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2011/09/07(水)
ごめんね。ここまで、です。
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チェロのクリストフから連絡があって、 「ジョラはあれだけ世界レベルの演奏で圧倒したのに、チェロのグループはどうしても嫉妬から追い出しを仕掛けてる。」 と相談されて、私はジョラのドイツの御両親に連絡して相談しました。
彼の育ての父親は相当なソロ・チェリストだから、何か対策があるだろうと思って。。。
ところが、そこで御両親から涙ながらに打ち明けられたのは、ジョラに付きまとってるブラックホールのような宿命の話。
御両親は、私の事を彼の救い、と見たのでしょうけれど、私はそれを聞いて、 『駄目だ。。。。。。私にはとても救えない。。。』と諦め、を感じました。
この人にこれ以上深く関わってたら、本当に自分の人生台無しにしてしまう、と言う危機感。離れていくのに気付いて、慌てて電話してきたり周りをうろうろされて、少し動揺はあるけれど、
『ごめん。私に出来るのはここまでです。』 後は祈ってあげることしか出来ません。
だけど、御両親の方とは今後も付き合い続けていく事になりました。私には大きな被害はなかったわけだし、音楽的な凄い刺激を受けられた。(それは今後も受けられるでしょう。)そして、このファウペル夫妻という素晴らしい音楽家に出逢えた事で、すべてプラスだった、と考えたいです。
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