ドイツの空の音楽日記
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2012/04/09(月) コンサートツアー
数日のコンサートツアー終え、昨日の夜中に戻ってきました。

今回、自分の録音を聴くことで反省と新しい試みを繰り返し、その結果、一ヶ月前のベルリンのリサイタルの時より、演奏精神も高まり、それぞれの曲に対する姿勢もはっきりしてきました。

それはお客さんの反応にも直接結びついてる気がしました。
今回、珍しく、ある公演ではコンサート前にチケットが売り切れたどころか、注文が相次いで、一日15人ほども断る、という売れ行きだったそうで、また心構えもビシっとなりました。

そして、デュオとしてこんなに伸びれてるのは久しぶり!10年ぶりぐらいでは。。。今年中にCD録音する目標が出来、やはりそれは毎回の演奏により向上心を与えてくれてます。


帰途で電話して来てくれたジョラに、(彼はワルシャワに行くと言ってたので)、
「今どこに居るの?」と訊くと、
「そんな質問、”今日何食べたの?”と同じぐらい意味が無い。」
「は?だって、ドイツじゃなかったら、電話高くなるでしょ?」
「払うのは僕なんだから、君には関係ない。それでも君と話すかどうかは僕の問題だから、僕がどこにいるかはどうでもいい。」
「だって、あなたがどこにいるかでこっちの気持ちも違うよ!」
「そんな事で気持ちが変わるべきじゃない。」

分けのわからない会話になりました。。。
「録音聴いて、自分のシューベルトのテーマの吹き方にガックリした。またレッスンして欲しい。」と言うと、
「それはするけど、ヴァイオリン版のその曲を聴いてみろ。クレメルとか。」この人からまともな答えが帰って来るのは音楽に対してだけ、らしい。。。

2012/04/05(木) デュオリサイタル・ツアーへ!
8日の日曜日まで、ロストック周辺の街を回っています。

今回のコンサートツアーは、それぞれの曲にワクワク出来てます。
それは、昨日の合わせで随分何かがつかめたから。
嬉しい発見がいろいろあったから、で、こういうのが何より生き甲斐と幸せを感じます。

では、行って参ります!

2012/04/03(火) じっくりやりたかった事!
あさってからデュオのコンサートツアーするのに、ピアニストのMさんがマグデブルグに数日、合わせに来てくれていました。

大抵のコンサートは、限られた時間の中で合わせ、要領よくまとめ、ある程度は共演者との兼ね合い見て譲歩しあうけれど、

今回は、あえてどの曲もじっくり、根本からやりたいこと、感じてる事、曲に対する直感までも掘り下げ、普段できないだけの時間を使って合わせています。そして、録画して、反省会もやって。。。

録画してみると、思ったより全然表現できてない事、また、ピアニッシモのつもりがすべてやりすぎになって、表現がゴロゴロしてしまってること、アーティキュレーションが聴こえてなくて、切れが悪すぎて表に出来れて無いこと、など、気付く面が沢山あって役立ちました。

お金にならない、こういう追究に付き合ってくれる相手、そして、ごく似た感性で同じ方向性に進める相手はなかなか出遭えるものじゃありません。パリ時代にはピアニストのOさんとの出遭いがありましたが。。。

本当にやりたい事が出来てて、今、とても精神的に充実してて、感謝です!


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