ドイツの空の音楽日記

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最新の絵日記ダイジェスト

2016/10/24		パリでのリサイタルにて
2016/04/10		2016年は困難の年？
2015/09/28		ハルバーシュタットでのソロ演奏
2015/09/02		信じよう！！
2015/08/18		２０１５年日本公演を終えて

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	2012/10/31(水) 苦しまないで！

ちょっと抽象的ですみません。。。

信じてやってる事が、公に認められない時はつらいもの。
自分の存在がこの世に無視されてるような気持ちになることもある。
だけど、そういう時、尊敬する師が
『こんな結果に惑わされないで、君は君の音楽を貫け。』と言ってくれた激励を忘れない。

だから、今、苦しいであろう彼に、
『あなたは特別な使命を持った演奏家。私は審査員よりあなたを信じてるよ。上手く行っても行かなくても、”時”は来るから、どんんどん次に挑戦してね。』と送った。

オケは今晩、カルミナ・ブラーナ、ラベルのボレロその他でバレエです。その前に私は11月8日のリサイタルの個人の準備です。

	2012/10/30(火) モードショー

この前の週末は、初めて、モードショーのバックで生演奏し、演奏会とモードショーのコラボレーションを体験しました。

モデルさん方と、共同の練習はなかったのだけど、やってみたら、彼らは曲が始まるとステージに登場しだし、終わるまでに消えていく、見事にタイミング合ってました。

早朝から夜中12時までのなが～い仕事になって、待たされ時間も長くて、その合間にヴィオラのカイル氏と個人合わせもしたり、トリオの合わせもしたり、忙しい週末になりましたが、新鮮な体験でもありました。

どんな服も着こなせる体系の美女達、そして、皆ハリのような細い高いヒールでつま先だって歩いてる状態なのに、どうやってああ自然に歩けるのか不思議です。

	2012/10/26(金) 出発直前の仲直り

結局、大ゲンカして絶交した片割れからは、飛行機の出発直前にフランクフルトから電話があり、こっちも大人になって、
「ノビノビ演奏して！私の言ったネガティフな事は忘れてね。韓国を味わってきてね！」と気持ちよく送り出すことができて、ほっとしました。
「うん！僕、楽しんでくる！敦子も元気でいてね。僕帰ってくるまで、またね！」

凄く落ち着いた、エネルギーみなぎった声だったので、幸先良い気がしました。

オケは、今、プッチーニ『蝶々夫人』とフンパーディンク『ヘンゼルとグレーテル』の合わせです。ヘンゼルが来ると、ああ、クリスマスなんだな、と感じます。でもちょっと早いよな。。。店にも、まだ秋なのにクリスマスグッツが早々と並んでます。

	2012/10/25(木) 不器用なのか馬鹿なのか

今朝は朝の仕事前にベートーベンのトリオの合わせがあり、早起きにちょっと緊張してましたが、（トリオのうち二人が子供抱えてて、時間が超早朝しか取れなかった）昨夜、夜中に今日から韓国に出かける友人が電話してきて、「お前のやる事なすこと、全部気に食わない～！！！」と散々の悪口吹っかけられてびっくりしてました。

ほんの一時間ほど前に、『自分が本当にしたい、良い演奏してきてね！』『僕、結果にこだわらないでやりたい演奏するよ！』と良い感じで、彼も凄く幸せそうに、『じゃあ、明日行ってくるね～！』と別れたとこだったので、その変化に唖然。。。

最初、（この人は明日からストレスなんだから）と優しくなだめようとしたけど、すべて否定！あまりに言ってる事がひどくて、
「あんたがそう望むなら、絶交しかないね。」と最大級の喧嘩になって絶交して切ってしまいました。

どうせ当分会わない相手なのに、なんで、気持ちよく別れておかないんだろう？何が何でも大ゲンカにしたがってた勢い。。。そんなだと、実際、色んな人に絶交されてきてると思います。。。

寝不足になったけど、べートーベンの合わせは早朝のフレッシュさで有意義に進み、かえってシンプルなメロディに怒り緩和され、音楽に救われました。

	2012/10/21(日) 帰ってきた夏？！

この数日、ドイツは夏が戻ってきたかのような陽気と暖かさです。
先週のシンフォニーコンサートは、私は深刻でない曲を、乗って楽しませていただいてました。

個人では、イータイに『次のコンサートでは曲目変更で、バッハの無伴奏パルティータをやって欲しい』と頼まれ、これって私にとって一番難しいとも言える曲！慌てて取り組み始めました。

必死にやってると、コンクール前なのに急に上機嫌になったジョラが「何必死に練習してるの～？」とからかってきて、「それ、チェロでやってみようかな？」「この曲はチェロのほうがいいかもね。。」
「ふふふ！何の曲でも、チェロの方がフルートより良いに決まってるだろ！」と嫌味言って喜んでた。。。
その有頂天笑顔にかなりびっくりしました。
前日まで、私の顔見ると嫌悪の表情で無視する日が続き、『コンクールへの緊張とストレスなのかな。。』と思っていたからです。

今日はジョラの妹も来て、3人でイタリアンビュッフェに食事に行きました。ジョラの様子は、コンクール前一週間の人とは思えない、まるで優勝して喜んでるかのような幸福感と余裕！

これで行ったら、本当に優勝して帰ってくるかも？！

	2012/10/18(木) フランセ

2年経ってまた同じ人を痛く傷つけてしまったり、身近な人がある挑戦するあてられ役になってて苦しかったり、個人的にゴタゴタあって精神的に揺れてます。こういう時は成長やいい方向転換のチャンスと思うことにします。

シンフォニーコンサートは曲は軽めだけれど、管楽器活躍の場面があると楽しく、深刻な曲でない事で、今回、仕事なのにとても言い気晴らしにもなってます。

11月8日はとても久しぶりにイータイとのデュオコンサートで打ち合わせ始まりました。しばらく充電期間、と思ってたけど、そろそろ本腰入れて練習再開しなくちゃ！

	2012/10/15(月) 爽やかプログラム

シンフォニーコンサートの練習が始まり、今朝は分奏で管楽器のみでした。ジャン・フランセ『クラリネット協奏曲』メンデルスゾーン『フィンガルの洞窟』（原題はヘブリディーズ諸島）シューベルト『交響曲５番』全体に軽めの爽やかプログラム。今の私の心情と気力具合にはピッタリかも！指揮は普段から仲良くしていただいてるパヴェル・ポブラブスキー氏。

分奏のほうが、彼の場合、感じの良い合わせになってました。

今朝はその前にバイオリンのバーバラとベートーベン『セレナーデ』の合わせもし、彼女は曲をとても気に入ってくれて良い感じにスタートしました。

	2012/10/12(金) 急にすっかり秋

今週はドナトーニとワグナーで大聖堂コンサートとその練習です。

大聖堂はもう、相当冷え込んでて、練習には一番温かいセーターとオーバー着込んでます。

昨夜は21時まで練習のあとに同僚の誕生日パーティに『何か料理して持って来てくれ』と頼まれ、そして、その練習時間も早まり、人様に出せる料理などパッと思いつかなくてあたふたしてました。

感じの良いパーティでしたが、正直、同僚の集まるパーティって、仕事の続きみたいな気分になるので、あまり好きじゃなくて、断ることが多いです。。。ジョラもクリストフもそういうタイプ。
似た人がつるむものですね。

今日はこれからカルミナ・ブラーナ、ボレロでのバレエ本番です。

	2012/10/09(火) 充電期間

オケではモーツァルト『後宮からの誘拐』プルミエールはキンボー氏の爽快な指揮で大成功でした。次の日は『ボレロ』『カルミナブラーナ』。。このとこ飛ぶように日にちが過ぎます。

最初、（どうなる事か。。）と懸念したドビュッシーのフルート、ヴィオラとハープのソナタはかなり良い感じで合わせが進んでいます。

10月は準備とオケの仕事のみなので、充電期間、と思ってますが、この数日で急に寒くなり、数日温かい国でボーっとしたい気分。また、温泉が恋しくなる時期でもあります。

	2012/10/03(水) 見え透いてた？

本命彼の目がまだ怒ってたので、親友Mちゃんに、
「敦子はあなたの髪型も気に入って、ますますあなたにベタ惚れよ。」と怒り逸らしに伝えてもらいました。

そしたら、私とMちゃんが一緒に居るところに彼が来て、Mちゃんに
「さっき僕に言ってた事、もう一度言って。」と言い、Mちゃんは
「え？だって、ここに敦子が居るのに。。」
「良いから。」
そして、
「それ、敦子が君に、僕に言えってけしかけたんだろ。」
「あ、ああ、、そうです。。。」とMちゃんは困ってました。

そして、昨日彼に電話した時も
「敦子、Mに、僕にああいう話するようにけしかけたろ？」
「え？いや、まあ、ああ。。。あなたが私の横で言わせたのには参ったよ。。」
「ははははは！そうだろ？だから、僕、わざとやったんだ。」

前にMちゃんに似た事やってもらった時、彼がぐっと優しくなったので、また頼ろうとしたのですが、2回目は見え見えだったみたい。。だけど、目的は果たして、怒りは減ったみたいです。

10月絵日記の続き