ドイツの空の音楽日記
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2012/06/26(火) 夏休み前のひと時
オケは小編成で『ドン・ジョバンニ』練習が始まり、今週は3回、遠征に出ます。ドイツ中が盛り上がってるサッカーの欧州選手権が、ドイツはこの木曜に準決勝なのに、その日、遠征でゲネプロなので、団員から「時間変えてくれないか」「日にち変えてくれないか」と半分冗談、半分本気の希望が飛び交い、若い指揮者のポブラウスキー氏は苦笑いしてました。

夏休み直前になり、このサッカー熱もあって、すっかり皆の気分はバケーションに向かってます。だけど、『ドン・ジョバンニ』はそのリラックスした雰囲気が良く作用して、なかなか良い感じに響きが出来てます。

写真は、本番のあったシュタット・パークに、クリストフ氏の持ち込んだ移動テレビでサッカー観戦する私たち。

2012/06/23(土) 綱渡りコンサート
昨日はマグデブルグ王宮コンサートでソロ吹かせていただき、演奏終了が、歌劇場での仕事開始の15分前!同じく歌劇場で仕事のあるインゴ氏が速やかに車を出し、駐車場所を見つける前に私を降ろしてくれ、本番2分前に席に着けました!

コンサートのテレマン『フルート協奏曲』のアレグロは、急げ急げの緊張感もあって物凄い速さになりました。ただ、それはお客さんにはかえって受けました。。。その速さに自分で着いて行くのがやっとだったし、オーケストラが乱れなかったのはさすが!感謝です。

写真は、王宮コンサートのあったパレ・アム・フュースタンバルの内部です。

2012/06/21(木) 体調復活
明日は朝、ドンジョバンニの合わせ、午後、18時からの本番でテレマンのフルート協奏曲とバッハ『ブランデンブルグ協奏曲』を吹かせてもらい、歌劇場に駆けつけて、夜『カルミナ・ブラーナ』本番です。

気がついたら、睡眠をしっかり取る様にしてるうち、体調も戻り、ゲニュインからもCD録音準備の詳しいやり取りが開始しました。

日本に行くまでに、あと3週間切ってる!
まだ準備しておく曲、事柄、一つ一つこなさなくちゃ、です。

下は、先日のオープンエアの航空写真です。アリンコみたいで、何がなんだか見えませんが、左の黒い舞台の上のアリンコたちがオーケストラとその後ろにコーラス隊です。

2012/06/18(月) 乱入ごめん
昨日は『カルミナ・ブラーナ』のオープンエア。
炎天下、屋根なしの公演で、ジリジリと焼けていく楽器が気になって仕方ない中、キンボ氏の熱い指揮で盛り上がりました。

だけど、この条件での公演は勘弁です。。。楽器が壊れます。。。


その後、チェログループは公園に残ってパーティだったのですが、クリストフが、「敦子も参加しろよ!」と何度も誘ってくれ、企画・準備してるソロチェロのジョラに「敦子もいいだろ?」と無理にお願いしてくれ、私も参加させていただきました。
皆家族を連れてきて、和やかで楽しいひと時でした!
写真はその様子です。

2012/06/17(日) 体調まだ不振
どうも、ちゃんと出来れないままの風邪なのか、体がだるいのが続いて、オケも朝晩や出張が続き、休む暇がないままです。

昨日はブリテン『戦争レクイエム』のドームでの本番。
今日は『カルミナ・ブラーナ』その他のオープンエア本番です。

体調悪い時の外の演奏はきついな。。。


昨日、2回目のトリオの合わせでした。5時間合わせしてこっちは順調です。もう少し曲に突っ込んでいきたいとこで、吹き込むと咳き込みそうで、「もう終わり」とぐずるジョラに負けてしまった。。
だけど、意識過剰で、ちょっとしたところで「合図しあったら上手く行くでしょ!」と、普通にやる、一緒にちょっと呼吸するとか、目でタイミングを測るとかが、私と普通に出来ないジョラには困った。。。

気がつくともう後一ヶ月以内に日本入り。その前にじっくり仕上げて置きたい曲をっ考えると、早く体調戻さなくちゃ!

2012/06/12(火) いい流れ
10日にピアノの宮田さんがベルリンから来てくれて、トリオの合わせは好調です。数年前、いまいち曲想が掴め切ってない印象だった三善晃の『ソナタ』も、今回、3人揃って「良い曲だね〜!」と共感しあえながら合わせられてて、良い感じ!

昨日、今日は『バラの向こうで』という、重いテーマの室内楽と一人芝居の作品をやってました。全員好演だったと思います。

Genuinとのデュオ録音も8月半ばに決まって、色んな事がさ〜っと流れ出した感じです。

ジョラの妹に、「敦子、ロシア語やらなきゃ駄目よ。」と言われ、この先、彼女とドイツ語とロシア語の交換練習していこうと言ってます。自信はまったくないけれど、ジョラの方が日本語が上手くなってしまってるのを見ると、何となく罪悪感が。。。

ドイツ語やったら、フランス語忘れてしまった私。
ロシア語やったら、ドイツ語忘れないでしょうね。。。

2012/06/09(土) メルコウ公演にて
2回目(正式には3回目?)のテレマン『フルート協奏曲』とバッハのブランデンブルグ協奏曲の本番でした。メルコウと言う、マグデブルグから車で一時間ほどの街。

今日は、歌劇場にまず練習に行ったら、先に練習に来ていたクリストフが「誕生日おめでとう!」と色々お菓子のプレゼント用意して待っててくれ、後から来たジョラが「今日、8日だと思い込んでた。。。はい、プレゼント!」とミュシャのカップをプレゼントしてくれ、クラリネットのルイーザちゃんがケーキをプレゼントしてくれ、なんだか凄く贅沢に始まった誕生日でした。

メルコウに向かう途中も、共演者皆に「敦子、誕生日なんだって?おめでとう!」とお祝いされまくりで、そのままなんだか恵まれた幸せ気分で、テレマンを演奏。今回はひたすら感謝一杯、曲に対する愛情一杯で演奏できました。温かい仲間に恵まれて感謝でした!

ブランデンブルグ協奏曲一楽章ではちょっと疲れて集中乱れてましたが。。

マグデブルグに戻ってきて、すぐ『カルミナ・ブラーナ』『ボレロ』などのバレエ公演でした。オケの仕事中も、今年は何故か皆が私の誕生日を覚えてて、お祝い言ってきてくれました。

今日3回目の演奏させていただいたテレマンは、彼の曲の中でも、喜びに溢れてて、真剣な祈りの深さがあり、得に好きな曲です。発掘したのはバロックスペシャリストのミヒャエル・シュナイダー氏。出逢わせてもらえて有難いことです!この後は8月・9月の公演です。

写真は公演のあったメルコウの教会です。

2012/06/07(木) 進んでるのか戻ってるのか。。
中々会場が決まらず、難航してた夏のデュオのCD録音の話が、やっと『8月決定!』とGenuinから来たと思ったら、「その日も近くで結婚式があり、雑音が入りすぎる可能性が。。」とまたひともめ。。。

トリオを先にやるべきなのかなあ。。。

この土曜に、また合わせがないまま、テレマンのフルート協奏曲の本番で、今日はコントラバスのAちゃんが、バス音域を弾いて練習に付き合ってくれました。

その後、彼女が作ってきてくれた鮭握りと、即席のサラダとで思いがけない御馳走の昼ごはん。
彼女はもうあと明日の本番と6月半ばの本番の後、うちのオケのアカデミー生を終了で、今回ゆっくり話せて楽しかったです。

日曜はトリオの合わせで、ピアノのMさんが来てくれます。
今週末は充実しそう!ツインとは毎日喧嘩しては仲直りして、また嫌がらせしあって。。。どうしてこう、素直に仲良く出来ないのか。。。

2012/06/05(火) 嬉しい事2つ
今週はシンフォニーコンサートで、ドビュッシー『夜想曲』とハイドン『ネルソン・ミサ曲』です。

今日は、協奏曲シリーズの主任のマルコ氏が、
「敦子、日曜のテレマンの協奏曲、凄く綺麗だったよ。君があの曲大好きなのが良くわかった。」
と言ってくれ、曲に対する愛情を褒めてくれたのが、何かとても嬉しかったです。
気持ちは次回に向けて、ますますやる気いただけました!

昨日はツインと彼の妹と3人で、彼の就職祝いをして、インド料理店で楽しく過ごし、
しかし、ツインとは幸せなようで問題が多くて、今日、またまた二人で話し合いしました。
深刻になるかと思ったら、何かと笑わせられて和気藹々に。
結局は正直にぶつかり合うほどに、良い方向に行ってる気はします。

2012/06/03(日) ヒーラースレーベンでの協奏曲本番
ヒラースレーベンという街でテレマンのフルート協奏曲とバッハのブランデンブルグ協奏曲を吹かせてもらって来ました。

何せ、このコンサートシリーズで、合わせを一度もしてもらえなくて、ぶっつけ本番と言うのは初めてでした。

昨日と一昨日、ジョラが、自分は演奏しないけど、チェロパート弾いて練習させてくれた事、本番でソロチェロを弾いたマルセルが本番直前に少し合わせてくれて、本番中も気ををつけてくれた事に救われました。

2楽章で2小節ほど、あれ?と言うところがあったけれど、特に2つのゆっくりの楽章はかなり良い集中できたし、全体に落ち着いたいい雰囲気でした。

次の同プログラムの本番は6月9日、後6日後。
一度本番踏んだのだから、もう、ぶっつけではないし、より高い精神性を目指します!

下はヒラースレーベンの町並みと、演奏会のあったクロスターです。

6月絵日記の続き


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