要なところ、録音ではそれだけではない、鮮明な表現に細かい音程やフレージングの処理も要求されるし、これって前進するのに欠かせない修業にもなる、と、今回とても思えました。 録音技師はたいてい、とても耳がよく、音楽的な趣味もよく、いい指摘もしてくれます。
後数日でオケも始まるので、この2日ほどはちょっと羽のばします。
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