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2012/05/03(木)
ない時間からのインスピレーション
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明日はベルリンでのリサイタル。曲はこなれた物ばかりだけど、やはり演奏会前日は自分のペースを大切にしたいものです。今日は朝晩オケの仕事が忙しい日で、合間の数時間は貴重でした。
そういう時に限って、ジョラが、 「敦子、一度うちに帰って、僕の親友の結婚式の為に楽譜をスキャンしてメールで送ってくれ。」と頼みごとを。。。 「私、今日時間ないのよ。勝手に家にあがってやってて。」 「僕、練習しなきゃいけなくて、時間ないんだよ。頼む!」 私の方が明日コンサートなのに、、と思いつつ寄り切られて、しかも「18時までに送ってくれ。」とか、注文が増える。。。
仕返しに、我々の関係をはっきりしてくれないジョラだけど、そのジョラの親友に対してのメールには、 『親愛込めて。ジョラ&敦子 より』みたいに、恋人同士のような書き方をして、(貴重な時間をさくのなら、このぐらいさせてもらうぞ!)と小さな仕返ししました。
だけど、その後、ジョラは物凄いテンションで大喜びで、私の仕事が終わるのも待ち構えてて、その後にも珍しく、はしゃいだ感謝メールを送ってくれました。彼の親友に彼女と思わせるのは嬉しかったみたい。。。
何が喜ばれ、何が否定されるのか、予想のつかない人。
だけど、彼の思いがけない高テンションは、私の明日のリサイタルにもインスピレーションをくれそうです。
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